freeeは歯科医院向けレセコンアプリのManagement CloudとのAPI連携に対応しています。このヘルプでは連携されるデータの内容と連携の手順について案内しています。
freee API
Management Cloudとの連携
freeeはレセコンアプリManagement CloudとのAPI連携に対応しています。日々の顧客管理及び売上を記録しているManagement Cloudのデータをfreeeに会計データに取り込むことができます。
連携の手順と内容
手順
- 「月次業務」メニュー一覧から「月次連携処理」をクリック
- 連携対象となる年月を選択し「実行」をクリック
連携される内容
連携のタイミング
レセプトで月次の集計値を確定したタイミングで連携を行います。なお、連携したのちに再度、連携の処理は行うことはできません。
連携対象
窓口の収入のみが連携される取引の対象となります。審査支払機関(国保連など)に請求する分などは対象外なので注意が必要です。
連携される取引の内容
連携される取引には以下の通り3種類あり、いずれの取引も決済口座は「現金」として登録されます。
①売上の取引
連携を行うとManagement Cloudのデータに応じて、以下のような保険種別が品目に入ります。
-社保窓口収入
-国保窓口収入
-後期高齢者窓口収入
-自費窓口収入
-物品窓口収入
-その他窓口収入
これらの連携された取引は、Management Cloudの日別入金明細の保険種別順をみると、適切に連携されているかを確認することができます。
②未収入金の取引
患者様ごとに発生時には支出取引、回収時には収入取引が作成されます。
具体的には発生時には以下の取引が作成されます。
(売上の計上)
現金 XXX / 売上 XXX
- ①の売上の収入取引として連携されます。
(未収入金の発生)
未収入金 XXX / 現金 XXX
- ②の未収入金の発生の支出取引として連携されます。
(未収入金の回収)
現金 XXX / 未収入金 XXX
- ②の未収入金の回収の収入取引として連携されます。
③預り金の取引
患者様毎に発生であれば収入、返金であれば支出取引として連携されます。
具体的には発生時には以下の取引が作成されます。
(預り金の受取)
現金 XXX / 預り金 XXX
(預り金の返金)
預り金 XXX / 現金 XXX