誤って登録してしまった取引は、あとから修正・削除することができます。
取引の修正や削除は、一つずつ行うことも、まとめて行うこともできます。
取引を修正・削除する際の注意点
取引の修正・削除を行う場合、以下の点にご注意ください。
- 修正・削除した取引を元に戻すことはできません。
- 「自動で経理」から登録された取引を削除すると、元の明細が「登録待ち」になります。
- 「請求書」から登録された取引を削除すると、元の請求書だけが残ります。
- 「ファイルボックス」から登録された取引を削除すると、元のファイルが「未登録」になります。(ファイルが複数の取引に添付されていた場合を除く)
- 「経費精算」から登録された取引を削除すると、元の経費精算が「下書き」になります。
取引を一つずつ修正・削除する
- [取引]→[取引の一覧・登録]を開き、修正・削除したい取引の行をクリックします。
- 取引の詳細が開きます。取引の詳細画面は、以下のような構成になっています。
- 変更内容に応じて、以下の操作を行います。
変更内容 操作手順 備考 取引の内容を変更 - 対象の項目について、修正内容を入力
- [保存]をクリック
注意事項
- 保存をクリックせずに取引を閉じると、変更内容は破棄されます。
取引の収支を変更 - [収入に変更][支出に変更]をクリック
- 確認メッセージ内の[変更する]をクリック
- メッセージが閉じない場合は[×]で閉じる
以下の取引は変更できません。
- 明細で決済・登録されている取引
- レジ・ネットショップ等との連携で作成された取引
- 請求書・経費精算・支払依頼が紐付いている取引
- 仕訳承認/アドバイザー確認によって編集権限を失っている取引
- +更新されている取引
- 部分決済されている取引
- 開始残高・振替伝票から作成された取引
- 年度締め等ですでに変更できない取引
注意事項
- 税区分に勘定科目のデフォルト以外のものが選択されている場合は、デフォルトに変更されます。
取引を口座振替へ変更 - [口座振替に変更]をクリック
- 確認メッセージが表示されるので、振替元または振替先の口座を選択
- [変更する]をクリック
以下の取引は変更できません。
- 明細で決済・登録されている取引
- レジ・ネットショップ等との連携で作成された取引
- 複数行の取引
- 未決済の取引
- 部分決済されている取引
- 請求書・経費精算・支払依頼が紐付いている取引
- 仕訳承認/アドバイザー確認によって編集権限を失っている取引
- 開始残高・振替伝票から作成された取引
- 年度締め等ですでに変更できない取引
注意事項
- 取引に設定した、品目・取引先・部門・メモタグの情報は失われます。
取引をコピー - [コピー]をクリック
- (任意)取引の内容を編集し、決済済み取引を登録したい場合は「決済」を「完了」にする
- [保存]をクリック
取引の内容を取引テンプレートとして登録 - [取引テンプレートとして登録]をクリック
- テンプレート名を入力
- (任意)テンプレートのグループ名の入力や、取引内容の編集を行う
- [保存]をクリック
取引テンプレートについては「取引のひな型を作成する(取引テンプレート)」をご覧ください。 取引を削除 - [削除]をクリック
- 確認メッセージの内容(右記と同様)を確認し、問題なければ[削除する]をクリック
注意事項
- 自動で経理から登録された取引は、元の明細が[登録待ち]になります。
- 請求書から登録された取引は、元の請求書が[下書き]になります。
- ファイルボックスから登録された取引は、元のファイルが[未登録]になります。
- 経費精算から登録された取引は、元の経費精算が[承認済]になります。
- 支払依頼から登録された取引は、元の支払依頼が[承認済]になります。
決済情報を変更・削除 「決済情報を一つずつ修正・削除する」を参照 コメントを投稿 「メンバー間で連絡をとりあう(コメント機能)」を参照
取引をまとめて修正・削除する
取引は、内容を一括で修正したり、一括で削除したりすることもできます。
- [取引]→[取引の一覧・登録]を開き、条件による絞り込みなどを活用しながら、修正・削除したい取引を一覧に表示します。
- 修正・削除したい取引にチェックマークを入れます。全選択したい場合は一番のチェックボックスにチェックを入れます。
※[収入][支出]それぞれの取引が混在した状態での一括修正・削除操作は行えません。
- 変更内容に応じて、以下の操作を行います。
【一括編集を行う】
- 編集したい取引を選択した状態で[一括編集]をクリックします。
-
一括編集する項目をプルダウンから選択し、下記表の操作をします。
プルダウン操作項目
操作説明
取引内容を編集する
取引の各項目を入力した内容に変更できます。
※ 収入・支出取引を混在させて選択した場合、「勘定科目」の一括編集はご利用できません。勘定科目の一括編集を行う際は、収入取引ごと/支出取引ごとに選択してから一括編集を実行してください。
入力後、[保存する]をクリックします。
収支区分を変更する
取引の区分を収入または支出に変更できます。
選択後、[変更する]をクリックします。
決済済みにする
取引を未決済から未決済みにすることができます。
詳しくは「決済口座を一括変更する」をご覧ください。
※選択する取引の発生日が、決済日の前でなければ変更することはできません。
選択後、[決済する]をクリックします。
未決済に戻す
取引を決済済みから未決済に戻すことができます。
詳しくは「決済情報を一括削除する」をご覧ください。
[未決済に戻す]をクリックします。
口座振替に変更する
選択した取引を口座振替に変更できます。
振替元口座は決済された口座、振替先口座は選択した振替先口座になります。
取引に設定した、品目・取引先・部門・メモタグの情報は失われます。
選択後、[変更する]をクリックします。
決済口座を変更する
取引の決済口座を変更できます。
選択後、[変更する]をクリックします。
決済ステータスだけを完了にする
同じ勘定科目の仕訳をつくり会計データには影響のない形で未決済みの取引を決済済みにできます。
詳しくは「未決済取引の決済ステータスだけ未決済→完了にしたい」をご確認ください。
入力後、[完了にする]をクリックします。
- 画面上部に黒いバーが表示され、変更が完了するとその旨が表示されます。
- 取引を選択した状態で[一括削除]をクリックします。
- 確認メッセージの内容を確認し、問題なければ[取引を削除する]ボタンをクリックします。
- 編集したい取引を選択した状態で[一括編集]をクリックします。
一括編集・削除の履歴を確認する手順は次のとおりです。
- 「取引の一覧・登録」画面右上の[その他の機能]ボタンから[取引・口座振替一括操作の履歴]をクリックします。
- 一括操作の履歴が表示されます。
各履歴行をクリックすると、当該一括操作の詳細が表示されます。
すべての取引を削除する
すべての取引を削除したい場合は、[設定]→[リセット]機能をご利用ください。
期間と対象を指定して一括削除することができますが、削除したデータは復元できませんのでご注意ください。
リセット機能についての詳細は「事業所を初期化(リセット)する」をご覧ください。