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管理画面ホーム > 設定 > 従業員 > 「雇用区分設定」 > 該当雇用区分の[編集] > 「週の法定労働時間」で設定できます。
「変形労働設定機能」との併用はできかねます。もし「週の法定労働時間」を設定した後に「変形労働」をした場合、「週の法定労働時間」の設定が外れてしまいますのでご注意ください。
目次
- 機能詳細
- 計算内容
- 計上方法
- 週ごとの計算内容確認
機能詳細
チェックボックスにチェックを入れると、時間の入力が可能になります。
設定したい時間を入力してください。
計算内容
【計算対象となる勤務日】
- 勤務日種別:平日、法定外休日
※ 「休日残業計算機能」が「使用しない」になっている場合、計算対象は平日のみです。法定外休日も計算対象に含めたい場合はサポートセンターにて設定変更が必要です。「 freee勤怠管理Plusお問い合わせフォーム 」より、設定変更をご希望の旨ご連絡をください。 - 勤怠項目:所定、所定外、深夜所定、深夜所定外
- 計算方法:月末・月初の場合、月を跨いだ1週間で計算されます。
計上方法
「週の法定労働時間」の残業時間の計上方法には、「時系列順で計上」と「直近の所定外から計上」の2通りがあります。
「時系列順で計上」か「直近の所定外から計上」は、サポートセンターでの設定変更となります。
2022年6月リリース以降に、「週の法定労働時間」を設定した雇用区分が1つ以上ある場合は「直近の所定外から計上」がデフォルト値として適用されます。
リリースより前に週の法定労働時間を設定している雇用区分は、「時系列順で計上」がデフォルト値として適用されています。
設定変更をご希望の場合、「 freee勤怠管理Plusお問い合わせフォーム 」よりサポートセンターへ「週の時間外集計の計上方法」の変更をご依頼ください。
【時系列順で計上】
労働時間を積み上げて計算し、週の法定労働時間を超過した以降は残業時間として計上されます。
【直近の所定外から計上】
所定外が優先的に残業時間に計上される以下の順で積み上げて計算し、週の法定労働時間を超過した以降が残業時間として計上されます。
【計算結果の違い(週の法定労働時間:40時間の設定の場合)】
- 時系列順で計上
- 所定:37H
- 所定外:3H
- 休日所定:3H
- 休日所定外:1H
↓ ↓ ↓ - 所定:37H
- 所定外:3H
- 休日残業:4H
- 直近の所定外から計上
- 所定:37H
- 所定外:3H
- 休日所定:3H
- 休日所定外:1H
↓ ↓ ↓ - 所定:37H
- 残業:3H
- 休日所定:3H
- 休日残業:1H
週ごとの計算内容確認
通常、タイムカードは日ごとの集計と月の集計しか表示されていません。
どの週で、どれくらいの残業時間が発生したのかを確認するには、タイムカード画面で「週の集計」にチェックを入れる必要があります。
【「週の集計」にチェックをしないで表示した場合】
【「週の集計」にチェックを入れて表示した場合】
なお、「週の集計」を常にチェック入れた状態にすることもできます。
以下の手順で設定してください。
- 管理画面ホーム >設定 >その他 >オプション >「表示設定」>「デフォルト値設定」をクリックします。
- 「デフォルト値設定」画面が表示されるので、「週の集計:チェックする」を選択し、[登録]します。