クレジットカードでリボ払いを利用した場合の、freeeとの同期の注意点についてご案内します。
リボ払いなど支払い方法を変更した場合には、freeeに同期済みの明細の重複や、手数料などの変更に関連する明細の取得漏れが起きることがあります。リボ払いをご利用している場合には、クレジットカード会社のWeb明細とfreeeの明細の内容をご確認ください。
リボ払い時に取り込まれる明細について
リボ払いを利用した場合でも、freeeには支払総額の明細が取り込まれます。
例えば、10万円のパソコンを購入した場合、リボ払いで1万円を払うように設定していても、10万円の明細が取り込まれます。(会計上、パソコンを購入した時点で10万円分の未払いを計上する必要があるため)
なお、リボ払い利用時の経理処理の方法については、「クレジットカードの利用内容を記帳する(リボ払い)」のヘルプページをご覧ください。
支払い方法を変更した場合の注意点
一括払いをリボ払いに変更した場合や、リボ払いを一括払いに変更した場合、クレジットカードによっては、変更前と変更後の明細が両方とも取り込まれてしまう場合があります。
その場合は、変更後の明細を「無視」して、取引登録の対象から外すなど、重複しないようにします。
明細の処理方法は金額や購入したものによって異なりますので、必要に応じて、税理士や税務署にご相談ください。
ここでは事例をご紹介します。
例:パソコンを10万円で6月に購入し8月にリボ払い(月々1万円)に変更した場合の明細処理方法
freeeに作成される購入代金の明細イメージ
- ①リボ払いへ変更前:2022/06/01 ツバメデンキ 100,000円
- ②リボ払いへ変更後:2022/08/01 ヘンサイヘンコウ 100,000円
リボ払いに変更すると、クレジットカードによっては、上の例のように明細が重複する(①と②が二重計上になっている)ことがあります。
この際は、資産を取得したタイミングであるパソコンを購入したときの明細(①)を取引登録します。
重複を避けるため、②の明細を「無視」処理をします。「無視」する方法については「不要な明細を無視する」をご覧ください。
なお、リボ払いの手数料は、②の購入代金の明細とは別に、以下のようにfreeeに同期されることが多いです。これらも費用として取引登録します。
freeeに作成されるリボ払い手数料の明細イメージ
- ③ 2022/08/01 リボ手数料 1,000円
- ④ 2022/09/01 リボ手数料 1,000円
- ⑤ 2022/10/01 リボ手数料 1,000円
もしリボ払いの手数料の明細がfreeeに同期されていない場合には、明細アップロードや明細手入力等により、freeeにデータを入力します。
※変更前の明細の無視について
- 変更後の明細には(ヘンサイヘンコウ)や(シハライカンワ)などの文字列が入っていることが多いです。
- [口座]メニューの[明細の一覧]に表示されている「取得日」が古い方の明細が変更前の明細です。
カードを新規発行した際の注意点
カードの紛失やカード名称の変更などでカードを新規発行した場合、古いカードと新規発行したカードの「リボ手数料の明細」が重複する恐れがあります。
※「リボ手数料の明細」は摘要に「リボ払い手数料」「リボキャッシング手数料」と記載されます。
その場合は、カード新規発行後にfreee会計と同期し重複した明細を、不要な明細として「無視」登録してください。
※「無視」登録について、詳しくは「不要な明細を無視する - 明細を無視する」をご覧ください。
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