ファイルボックス機能は、領収書や請求書をfreeeに取り込むことで、煩雑だった各種作業を効率化します。
ここでは、スキャナで書類をスキャンしてfreeeに取り込む方法をご紹介します。
※ freeeの電子帳簿保存機能をご利用頂くことで、原本の保管も不要になります。(詳しくは「電子帳簿保存法の概要・手続について」をご覧ください。)
目次
ScanSnapを利用する場合
ScanSnapを使えば、大量の領収書・請求書をまとめて取り込みます。ふだん作業時間がとれない方や、全従業員分の領収書をまとめて取り込む場合に便利です。
ここでは、同機能搭載の機種iX100を例に操作手順をご紹介します。
ご利用にあたり必要なもの
モバイル版 freee会計でScanSnapによる取り込み機能を使う場合は、あらかじめ以下のものを用意します。
- iOS版 freee会計 または Android版 freee会計
- ScanSnap本体のうち「ScanSnap Connect Application」に対応したモデル
- ScanSnap Connect Application(iOS版 freee会計のみ)
※ScanSnap Connect Application非対応のScanSnapをご利用の方は、ScanSnapで読み取った書類データをWeb版freeeにアップロードします。手順は「レシートや請求書の書類データを取り込む」と同様です。
※ScanSnapではスキャン時のファイル形式がデフォルトで「PDF」形式になっています。freeeへのデータ取り込みにあたっては「JPEG」
iOS版 freee会計の場合
- ScanSnapの電源を入れ、WiFiに接続しておきます。また、この際、スマートフォンとScanSnapを同じWi-Fiに接続しておきます。
iX100は、本体後ろにWiFiのオン・オフボタンがあるので、オンにセットします。ふたを開けると、自動で電源がはいります。 - スマートフォンからiOS版freeeを立ち上げます。
下部のタブ[取引]→ [ファイルボックス] ➝右上の [+ボタン] を選択します。 - メニューから[ScanSnapから読み込む]をタップします。
- ScanSnapにスキャンする領収書・請求書を差し込み、読み取ります。
※ 大量のレシート類を連続して読み取る場合は、1枚ずつ位置やタイミングをずらすことで、よりスムーズに取り込むことができます。 - スキャンが完了すると確認画面が表示されきます。[終了]をタップします。
- iOS版 freee会計に戻るので、画面右上の[保存]をタップし、画像を取り込みます。保存すると、自動でファイルボックスの一覧画面に移動します。
- 取引を紐付けて登録したい写真を選択し、[取引を登録する]ボタンをタップして取引情報を登録します。
この際、写真をアップしてから数十秒待ってから写真を選択すると、OCRという機能(画像データから文字を解析する機能)により、自動で項目が入力されています。
※スマートフォンで取り込んだ書類を、Web版 freee会計で帳簿付けすることもできます。詳しい手順は「取り込んだレシート類を帳簿付けする」をご覧ください。
Android版 freee会計の場合
※ ScanSnapとの連携機能は2020年6月をもって終了いたしました。
今後は富士通株式会社が提供する「ScanSnap Cloud」をご利用いただくことで、freeeでスキャンした書類を継続してご使用いただけます。
ScanSnap Cloudを利用して取り込む
ScanSnapの開発元が提供するクラウドサービス「ScanSnap Cloud」を利用して、スキャンした書類データをfreeeに直接取り込むことができます。
詳しいご利用方法については、「ScanSnapの印刷用カタログ・マニュアル一覧」のページにある「クラウドサービスと連携」のマニュアルをご覧ください。
一般のスキャナを利用する場合
一般のスキャナを利用する場合は、以下の手順でfreeeに取り込みます。
- スキャナで書類をスキャンします。この時、複数枚をまとめてスキャンすることもできます。(詳しくは「複数のレシート類を取り込む際のポイント」をご覧ください。)
- 書類の画像データをfreeeに取り込みます。(詳しい手順は「レシートや請求書の書類データを取り込む」をご覧ください。)