会計freeeマニュアル【建設業の経理編】

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freeeの勘定科目テンプレートや「メモタグ」を活用して、建設業のバックオフィス効率化をスムーズにすすめていきましょう。

 

目次

 

建設業における 会計freee の活用例

勘定テンプレートで記帳の準備をしましょう

まずは、建設業向け勘定科目テンプレートを用いて「未成工事受入金」や「完成工事高」といった建設業特有の勘定科目をまとめて設定しましょう。

※ インポートの際は相手勘定科目を任意の科目に変更できませんので、インポート後に「勘定科目の設定」画面で設定を変更する必要があります。

また、手形取引がある場合は、こちらのヘルプページでfreeeでの処理について確認しておきましょう。 (手形記入帳のテンプレートも公開しています)

 

メモタグで工事台帳の集計をしましょう

ある工事に関する記帳を行う場合は、メモタグにその工事の情報を付与するようにします。そうすると、[試算表]の[損益計算書]にて当該のメモタグに絞り込むと、当該工事の損益を確認できるようになります。

検索性が上がるよう、工事番号と工事名称を組み合わせたメモタグ名称とするのがおすすめです。
※ 試算表では、表示されている数字をクリックすることでその内訳を確認できます。
※ 工事台帳として帳票を出力したい場合、こちらの工事台帳テンプレートも利用できます。
※ それぞれの工事へ費用を配賦したい場合、こちらの配賦仕訳Excelテンプレートも利用できます。

 

受け取った請求書の管理から支払い、入出金の記帳もカンタンに

業者さんから毎月受け取る請求書や細々としたコインパーキング等の領収書は、スマートフォンのカメラやスキャナを使ってfreeeに取り込むことができます。
請求書払いでの支払い業務では、freeeから総合振込ファイルを出力することで効率的に振込を行えます。



また、クレジットカードの利用履歴や、銀行の引き落とし履歴も自動で取り込み、自動で記帳・効率的に消込を行えます。

 

レポート機能でわかりやすいコスト管理・資金繰り

記帳内容から自動で資金繰りレポートが作成されますので、掛取引での資金繰りを一目で確認することができます。
※ 2016年11月現在、手形決済分については(未決済扱いとならないため)freeeの入出金予定に反映できません。

 

決算書と建設業許可決算書を作成しましょう

freeeは会社法の決算書(個人事業主の場合は青色/白色申告の決算書)の出力に対応しています。

建設業許可で必要とされる決算書については、提出先が公開している様式(東京都の場合はこちら)や一般財団法人 建設業情報管理センターが公開している「なんでも経審」を用いて作成できます。
※ 5年に一度の建設業許可の更新時に決算書をまとめて提出しても罰則はありませんが、更新手続きがスムーズとなるよう、毎年提出されることをおすすめします。

決算時には、期末時点で未成である工事の費用分について、工事の資料や試算表の損益計算書から金額を確認し、「振替伝票」で未成工事支出金へ振り替えます。また、同じ内容で貸借が逆の仕訳も、翌期首の日付で登録しておきます。
※ 日々の費用発生時に「未成工事支出金」としてfreeeに登録し、完成時に振替えている場合、この処理は必要ありません

 


参考:給与計算freeeで出面管理・給与計算も効率化

給与計算freeeでは、勤怠管理・給与計算を行うこともできます。
従業員に基本情報や勤怠を入力してもらえば、給与や社会保険の金額を自動計算して、給与明細を発行できます。

※ 2016年11月現在、給与計算freeeは人件費のプロジェクト別の計上に対応していません。また、人件費を一般管理費として連携する仕様となっています。プロジェクト別に売上原価として会計情報を反映させるためには、会計freee側で連携された取引の修正が必要です。(こちらの配賦仕訳Excelテンプレートもメモタグ別の配賦に活用いただけます)

 


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