従業員向けの「モバイル版 freee人事労務」では、勤怠入力や給与明細の確認など、従業員の方が行う必要のある業務をモバイルから簡単に行うことができます。
ここでは、Android版 freee人事労務で自分の勤怠を入力したり、過去に入力した勤怠を確認する方法についてご紹介します。
目次
カレンダーから勤怠を入力・確認する
勤怠を登録・修正する
- [勤怠]メニューをタップします。
- 勤怠カレンダー画面より、入力したい日付をタップします。
すでに勤怠を登録済みの日付には色がついています。その月の給与明細が確定される前であれば、入力済みの日付をタップして勤怠を修正することができます。
- 画面上部の[勤怠]タブを選択して該当の日付の勤怠情報を入力し、画面下部の[保存]をタップします。
入力項目について詳しくは、次のとおりです。
勤怠入力項目
項目 | 説明 | |
---|---|---|
勤怠 |
次の勤怠種別から選択できます。
※1 全休となります。 ※ 裁量労働制を設定している場合、「半休」「時間休」に該当する勤怠種別は選択肢に表示されません。 ※年次有給の「半休」と「時間休」を同日に取得する場合は、Web版からのみ勤怠登録・修正の操作が可能です。Web版から登録した勤怠はモバイル版でも表示されます。 |
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出勤 |
勤怠で「出勤」および、「半休」「時間休」に該当する勤怠種別 を選択した場合、出勤時刻・退勤時刻を入力します。 ※1日に複数回の出退勤打刻を行うことができます(退勤打刻を「18:00」に行ったが、退勤後に呼び出され「18:05」に再出勤する場合 など)。 ※従業員の方が複数回打刻を行うには、管理者の方が「勤怠基本設定」画面で「複数回の出勤・退勤の打刻を有効にする」にチェックを入れる必要があります。 |
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退勤 | ||
遅刻 |
出勤時間・退勤時間項目下部の[遅刻・早退を入力]をタップすると、遅刻・早退項目が表示されます。
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休憩 | 開始 終了 |
勤務時間中に休憩をとった場合登録します。
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勤怠タグ(任意入力) |
※ スタンダード・アドバンスプランのみ利用可能です。 任意に設定したタグを日毎の勤怠登録に紐づけることで、回数をカウントすることができます。
勤怠タグについて詳しくは「勤怠タグを設定する」のヘルプページをご覧ください。 |
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勤怠メモ(任意入力) |
管理者宛のメモを記入することができます。 例えば、遅刻早退や欠勤の理由などを管理者に共有できます。 |
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打刻履歴 |
同日の打刻履歴が表示されます。 |
勤怠を未入力に戻す
- [勤怠]メニューをタップします。
- 勤怠カレンダー画面より、未入力に戻したい日付をタップします。
- 勤怠入力画面下部の[未入力に戻す]をタップすると、その日の勤怠入力が未入力状態に戻ります。
勤怠カレンダーを確認する
勤怠画面の見方
勤怠入力が完了すると、勤怠カレンダーの日付や労働時間に反映されます。
画面の見方については、下表のとおりです。
項目 | 説明 | |
---|---|---|
① | 勤怠アラート |
未入力、または必要な申請が行われていない日付がある場合、アラートが表示されます。該当の日付を確認し、必要に応じて修正ください。 ※勤務・賃金設定の勤怠申請で、アラートを表示しない設定になっている申請については表示されません。 |
② | 勤怠カレンダー | 入力した勤怠が日付毎に色分けして表示されます。カレンダーの各色の説明については、後述の「勤怠カレンダーの日付表示」の項目をご覧ください。 |
③ | 労働時間 | 法定内労働時間、時間外労働時間、休日労働時間、深夜労働時間の集計が表示されます。 |
④ | 月次勤怠締め申請 |
月単位の勤怠締めを申請します。 ※勤務・賃金設定で月次勤怠締め申請が無効の場合は表示されません。 |
