freeeの「取引」で作成される仕訳について教えて下さい

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注意:
本ページは、仕訳による説明で理解を深めたいという方に向けたページです。


freeeの「取引」による仕訳は、次のいずれかで生成されます。

  • 勘定科目 と 口座の組み合わせ(決済済みの場合)
  • 勘定科目 と 当該勘定に設定された相手勘定(未決済の場合)

 

目次

  1. freeeの「取引」とは
  2. 「取引」により作成される仕訳について
  3. 複数行取引を登録したときの仕訳
  4. 「+更新」したときの仕訳

 

freeeの「取引」とは

freeeの「取引」は、勘定科目と決済状況の指定で入力する仕訳データです。「取引」データが作成されると裏で自動的に「仕訳」も作成され、仕訳を作る点では仕訳の入力と同じです。一方で、債権(売掛金など)・債務(買掛金など)の管理について追加的な情報を持っている点は仕訳の入力と異なります。

  入力方式 債権・債務の管理
取引 勘定科目と決済状況を指定
(決済済みの場合は決済口座)
行う
仕訳 勘定科目を貸借それぞれ指定 行わない

 

仕訳の貸借は、次の図のように定まります。

 

取引が持つ主要な項目と、それぞれの用途は下表の通りです。

項目 用途
収支区分 収入、
支出
仕訳の貸借の向きを決めます。
収入であれば口座が借方、支出であれば口座が貸方側となります。
決済状況 未決済、
完了
仕訳の相手勘定を口座とするか、
各勘定に設定された債権・債務勘定とするかを決めます。
また、未決済の場合は、債権・債務を管理します。
口座

みずほ、
ゆうちょ

(決済済みの場合のみ)
仕訳の相手勘定となります。
決済期日 2015-04-20 (未決済の場合のみ)
債権・債務へ期日の情報を付与します。

 

証憑を元に直接仕訳を起こすのではなく「取引」というクッションをはさむことで、「決済済み」・「未決済」という決済状況を管理できるようになっているのがポイントです。

これにより、freeeでは売掛・買掛レポートから債権・債務をカンタンに管理でき、買掛レポートからは総合振込用ファイルも出力することができるようになっています。(ヘルプページはこちら

また、取引の登録は、外部サービスと連携させるなど、様々な方法で行うことができます。

 

「取引」についてのまとめ

  • 簿記の知識が必要なく、自動で仕訳を作成できる
  • 債権・債務の管理を強化し、業務効率化に活用できる
  • 様々な方法で登録できる

 

「取引」により作成される仕訳について

freeeの取引登録画面では、保存される仕訳の内容を確認しながら取引を登録することができます。(仕訳プレビュー)

[設定]メニューの[ユーザー設定]にある[表示設定]タブで「仕訳プレビューを表示する」にチェックを入れると表示でされます。(詳しくはこちら

決済済み取引の場合

相手勘定科目は口座となります。収入であれば口座が借方、支出であれば口座は貸方となります。

【例】
電気代を2015-04-25にりそな(法人)口座から16,000円支払った。

 【仕訳】 支出であるため、口座は貸方にきます。(口座残高の減少)
(借)水道光熱費 16,000 (貸)りそな(法人) 16,000

 

【例】
XXX銀行から2015-04-25に1,000,000円借り入れ、みずほ銀行口座に入金された。

 【仕訳】 収入であるため、口座は借方です。(口座残高の増加)
(借)みずほ 1,000,000 (貸)短期借入金 1,000,000

 

未決済取引の場合

相手勘定科目は、各勘定に設定された勘定科目となります。各勘定に設定された勘定科目は、[設定]→[勘定科目の設定]の「相手勘定科目の一覧」から一覧で確認できます。

相手勘定科目の変更方法については、こちらをご覧ください。

 

【例】
2015-04-25に機器を顧客に納品し、130,000円の売上を計上した。支払期日は4月末である。

【仕訳】 売上高の収入の相手勘定科目は、通常は売掛金となっています。
(借)売掛金 130,000 (貸)売上高 130,000

 

【例】
2015-04-25に雑貨を仕入れ、170,000円の仕入を計上した。決済条件は月末締め翌月20日払いであり、支払期日は2015-05-20である。

【仕訳】 仕入高の支出の相手勘定科目は、通常は買掛金となっています。
(借)仕入高 170,000 (貸)買掛金 170,000 

 

 

複数行取引を登録したときの仕訳

複数行の取引を入力した際も、決済済みであれば口座、未決済であれば各勘定に設定された勘定科目が相手勘定となります。

【例】
2015-04-25に機器を顧客に納品し、130,000円の売上を計上した。支払期日は4月末である。その際、当月に顧客が立て替えていた消耗品分6,000円分を相殺して計上した。

 【仕訳】控除行の金額を差し引いたのち、売上高の支出の相手勘定科目の売掛金が計上されます。

(借)売掛金 124,000 (貸)売上高 130,000
(借)消耗品費 6,000

※ 未決済取引であっても、控除行は入力した勘定科目のとおりに反映されます。

 

「+更新」したときの仕訳

「+更新」という機能を用いると、「勘定科目」または「未決済状態により認識された債権・債務」について、振替仕訳を登録できます。詳細はこちらのヘルプページからご確認ください。