※2020年7月1日をもってこちらの機能は提供を終了いたしました。
[AI月次監査]の自動帳簿チェック機能を利用すると、修正した仕訳と類似するものを自動判定し色付きで表示します。
また修正した仕訳と類似している別の取引を次の修正の候補として表示させることもできます。
目次
類似仕訳の判定について
アドバイザーアカウントでは、修正を行った仕訳と類似したものを自動判定させることが可能です。
自動帳簿チェックから確認し修正したものに限らず、以下の類似判定の基準に基づき類似の修正対象として自動判定します。
- 勘定科目と税区分が変更前の仕訳と一致している
- 修正した仕訳と類似している仕訳の取引日が同事業年度内である
上記条件の仕訳を対象とし、下記いずれかの条件を満たしている仕訳を類似仕訳として判定します。
条件 | 内容 |
---|---|
インポート | 同一のファイルからインポートしたもの |
アプリケーション | 同じAPIアプリケーションから登録されたもの |
ユーザー | 同一のユーザーから登録されたもの |
判定されたものは試算表・月次推移メニューで色付きで表示されます。
類似仕訳を確認する
[試算表]を開くと、[自動帳簿チェック]によるチェックが自動的に開始されます。ハイライトされた金額欄を選択し[元帳を確認]をクリックすると、修正の候補となる金額がオレンジ色で表示されます。
動画では、[受取利息]の仕訳の修正を行ったあと、画面右下に[修正仕訳に類似している仕訳]として他の仕訳も修正の候補として表示しています。
[類似仕訳の表示例]
動画と同じ前提例で説明します。
- 配当による受取利息の入金の仕訳が2つ登録されている
- 2つとも税区分を誤って[課税売上8%]で登録されている
これらの条件下で、類似仕訳の判定をさせてみます。
1.[試算表]で受取利息の行の金額欄をクリックし、[元帳を確認]をクリック
2.税区分が[課税売上8%]となっている内訳行1つをクリックし、取引を表示させる
3.税区分を[非課売上]に修正し、保存をクリック
4. 3.で修正した仕訳と同じ条件であるもう一つの受取利息の仕訳が、修正候補として画面右下に表示される
このように、修正を行った仕訳と類似したものが自動判定され、色付き表示されます。確認の上、必要に応じて修正または確認済みとします。
(類似仕訳の判定基準はこちら)
修正が不要なものを確認済みにする
自動判定された金額の修正が不要な場合、金額をクリックし[確認する]をクリックすることで、修正の対象から外すことができます。
(詳細はこちら)