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労働基準法第39条の改正により、年次有給休暇について年5日を限度として時間単位で与えることが可能となりました(平成22年4月1日より施行)。
年度末時点で1日分に満たない時間単位休暇をどのように扱うかは、労使協定・就業規則により、別途定めることが可能となっております。
例:
- 残った時間単位休暇については、そのまま翌年に繰り越す。
- 残った時間単位休暇については、日単位に切り上げて翌年に繰り越す。
この制度に対応して、本システムでは年度末時点の時間単位の有休残数を0.5日または1日単位で切り上げることができます。
※ ご利用には、サポートセンターでの内部設定が必要です。
「 freee勤怠管理Plusお問い合わせフォーム 」から「年度末時点有効残時間の取り扱い機能」ご希望の旨をご連絡くださいませ。
詳細
サポートセンターで機能追加後、次の項目をご確認ください。
- 設定「スケジュール」> 休暇区分設定 > 対象休暇の[編集]> 時間単位の休暇:年度末有効残時間の取り扱い
選択肢として、以下3つの設定をお選びいただけます。
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そのまま繰り越し:
繰り上げを行わず、残時間をそのまま繰り越します。
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0.5日単位で繰り上げして繰り越し:
残時間数によって0.5日単位で繰り上げられて翌年度に繰り越されます。たとえば、1日の契約労働時間が8時間の場合、以下の計算となります。- 1~4時間:0.5日に繰り上げ
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5~8時間:1.0日に繰り上げ
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1日単位で繰り上げして繰り越し:
残時間が1日に繰り上げられて翌年度に繰り越されます。例えば、1日の契約労働時間が8時間の場合、以下の計算となります。- 1~8時間:1.0日に繰り上げ
注意点
次の設定の休暇は、対象外となりますのでご注意ください。
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以下のように設定されている休暇
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設定「スケジュール」> 休暇区分設定 > 対象休暇の[編集]> 振休付与:「振出スケジュール付与で振休付与」
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設定「スケジュール」> 休暇区分設定 > 対象休暇の[編集]> 振休付与:「振出スケジュール付与で振休付与」
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以下のように設定されている代休
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設定「スケジュール」> 休暇区分設定 > 代休の[編集] または 設定「従業員」> 雇用区分設定 > 対象区分の[編集]> 休暇関連[詳細]> 休日出勤時の休暇数増減:「休日出勤で増加させる」
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設定「スケジュール」> 休暇区分設定 > 代休の[編集] または 設定「従業員」> 雇用区分設定 > 対象区分の[編集]> 休暇関連[詳細]> 休日出勤時の休暇数増減:「休日出勤で増加させる」
- サポートセンターにご利用希望を出した「代替休暇機能」で指定されている休暇種別