対象プラン
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法人プラン | ミニマム | ベーシック | ✓プロフェッショナル | ✓エンタープライズ |
個人プラン | スターター | スタンダード | プレミアム |
単一の得意先の複数の事業所と取引がある、あるいは複数の部門と取引があるというケースはよくあります。そのような場合のfreee for Salesforceの運用について、注意点を説明します。
目次
注意すべき会計freeeの仕様
複数の宛先の運用を検討するにあたり、考慮しておくべき会計freeeの仕様です。
- 会計freeeには、取引先に対して親子関係を設定するなど、単一取引先に対して複数の情報を保持することを扱う機能がない
上記の仕様から、運用方法としては次の2通りを考えることができます。
- 取引先マスタ上で分けて作成する
- 単一の取引先を情報を都度更新しながら使う
複数の宛先を運用する方法
取引先マスタ上で分けて用いる方法
Salesforce上の取引先と会計freeeの取引先が1対1で対応するように、会計freeeに宛先毎に取引先を作成します。
- (メリット)請求書に正しく情報を残せる
- (デメリット)レポートでの表示の粒度が各社でバラつきがでてしまう
都度マスタ情報を更新する方法
「freee請求オブジェクト設定」によって請求書取引先名・住所・電話番号等のフィールドを連携し、会計freeeへの請求書送信時に一時的に請求書の宛先情報を割り当てを変更することが可能です。
- (メリット)単一の法人が単一の取引先となることで、他のfreeeの機能の利用で齟齬が生じない
- (デメリット)取引先情報が異なる請求書が発行されるため、発行の都度各フィールドの値を入れる必要がある