- 画面下部の数値は、その月の労働時間の長さを示しており、必ずしもカレンダー上の色とは対応していません(法定内・時間外などの意味については「割増賃金・固定残業代の設定を行う - 割増賃金の種類と法定割増率を確認する」のヘルプページをご覧ください)。
- 画面をタップして下方向へ引っ張ると、最新の情報を読み込むことができます。
勤怠カレンダーの日付表示
勤怠入力が完了すると、勤怠カレンダー上のその日付に色が付きます。
カレンダーの各色の登録内容については、下表のとおりです。
カレンダーの日付の色 | 説明 | |
---|---|---|
① | みずいろ |
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② | オレンジ |
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③ | ライトグレー |
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④ | グレー |
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月ごとの勤怠・休暇のサマリを確認する
勤怠カレンダー右上の[詳細]をタップすると、「勤怠の詳細」画面で次の情報をタブ毎に確認することができます。
- 今月の勤怠:月ごとの勤怠サマリを確認することができます。
- 休暇:取得義務のある有休残日数と、付与されている有休・代休・特別休暇の一覧を確認することができます。
今日の勤怠を打刻する
アプリから打刻する
ご利用の事業所が「スタンダードプラン(または旧ベーシックプラン)」以上に加入していて、打刻を有効にしていれば、モバイルアプリからタイムカードのように打刻することができます。
今日の勤怠が未入力の場合、[ホーム]画面に[出勤・休憩・退勤]を打刻するボタンが表示されますので、タップするだけで勤怠の入力ができます。
アプリから打刻を修正する
- [ホーム]メニューをタップします。
- ホーム画面→打刻履歴の鉛筆マーク([打刻履歴の編集]ボタン)をタップします。
- 打刻時間をタップして、正しい時刻を入力します。
入力画面から時→分の順番で入力し、[OK]をタップします - 「修正理由」の欄を入力し(※ 空欄でも可)、[保存]をタップします。
-
修正を行っても、打刻の修正履歴(変更前時刻)は残ります。
修正履歴は、Web版人事労務freeeの[勤怠]メニュー→勤怠カレンダーの該当日→「タイムレコーダー」欄に表示されます。 -
事前設定が必要です。管理者の方がWeb版の人事労務freeeにログインして、[設定]メニュー→[勤怠基本設定]→[打刻時刻の修正を有効にする]にチェックを入れることで、従業員の方が打刻を修正可能になります。
詳しくは、「勤怠基本設定を行う」のヘルプページをご覧ください。 - ホーム画面[打刻履歴の編集]ボタンからは、当日・前出勤日の打刻修正のみ可能です。それ以外の勤怠は、勤怠カレンダーから修正します。詳しくは、本ページの「カレンダーから勤怠を入力・確認する」をご覧ください。
アプリから打刻を取り消す
右端のゴミ箱マーク([打刻履歴の取り消し]ボタン)から打刻を取り消すことができます。
取り消した打刻には[取消済み]と表示されます。
事前設定が必要です。管理者の方がWeb版の人事労務freeeにログインして、[設定]メニュー→[勤怠基本設定]→[打刻時刻の修正を有効にする]にチェックを入れることで、従業員の方が打刻を取り消し可能になります。
詳しくは、「勤怠基本設定を行う」のヘルプページをご覧ください。
自動打刻について
退勤打刻時に自動で打刻された場合は「時間による自動打刻」と表示されます。
事前設定が必要です。管理者の方がWeb版の人事労務freeeにログインして、[設定]メニュー→[勤怠基本設定]で[退勤を自動打刻する]または[休憩を自動打刻する]にチェックを入れることで、従業員の方が打刻を取り消し可能になります。
詳しくは、「勤怠基本設定を行う」のヘルプページをご覧ください。
打刻履歴について
- 当日、前回出勤分の2日分の打刻が表示されます 。
- 打刻が2つ以上存在していれば折りたたまれて表示されます。
- 修正できる履歴については、右端に鉛筆マーク([打刻履歴の編集]ボタン)が表示されます。タップして、勤怠入力画面から修正できます。
