※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
人件費概算出力機能を利用すれば、労働時間に基づいて給与の概算を計算できます。
ただし、手当や社会保険などの計算機能はありませんので、正式な給与計算は給与ソフトをご利用ください。
前提
設定 > その他>オプション >勤怠管理設定カテゴリ > 人件費概算出力機能にて、使用するが選択されていることが前提です。
単価を登録する(手動)
設定メニュー
単価は、従業員 または 雇用区分ごとに設定できます。
※ どちらも設定されているときは、従業員に設定した単価が適用されます。
- 従業員:
設定 > 従業員 > 従業員設定 > 対象者従業員の[その他(≡)] > 単価 - 雇用区分:
設定 > 従業員 > 雇用区分設定 > 対象区分の[単価]
入力方法
単価を入力して登録します。
番号 | 項目名 | 説明 |
---|---|---|
① | 月給単価 |
当月に1日でも勤怠があれば全額を表示します。 日割りは行いません。 |
② | 日給単価 | 勤務日数 × 単価 で算出した金額を表示します。 |
③ | 時給単価 | 労働時間 × 単価 で算出した金額を表示します。 |
※ 「月給単価」「日給単価」「時給単価」の複数項目を登録をした場合は合算されます。
【負数(マイナス値)の入力について】
単価には負数(マイナス値)も入力できます。遅刻や早退が発生した際に、その時間分を減額させたい場合、マイナス値の単価を入れることで人件費概算から減算できます。
【休憩単価について】
休憩時間が実際には待機時間などに当たり、賃金が発生するような場合は、休憩に単価を設定することで対応できます。
【補足】
労働時間を10進数で表示している場合は、労働時間の小数点第3位の取り扱いを設定できます。
設定 > その他 > オプション > 表示設定カテゴリ > 10進表示の際の小数第3位の取扱い → 切捨て、切上げ、四捨五入 から選択可能です。
単価を登録する(一括インポート)
従業員ごとの単価は一括インポートできます。
【手順1】入力用テンプレートをダウンロードする
- よく使うメニュー > エクスポート/インポート > データ入力(インポート)カテゴリ > [単価データ[CSV]]をクリックします。
- 単価データ入力選択画面が開きますので、基本単価[月給単価、日別単価、時給単価]を選択し、[インポート]をクリックします。
- 単価データ入力画面で[入力用テンプレートのダウンロード]をクリックすると、CSVファイルがダウンロードされます。
【手順2】データを作成する
出力したファイルをExcelなどで開いて入力します。入力が完了したらCSV形式で保存します。
【入力方法】
ファイルをExcelで開いた場合は、全セルを選択し、セルの書式設定より「文字列」を選択してから入力します。
テンプレートには入力例が含まれています。「123456 川崎 太郎」の行は削除してください。
【手順3】インポートする
- 管理画面に戻り、「2. CSVファイルの選択」にて、保存したCSVファイルを選択します。ファイル選択後、[アップロード]をクリックします。
- 単価データ入力確認画面が開きますので、確認し[登録]をクリックします。
入力完了のメッセージが表示されたらインポート完了です。
集計結果
計算された人件費概算は、日別データ、月別データ、データ出力などで確認できます。
※ 月給単価だけを入力した場合、日別データには表示されません。
【日別データ画面】
【月別データ画面】
【データ出力】
出力レイアウトに「人件費概算」や「人件費+交通費」を加えて出力してください。
補足:単価を変更した場合
単価を変更すると、人件費概算も自動的に更新されます。変更前の単価での集計は保持できません。
変更する前のデータをあらかじめ出力しておくなどのご対応をお願いいたします。