freeeとCoineyを連携すると、日々の売上情報の管理から入金までの経理処理をスムーズに行うことができます。
freee API
目次
Coineyとは
Coiney(コイニー)はスマートフォンやタブレット端末でクレジット決済をカンタンに受け付けることができるCoiney社のサービスです。
Coineyで登録した売上データと決済手数料を、freeeに取り込むことができます。
Coineyについての詳細はこちらをご確認ください。
1. freeeとCoineyの連携を設定する
1-1.[口座]→[口座を登録]を開きます。
1-2. 検索窓に「coiney」等と入力して検索し、「決済サービスや電子マネー」欄の[Coiney]をクリックします。
1-3.[Coineyの認証ページへ]をクリックします。
1-4. Coineyの画面が開きますので、Coineyに登録しているメールアドレスとパスワードを入力し、ログインします。
1-5. メニューの[設定]を開きます。
1-6.メニューの[オプション]から[freeeの設定]を開きます。
1-7.[freee連携]にチェックを入れて、[保存]をクリックします。
1-8. freeeのアカウントに複数の事業所が登録されている場合は、事業所の選択画面が開きますので、口座を登録する事業所を選択します。
1-9. freeeに登録するCoineyの口座につけたい名前を「口座」欄に入力して、[登録]をクリックします。
1-10. 勘定科目と取り込む方法の設定を行い(下表参照)、[保存]をクリックします。
名称 | 設定内容 |
---|---|
勘定科目 (売上) |
クレジットカード売上を取り込んだ後の勘定科目です。 通常は「売上高」で問題ありません。 |
税区分 (売上) |
クレジットカード売上を取り込んだ後の税区分です。 通常は「課税売上8%」で問題ありません。 |
勘定科目 (決済手数料) |
クレジットカードの決済手数料を取り込んだ後の勘定科目です。 通常は「支払手数料」で問題ありません。 |
税区分 (決済手数料) |
クレジットカードの決済手数料を取り込んだ後の税区分です。 「非課仕入」で問題ありません。 |
日々の合計額だけ 取り込む |
1日分の売上の合計金額を、1つの取引データとして取り込みたい場合にはチェックを入れます。 1つ1つの売上の金額を、それぞれ取引データとして取り込みたい場合にはチェックは入れません。 |
2. 取り込んだ取引を確認する
Coineyとの連携の設定を終えると、Coineyでの取引内容が自動でfreeeに取り込まれます。取り込まれた取引は以下の手順で確認できます。
※銀行口座の同期のような明細形式ではなく、初めから取引として自動登録されます。
2-1. ホーム画面左側の口座一覧のCoiney欄の箱マークをクリックします。
2-2. Coineyから取り込んだ取引の一覧が表示されます。
取引をクリックすると詳細が表示され、取引の決済口座が「Coiney」になっていることが確認できます。
※ Coineyの決済代行手数料も自動で取り込みます。
※ freeeに取り込めるのは連携設定後の取引のみであり、過去のデータは取り込むことができません。
3. 売上の入金を登録する
3-1. 銀行口座にCoineyの売上の入金があったら、以下のように「口座振替」として登録することで売掛金を消し込みます。
【「自動で経理」をご利用の場合】
銀行口座の入金明細を[口座振替・カード引落し]タブより口座振替として登録します。
この際、Coiney口座から銀行口座への口座振替として登録します。
【手動で入金を登録する場合】
入金された銀行をfreeeに同期していない場合は、[取引]→[口座振替]を開き、Coiney口座から銀行口座への口座振替を登録します。
3-2. 上記の要領で口座振替を登録すると、Coiney口座の残高が、以下の左図から右図のように変わっていることが確認できます。この残高が、未入金の売上高を示しています。