位置情報について
打刻に位置情報を付与する場合は、時計の下部に現在地が表示されます。
位置情報から勤怠を自動打刻する
ご利用の事業所が「スタンダードプラン(または旧ベーシックプラン)」以上に加入している場合、スマートフォンの位置情報を用いてオフィスの出入りを検知することで、自動的に勤怠を打刻することができます。
詳しくは、以下のヘルプページをご覧ください。
勤怠タグ・勤怠メモ・勤怠申請について
ホーム画面から、今日の勤怠タグ・勤怠メモ・勤怠申請について入力が可能です。
- 勤怠タグ・勤怠メモ
鉛筆ボタンをタップすると、入力が可能です。 - 勤怠申請
[+]ボタンをタップすると、入力が可能です。
ウィジェットから打刻する
ご利用の事業所が「スタンダードプラン(または旧ベーシックプラン)」以上に加入している場合、ホーム画面に配置したウィジェットからタイムカードのように打刻することができます。
Androidでは、ホーム画面の何もない部分を長押し→[ウィジェット]をタップ→[freee人事労務]のアイコンをタップしてウィジェットを追加します。
※ ご利用の端末によって、設定方法が異なる可能性があります。
ホーム画面に設置されたウィジェット(freee人事労務にログイン済みの場合)には、現在の時刻、ボタンが表示されます。
表示されたボタンをタップすることで、次の操作を行うことができます。
※ freee人事労務にログインしていない場合、ウィジェットからの打刻を行うことはできません。
-
まだ出勤していない場合:
[出勤]ボタンをタップすると出勤が記録できます。 -
すでに出勤している場合:
[休開]ボタンをタップすると休憩開始が記録できます。
[休終]ボタンをタップすると休憩終了が記録できます。
[退勤]ボタンをタップすると退勤が記録できます。
申請を行う
勤怠画面の各日付より、勤怠申請を作成・確認をすることができます。
※本機能の利用には、事前に管理者の方が設定をする必要があります。詳しくは「【Android】申請・承認を行う - 【管理者】事前準備を行う」のヘルプページをご覧ください。
「勤怠申請」タブを表示するには、「ワークフロー - 申請機能の設定を行う - 申請機能を有効にする」の手順で勤怠の申請機能を有効にする必要があります。
従業員の方の申請手順は次の通りです。
申請を作成する
- [勤怠]メニューをタップします。
- 勤怠カレンダー画面より、申請を行いたい日付をタップします。
- 画面上部の[勤怠申請]タブを選択して、[+作成]ボタンをタップします。
- 「申請を作成」画面で申請種別を選択します。
以降の申請の手順については、「【Android】申請・承認を行う - 申請を作成する」ヘルプページの「手順3.」以降をご覧ください。
申請を確認する
- [勤怠]メニューをタップします。
- 勤怠カレンダー画面より、申請を確認したい日付をタップします。
- [勤怠申請]タブより、該当日付の申請のステータスとコメント数を確認することができます。
申請をタップすると、詳細を確認することができます。
月次勤怠締め申請を行う
月次勤怠締め申請とは、従業員の方が毎月の締め日に月単位の勤怠を申請して、承認されると勤怠が確定しその月の勤怠のセルフ入力が禁止となります。
※本機能の利用には、事前に管理者の方が「勤務・賃金設定」を設定する必要があります。詳しくは「勤務・賃金設定を追加する - 月次勤怠締め申請」のヘルプページをご覧ください。
従業員の方の申請手順は次の通りです。
- [勤怠]メニューをタップします。
- 画面上部の年月ナビゲーションを月次勤怠締め申請を行いたい年月に設定します。
アラートが表示されている場合は、適宜勤怠の登録・修正や必要な申請を行います。
※勤務・賃金設定の勤怠申請で、アラートを表示しない設定になっている申請については表示されません。 - 画面下部の「月次勤怠締め申請」の[作成]ボタンをタップします。
- 申請画面より、申請経路を設定して[申請]ボタンをタップします。
アラートが表示されている場合は、適宜勤怠の登録・修正や必要な申請を行います。
※勤務・賃金設定の勤怠申請で、アラートを表示しない設定になっている申請については表示されません。
作成した月次勤怠締め申請は、承認者が確認して承認や差戻しの操作を行います。
承認状況や内容については、[申請]メニューから確認ができます。
申請の機能および各種操作については、次のヘルプページをご覧ください。