freeeとレジサービスのGreen POSを連携すると、日々の売上を店舗別・金種別に自動記帳できます。金種毎に口座も作成するため、入金時の経理処理もスムーズに行うことができます。
freee API
1. Green POSとは
Green POSは株式会社エスキュービズムが提供し、株式会社北國銀行が紹介しているPOSレジサービスです。
1000店舗以上に対応する店舗管理機能、多彩な分析機能があります。タブレットを用いた構成とすることで機器のコストを従来型POSレジに比べ半額以下へ抑えられる他、店舗独自の仕様へのカスタマイズ対応も行っています。
Green POSの詳細については、こちらからお問い合わせください。
2. 連携手順
- Green POSの管理画面にログインし、「基本情報」メニューから「freee 設定」を選択します。
- 「freeeと連携する」を選択し、「登録」ボタンをクリックします。
- freee会計のログイン画面が表示されるので、ログインします(既にログイン済みの場合、このステップはスキップされます)。
- 連携の開始を許可するか確認されるので、「許可する」をクリックします。クリックすると、再度Green POSの画面に戻ります。
- Green POSの画面に戻ると、連携状況が「連携済み」へと変わっています。 以後、一日に一回、取引データがfreee会計へ送信されるようになります。
※ 許可を実施したアカウントの1つ目の事業所のデータを取得します。複数の事業所へのアクセスを持つ場合は、Green POSのお問い合わせ窓口へお問い合わせください
3. freeeに取り込まれた売上データの確認
[取引]→[取引の一覧]にアクセスします。Green POS経由で作成された取引にはメモタグ「POSレジ」が付与されるので、メモタグによって取引を絞り込みます。
メモタグ「POSレジ」で絞り込むと、次のようにGreen POS経由で作成された取引が受注毎に表示されます。
※銀行口座の同期のような明細形式ではなく、初めから取引として自動登録されます。
反映される内容は、次の通りです。
■ 取引に共通して反映される項目
項目 | 内容 |
---|---|
発生日 | 発生した日付が入ります |
品目 | Green POS側の商品カテゴリが反映されます |
メモタグ | 「POSレジ」という固定の値が入ります |
部門 | Green POS側の店舗名が入ります |
備考 | 受注IDが「[受注IDXXXX]」という形式で入ります |
■ 取引の内容に応じて反映される項目
項目 | 内容 |
---|---|
勘定科目 |
※ お釣りありの商品券の釣り分に関しては、一度過剰に取引に計上された分を |
税区分 |
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決済口座 | 現金・カード・商品券等の支払い方法毎に反映されます Green POSとの連携のセットアップの段階で決済登録用の口座が作成され、 以後連携される取引はそれらの決済口座による決済済み取引となります (現金以外の決済登録用の口座は、「売掛金」扱いの口座となります) ※ お釣りありの商品券の釣り分に関しては、一度過剰に取引に計上された分を 別途「口座振替」として反映します |
4. クレジットカードや電子マネー等の売上が入金された場合の処理
売掛金口座に計上していたクレジットカードや電子マネー等の売掛金が入金されたら、freee上で口座振替という処理を行い売掛金を消し込みます。
例:クレジット売上 100,000円について、手数料3,150円が差し引かれ 2017/9/30に96,850円 三菱UFJ銀行に入金された。当該の売掛金は「クレジット/本店/2」という口座で計上されている。 |
1. 入金された三菱UFJ銀行をfreeeに同期している場合
入金された銀行口座をfreeeに同期している場合は、自動で経理から処理します。
[取引]→[自動で経理]→[口座振替・カード引落しタブ]→振替元口座「クレジット/本店/2」として処理します。
[取引]→[取引を登録]より、決済手数料を別途取引として登録します。その際は、以下のように登録します。(※品目は任意)
2. 入金された三菱UFJ銀行をfreeeに同期していない場合
入金された銀行口座をfreeeに同期していない場合は、口座振替から処理します。
[取引]→[口座振替]→振替元口座「クレジット/本店/2」・振替先口座 三菱UFJ銀行・金額「96,850」で処理します。
[取引]→[取引を登録]より、決済手数料を別途取引として登録します。その際は、以下のように登録します。(※品目は任意)