※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
勤怠計算に影響する基本設定(雇用区分設定や、パターン設定など)を変更したとき、そのままではすでに勤怠計算された日の集計には適用されません。
過去の集計データにも変更を適用するには、勤怠データ再計算 を行ってください。
勤怠データ再計算を行う
※ 勤怠データ再計算を行うことができるのは、「全権管理者」または「勤怠データ再計算」に対する権限を持った管理者となります。
※ 締め処理の解除を行うことができるのは、「全権管理者」または 「締め」に対する「締め・解除」権限を持った管理者となります。
1. 勤怠データ再計算は締め処理が完了した勤務日には行われません。
全メニュー > 締め状況 より、再計算を行いたい期間が締められていないかどうかをご確認ください。締め処理が行われている場合は、締めを解除してください。
2. 設定 > その他 > 勤怠データ再計算 を開きます。
3. 再計算を行う期間を選択します。最大1ヶ月間を選択可能です。
また、再計算を行う対象の「所属」「雇用区分」を選択します。
4. [再計算する]ボタンをクリックします。
確認画面が表示されますので、[実行]ボタンをクリックします。
5. 再計算が完了すると、月別データ画面に切り替わります。
勤怠データ再計算が必要なとき
雇用区分設定を変更したとき
雇用区分設定にて、勤怠計算に関わる設定を変更したときは再計算が必要です。
パターン設定でスケジュールの内容を変更したとき
既存のパターンの予定時刻や休憩設定などを変更し、そのパターンが登録された日に変更内容を適用したいときは再計算が必要です。
従業員の雇用区分を変更したとき
例えば、「アルバイト」から「正社員」への登用があったとします。
この場合、対象者の雇用区分を変更しますが、この処理が遅れてしまうと変更完了までは「アルバイト」の設定で集計されています。
このような場合は、本日までの期間を指定して勤怠データ再計算を行うことで対応します。
勤怠データ再計算が影響しないとき
次の場合は、勤怠データ再計算は無効です。
自動スケジュール設定を変更した
自動スケジュール設定は、スケジュールが登録されていない日に対してスケジュールを適用する機能です。このため、すでにスケジュールが登録された日には適用されません。
再計算を行ってもスケジュールは置き換わりませんので、登録済みのスケジュールを置き換えたい場合は、全メニュー > スケジュール管理 より行ってください。
日をまたいだ打刻が翌日に付いてしまったので、所属の設定で日付変更時間を変更した打刻時刻そのものは集計値ではないため、再計算で打刻日が変わることはありません。
注意点
末締め以外の雇用区分を対象に1年前の期間を勤怠データ再計算する場合、月初~月末の期間を指定すると、一部の勤怠データ再計算が正しくかからない場合があります。
例:
- 対象雇用区分「15日締め」
- 対象期間「2018/4/1~2018/4/30」
- 15日締めなので、本来の4月度の期間は「3/16~4/15」
この場合、「4/1~4/15」の期間が正しく勤怠データ再計算がかからない。
例示の場合は、1年以上前の勤怠が編集できないように制限がかかっているため、再計算がかかりません。
このような場合は、サポートセンターにて解除する操作が必要になります。「 freee勤怠管理Plusお問い合わせフォーム 」から「制限解除依頼」の旨をご連絡ください。