この記事では、支払情報の登録方法について説明します。
支払機能の概要
受取請求書インボイスでは、支払方法(振込元口座)や口座情報(振込先口座)などを管理し、効率的に支払業務を行うことができます。
支払情報の登録
支払処理を進めるため、下記3点を登録します。
支払期日
【自動入力の場合】
「支払期日」欄は、AI-OCRで読み取られた日付が自動入力されます。
【手動入力の場合】
変更する場合には[支払期日]欄をクリックし、カレンダー上で日付を選択してください。
【取引先マスタに「締め日・支払サイト(月)・支払サイト(日)」が登録されている場合】
支払サイトから自動計算された支払期日が表示されます。
自動計算された支払期日をクリックし、適用させることも可能です。
「締め日・支払サイト(月)・支払サイト(日)」の設定は下記になります。
-
「取引先」メニュー →「対象取引先」→[支払情報]から設定が可能です。
- 請求書情報画面に自動計算された支払期日が表示されます。
- 表示されている日付と異なる場合は自動計算された日付が赤く表示されます。
赤い表示をクリックすると、自動計算された日付を反映させることができます。
支払方法
受取請求書インボイスでは、下記4種類の支払方法を登録することができます。
- 振込
- 自動引落
- クレジットカード
- その他
※支払方法が「振込」の場合、振込データ(FBデータ)の作成が可能です。「振込」以外の場合は、振込データ作成の対象外となります。
また、「振込」の場合でも、「普通」「当座」「貯蓄」以外の口座については、同様に振込データ作成の対象外となります。
初めて支払方法を選択する場合には、下記手順に従って支払方法の追加を行います。
- 「支払方法」→ [+支払方法を追加]をクリックします。
-
支払方法画面にて追加したい支払方法を選択し、必要情報を入力します。
- 支払方法名:支払方法に任意の名称を設定します。
- 振込元の口座:振込に使用する出金元口座を入力します。
-
委託者コード:全銀振込の契約時に、銀行から案内される10桁の番号を入力します。
※「会社コード」や「振込依頼人コード」という名称で発行される場合もあります。
- [追加]をクリックすると、支払方法の追加が完了です。
以降は「請求書情報」画面で、登録済みの支払方法から適したものを選択してください。
※一度追加した支払方法は削除が行えません。入力の際にはご注意ください。
振込先口座情報
- [振込先口座]→[ + XXX の口座を追加する]をクリックします。
※ XXX には、取引先名が入ります。
- 口座情報画面の「OCR結果」に表示されている、AI-OCRで読み取られた口座情報(振込先口座)を確認します。
- 口座情報画面下部の[コピー]ボタンをクリックすると、口座情報が自動入力されます。
- 必要に応じて、内容の修正や「総合振込用情報」の設定を行います。
- 「メイン口座」の設定を行います。
※ 取引先に対して1つ目の口座を登録する際は、必ず「メイン口座」となります。
※ freee会計と連携している場合、「メイン口座」を追加/編集するとfreeeに自動で同期されます。
※freee会計と連携している場合、freeeとの連携を実行すると「メイン口座」の情報がfreeeに登録済みの口座情報で上書きされます。(freee側に登録済み口座情報がない場合、freee受取請求書のメイン口座情報がfreeeへ連携されます。) - [追加]をクリックすると、振込先口座情報の登録が完了します。
※請求書の状態によって口座情報のOCRが正常に行えない場合は、手動入力も可能です。
※追加した振込先口座情報は削除が行えません。入力の際にはご注意ください。
支払情報の編集
登録済みの支払い情報は、下記手順にて編集できます。
- 「支払方法」→ 登録済み口座情報の[編集]をクリックします。
- 必要に応じて情報を編集し、[更新]をクリックすれば完了です。
※口座の追加や、「メイン口座」の変更も可能です。