このページでは、「エポスカード」の口座同期の設定方法および注意点について説明します。 取り込んだ明細は「自動で経理」機能を使って帳簿付けを自動化することで、経理業務を効率化できます。
目次
本ページの対象のクレジットカード
本ページの対象クレジットカードは次のとおりです。
- エポスカード
※ エポスカード会員専用Webサービス「 エポスNet 」にてご利用明細が確認可能なカードのみ
同期設定方法
口座の登録・同期設定手順は次のとおりです。
- [口座]メニュー → [口座の一覧・登録]をクリックします。
- [クレジットカード]タブに切り替え、[クレジットカードを登録する]ボタンをクリックします。
- 検索ボックスに「エポスカード」などと入力し、絞り込み候補として表示された[エポスカード]をクリックします。
- 口座登録に続き、連携設定(同期して明細を取得)するかによって、次のいずれかのボタンをクリックします。
-
[口座を登録して連携設定に進む]ボタン:
口座を登録し、続けて同期して明細の取得を行うための設定を行う場合に選択します(手順5へ)。 -
[連携せず口座登録のみを行う]ボタン:
口座の登録のみを行う場合に選択します。連携設定は後から行うこともできます。
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[口座を登録して連携設定に進む]ボタン:
- 「エポスカードとの連携設定」画面が表示されます。
[エポスカードログインページ]のリンクをクリックし、直接ログインができることを確認します。確認後、そのログイン情報(「エポス Net ID」および「パスワード」)をfreee側の画面でも入力し、「入出金記録の取得期間」項目へ「いつからの明細を取得したいか」を日付で入力します。
- 連携設定の内容に問題がなければ、[エポスカードとの連携設定を行う]ボタンをクリックします。
自動的に同期が開始され、一度ホーム画面へ戻ります。
- ホーム画面 左側の「クレジットカード」欄に、登録した「エポスカード」口座が追加されています。
同期が完了すると、取り込まれた明細件数と最新の同期日時が表示されるようになります。
同期における注意事項
カードが複数ある場合について
家族カードなどを作成している場合、同期を行うと 親カード・家族カードの種別を問わずすべての明細が取得 されます。
明細取得可能期間
「エポスカード」は、最長23か月間の明細が取得可能です。
「口座設定」画面内の「明細を取得する期間を選びましょう」カードにて、「明細取得開始日」項目を設定することで、最長の取得可能期間のうち「いつから明細の取得をはじめるか」を指定することができます。
同期した明細における留意事項
未確定明細の取得
「エポスカード」口座では、カード会社で請求が確定していない明細の取得 および 明細に変更が生じた際の追跡が可能です。
一度freeeに同期した明細にクレジットカード会社側で変更が入った場合、ホーム画面に「口座詳細の明細一覧から変更を反映するか選択してください」のメッセージが表示されます。
明細の変更された箇所は個別に確認したり、すでに取り込まれている明細に反映させることができます。
変更明細の確認・反映方法については、「 検知された明細の変更内容を反映する(明細変更履歴機能) 」のヘルプページをご覧ください。
取得した明細の金額について
「エポスカード」口座で取得される明細の金額は、エポスカード会員サイト上の[トップページ > ご利用状況を知る > お支払い履歴の確認 > 過去12ヶ月のお支払い履歴照会 > 明細]に表示されるお支払金額を参照しております。
※お支払金額が表示されていない場合はご利用金額を参照します。
同ページのご利用金額とは金額が異なる場合があります。そのため、取り込んでいる明細の金額について確認したい場合は、お支払金額をご参照ください。
同期した内容を特によく確認する必要がある明細
エポスカードでは、freeeに同期をした際に、次のケースで一部の明細が取り込まれない(freeeに通常どおり同期できない)場合があります。
- freeeに一度同期した後、クレジットカード会社側で、利用明細の説明(摘要欄)に大きな変更があった場合
- 支払い方法を、後からリボ払いへの変更を行った場合
- 請求額の引き落とし前に、クレジットカード会社側へ事前入金を行った場合
- キャッシング払い時に遅延利息が発生した場合
- 支払日超過による延滞手数料加算が発生した場合
- 社債が関連する場合
該当する利用明細がある場合は、エポスカード側の会員サイトとfreeeに同期された明細を見比べて、取引登録する必要のある明細かどうかを判断してください。詳しくは以下をご覧ください。
利用明細の確認事項と対処方法
1. 利用明細の説明(摘要欄)に大きな変更があった場合の明細
クレジットカードの利用明細が、クレジットカード会社側で確定する際に、利用内容(摘要欄)に更新が発生するケースの明細があります。
例:
請求額が未確定の時点では半角カタカナの利用明細が、確定時に全角漢字に変更される。
- 未確定時:フリーカブシキガイシャ
- 確定時:フリー株式会社
【対処方法】
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- エポスカードWebサイトの確定した利用明細と見比べて、freeeに同期されていない明細があった場合は手動で明細の登録し、同じ利用明細が二重に登録されている場合には無視する処理を行ってください。
- 同期エラーが発生した場合には、エポスカードWebサイトの利用明細と見比べて、freeeに同期された明細の抜け漏れや重複、支払総額のズレがないかをご確認のうえ、お手数ですが、freeeサポートデスクにお問い合わせください。
- お問い合わせの際に、「〇月の請求について、支払方法の変更やキャッシング等は利用していない」など、上記②~⑥に記載した同期エラーの原因となりうる利用明細があるか否かをお伝えいただくとスムーズです。
2. リボ払いに変更した場合の明細
クレジットカードの支払方法をリボ払いへと変更した場合、利用明細の内容がクレジットカード会社側で変更されるため、freeeに同期によって取り込まれる明細は、同期したタイミングによって内容が異なります。
【対処方法】
3. 事前入金を行った場合の明細
クレジットカードの利用料金の支払日前(例:毎月の銀行引き落としの前)に、ご自身でクレジットカード会社からの請求金額を支払った場合(※)には、同期エラーが発生する場合があります。
※クレジットカード請求金額の全部または一部についての「事前入金」といいます。詳しくはエポスカードのWebサイトをご覧ください。
【対処方法】
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- エポスカードWebサイトの利用明細と見比べて、freeeに同期された明細の抜け漏れや重複、支払総額のズレがないかをご確認のうえ、お手数ですが、freeeサポートデスクにお問い合わせください。
- お問い合わせの際に、「〇月の請求について、上記の確認結果(例:事前入金の対象となった利用明細以外には同期されていない明細はなかったなど)」をお伝えいただくとスムーズです。
4. 遅延利息が発生した場合の明細
一部のキャッシング払いで発生する遅延利息について、エポスカード会員サイト上の[トップページ > ご利用状況を知る > お支払い履歴の確認 > 過去12ヶ月のお支払い履歴照会の日付]に表示されるお支払日の日付で明細を作成しています。
そのため、遅延利息が複数発生した際には同一日付で複数の明細が作成されますが、重複して取り込まれません。
【対処方法】
5. 延滞手数料加算が発生した場合の明細
クレジットカードの支払日の超過により延滞手数料が発生した場合、明細に手数料が加算された状態で同期がされます。そのため、購入時に利用した金額と異なる金額として、freeeによって取り込まれる場合があります。
【対処方法】
6. 社債に関する明細
社債に関連する明細は、freeeでは同期に対応していません。例えば、デジタル社債の利息の一部をポイント等でお支払いした場合、社債の明細が取り込まれない場合があります。
【対処方法】
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- 社債に関連する明細がある場合は、エポスカードWebサイトの利用明細と見比べてご確認ください。freeeに取り込まれない明細は手動で明細の登録を行ってください。