※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
「自動休憩」とは、「雇用区分休憩」と「スケジュール休憩」を指します。特定の日の自動休憩を例外的に無効にする方法を2通り解説します。
予定されていた休憩を取得できなかった日や、大幅な遅刻または早退によって勤務時間がすべて休憩時間に計上されてしまった日などの勤怠を修正できます。
前提:「雇用区分休憩」「スケジュール休憩」とは?
「自動休憩」つまり、「雇用区分休憩」と「スケジュール休憩」の定義はそれぞれ以下の通りです。
休憩取得のための事前設定の詳細は、「休憩取得のための事前設定」のヘルプページをご覧ください。
雇用区分休憩
雇用区分設定にて、「481分間の労働につき60分間の休憩を自動取得する」などと設定した場合の休憩時間を指します。日の労働時間が、設定した基準時間を上回るときに休憩を自動取得します。
スケジュール休憩
パターン設定、または該当日の勤務データ編集画面などで「休憩予定(休憩開始 / 休憩終了)」や「休憩予定時間(分)」を設定した場合の休憩時間を指します。決まった時間帯に休憩を自動取得したい場合や、スケジュールパターンごとに異なる休憩を自動取得したい場合に利用します。
【方法1】該当日を手動で「自動休憩無効」とする方法
※ 全権管理者、または「スケジュール管理」権限が「◯ 閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操作です。
該当日の勤務データ編集画面で「自動休憩無効」項目を設定します。管理者アカウントでの操作方法は以下の通りです。
- 管理画面ホーム > よく使うメニュー > 日別データを開きます。対象日・所属・雇用区分を選択して[表示]をクリックします。対象者の[編集]をクリックします。
- スケジュール編集カテゴリ内の「自動休憩無効」項目にて、無効にしたい休憩を選択します。
項目名 説明 雇用区分休憩 雇用区分休憩を無効にします。 スケジュール休憩 スケジュール休憩を無効にします。 全ての自動休憩 雇用区分休憩、スケジュール休憩の両方を無効にします。 - [保存]をクリックします。
- 従業員からのスケジュール申請時に「自動休憩無効」項目を申請することも可能です。
- 「自動休憩無効」項目は、該当日に打刻された後に編集可能になります。
【方法2】打刻休憩がある日は常に自動休憩を無効にする設定方法
タイムレコーダーでの打刻や打刻編集、打刻申請によって「休憩開始打刻」「休憩終了打刻」が記録された日は、その日の雇用区分休憩やスケジュール休憩が自動的に無効になるように設定できます。
設定方法
※ 全権管理者、または「雇用区分設定」権限が「◯ 閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操作です。
- 設定 > 従業員 > 雇用区分設定 を開き、該当区分の [編集]をクリックします。
- 休憩カテゴリの[詳細]を展開し、「休憩時間の優先順位」にて「打刻休憩優先」を選択し、登録します。
これによって、打刻休憩が記録された日は、その他の休憩設定は無効になります。
この変更は、すでに勤怠計算された日の集計には適用されません。 過去の集計データにも変更を反映するには、勤怠データ再計算を行ってください。
勤怠データ再計算の詳細は「「勤怠データ再計算」の操作方法」のヘルプページをご覧ください。