freeeサイン for Salesforceを利用するにあたり、freeeサインとSalesforce間の認証設定を行います。
※本手順では、Salesforceの設定画面より各種設定を行います。設定画面の基本的な使用方法については、「freeeサイン for Salesforceのインストール方法」の手順⑥を参考に操作ください。
※本作業を行うSalesforceユーザーは、下記条件を満たす必要があります。
- Salesforceへパッケージインストールが可能なSalesforceアカウントであること
- システム管理者権限を持つSalesforceアカウントであること
- freeeサインにユーザー登録しているメールアドレスを、ユーザー名として登録しているSalesforceアカウントであること
次のプランでは、オプション機能を追加することで本機能を利用することができます。
- 法人向けプラン:Advanceプラン、Enterpriseプラン(旧Light Plusプラン、旧Proプラン、旧Pro Plusプラン)
- 個人事業主向けプラン:なし
①freeeサインの認証設定
- freeeサインの[設定]→[OAuthe2.0APIクライアント]をクリックします。
- 「OAuthe2.0クライアント」ページへ遷移後、[+追加]ボタンをクリックし、認証に必要なクライアント情報を登録します。
- 「OAuthe2.0クライアント追加」画面へ遷移したら、[クライアント名]と[リダイレクトURI]を入力します。
- クライアント名:任意の値
- リダイレクトURI:Salesforceより取得(手順④~⑤で説明)
- 手順④~⑤で「リダイレクトURI」を取得します。
Salesforceの「設定」画面で、画面左部「クイック検索」欄に「認証プロバイダー」と入力し、検索します。
[認証プロバイダー]より、[FS認証プロバイダ]をクリックします。 - 「FS認証プロバイダ」に関する認証プロバイダー画面へ遷移したら、「コールバックURL」の値をカーソルで範囲選択しコピーします。
コピーしたら、手順③の画面へ戻り、「リダイレクトURI」の値へセットします。 - freeeサインの「OAuthe2.0クライアント追加」に、必要事項を入力したら[登録する]をクリックします。
- OAuthe2.0クライアントが登録完了すると、画面上に「アプリケーションが作成されました。」とメッセージが表示されます。
登録完了後、「client_id」「client_secret」が発行されるため、これを使用してSalesforce側の認証設定を行います。
②Salesforceの認証設定
- Salesforceの「設定」画面で、画面左部[クイック検索]欄に「カスタム設定」と入力し、検索します。
[カスタム設定]より、「freeeサイン」設定の[Manage]をクリックします。 - 「freeeサイン」のカスタム設定画面へ遷移したら、[新規]ボタンをクリックします。
- 「freeeサインの編集」画面へ遷移したら、必要事項を入力します。
詳細は下表の通りです。
番号 項目 入力内容 ① アクセストークン(固定) https://ninja-sign.com/oauth/token ② 認証プロバイダ(固定) FSClientCredentialsAuthProvider ③ 認可URL(固定) https://ninja-sign.com/oauth/authorize ④ コールバックURL Salesforce→認証プロバイダ→コールバックURL
(本ページ「①freeeサインの認証設定」の手順⑤を参照)⑤ クライアントID freeeサイン→OAuthクライアント→client_id
(本ページ「①freeeサインの認証設定」の手順⑦を参照)⑥ クライアント
セキュリティコードfreeeサイン→OAuthクライアント→client_secret
(本ページ「①freeeサインの認証設定」の手順⑦を参照)⑦ チームID freeeサイン チームID
(「プラン・チームIDを確認する」のヘルプページを参照)⑧ SSO URL 「初期設定-4シングルサインオン設定を行う」で発行後に登録 ⑨ 指定ログイン情報ID(固定) freeeSign__FSLogin ⑩ ユーザ名 freeeサインの操作アカウントのメールアドレス - 必要事項を入力したら[保存]をクリックします。
- 「freeeサインの詳細」画面へ遷移し、設定が完了です。
③freeeサインとSalesforceの接続認可
- Salesforceの「設定」画面で、画面左部「クイック検索」欄に「指定ログイン」と入力し、検索します。
[指定ログイン情報]より、[FSログイン]をクリックします。 - 「FSログイン」に関する「指定ログイン情報」画面へ遷移したら、[編集]をクリックします。
- 編集画面へ遷移しますが、操作は何もせずに[保存]をクリックします。
- 手順③の操作後、freeeサインの認可画面へ遷移するので、Salesforceと連携する対象としてfreeeサインのチーム情報に誤りがない場合は、[許可する]をクリックします。
- 指定ログイン情報に、本ページ「②Salesforceの認証設定」の手順③で登録したユーザ名(メールアドレス)で「認証済み」と表示されたら、freeeサインとSalesforce間の認証設定は完了です。