対象プラン
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法人プラン | ミニマム | ベーシック | ✓プロフェッショナル | ✓エンタープライズ |
個人プラン | スターター | スタンダード | プレミアム |
「請求書ステータス同期」を実施すると、入金情報を含めた会計freeeの請求書情報がSalesforceへ連携されます。同期処理は、予め設定したバッチ処理か、Sales Cloudのホーム画面へ配置したボタンより実施します。
取得した会計freeeの請求書の情報は、Salesforceの「請求書一覧」タブやレポートで確認できます。また、トリガを用いた自動化等で活用できます。
目次
会計freeeとの請求書ステータス同期について
請求書ステータス同期は、会計freeeの請求書の情報をSalesforce側へ連携する処理です。同期をすることで会計freee側の入金消込の状況をSalesforce側から確認できるようになります。
※ 請求書情報は「freee請求」オブジェクトに反映し、請求書をつくる元となったオブジェクトのレコードは編集しません。
「freee管理」アプリの「freee請求書設定」タブにて"請求書のステータス同期"を有効にしている場合、毎日所定時間にカスタムオブジェクト「freee請求」へ会計freeeの請求書のデータが同期されるようになります。
※ freee管理アプリは、予め権限を付与されたユーザがアクセスできます
※ バッチ処理は、設定を行ったユーザの権限で以後実施されます。また、バッチ処理の結果は、設定を行ったユーザにメールで配信されます。
請求書のステータス同期ボタンをSales Cloudのホームに配置し、任意のタイミングで同期することも可能です。この場合、ボタンをクリックしたユーザの権限で同期が実施されます。バッチ処理の結果は、ボタンをクリックしたユーザにメールで配信されます。
※ ボタンの配置方法については、こちらのヘルプページのレイアウトの設定のスライドでご案内しています
請求書ステータス同期が実行されるタイミング
次のいずれかとなります。
- 予め「freee請求書設定」にて管理者が設定したバッチ実行開始時刻となったとき
- 請求書情報の同期ボタンをユーザがクリックしたとき
※ 一日の途中でバッチ実行開始時刻を変更した場合、既にバッチ処理が実行済みであっても設定した時間になれば再度処理が走ります。
請求書ステータス同期で取得される請求書の範囲
Salesforceの取引先と会計freeeの取引先の関連付け設定が実施されている取引先について、すべての請求書を取得します。
保存先は、freee for Salesforce のカスタムオブジェクトである「freee請求」オブジェクトとなります。
同期処理の完了後の通知メールでは、取得対象とならなかった請求書の件数を確認できます。
130件のfreee請求書の情報がSalesforceへ同期されました。 freee対象事業所名: |
同期で取得した情報の活用方法
請求書のステータス同期によって「freee請求」オブジェクトへ下記の情報が保存されます。「請求書一覧」タブやレポート、トリガ等で利用できます。
- 請求日
- 支払期日(決済期日)
- 請求書番号
- 取引先
- 請求金額
- 回収済み金額
- 未回収金額
- 回収状況(状態)
なお、レポートにてカスタムオブジェクト「freee請求」等の情報を参照するためには、freee for Salesforceのライセンスが適用されている必要があります。
また、レポートで利用する場合、「設定」> 「オブジェクトおよび項目」 > 「オブジェクトマネージャ」より、レポートでの使用を有効にすることが必要です。「freee請求」と「freee請求オブジェクトリンク」でレポートを許可すると、レポート作成時に下記のように表示されます。
※ 「freee請求オブジェクトリンク」は中間オブジェクトです。
※ 請求書情報は、設定した請求書ステータス同期処理を行うことで更新されます。
※ トリガの設定にはApex言語での実装またはプロセスビルダーからの設定が必要です。
「freee請求」オブジェクトの情報を用いて、例えば下記の用途で活用できます。
- 売上回収状況のチェックレポートの作成
- トリガを用いた滞留債権に関するアラートメールの配信
また、レポートタイプを作成することで、任意のレポートの作成に役立てることができます。
- Salesforce Classic の場合
- 設定 > ビルド > 作成 > 「レポートタイプ」
- Lightning Experience の場合
- 設定 > プラットフォームツール > 機能設定 > 分析 >
レポートおよびダッシュボード > 「レポートタイプ」
- 設定 > プラットフォームツール > 機能設定 > 分析 >