※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
月単位の集計値に対して、該当の丸めの設定が可能です。
時間外労働に関してなど、1ヶ月の総時間数に1時間未満の端数が生じた場合、30分未満は切り捨て、30分以上は1時間に切り上げる取り扱いをする場合に有効です。
※ 本記事でご紹介するのは、設定の一例です。所定時間や休憩時間に本設定(特60)を適用することは労働基準法で認められていません。設定を行なう場合は、貴社の社労士にご確認ください。
詳細
設定 > 従業員 > 雇用区分設定 > 対象種別の[編集] > 拡張機能をクリックします。
月別データの丸め単位 にて、対象項目に対して「特60」を選択してください。
この設定を行うことで、1分~29分は切り捨て、30分~59分は切り上げとなります。
※ 特60では、一律30分未満は切り捨て、30分以上は1時間に切り上げる取り扱いとなるため、丸め設定横のチェックボックスでは判断しません。
画面最下部[登録]ボタンをクリック後、勤怠データ再計算を行うことで過去の集計値に反映されます(設定 > その他 > 勤怠データ再計算)。
集計例:
- 勤怠 太郎さん:「残業時間 26時間13分」
→ 残業時間 26時間00分 - 勤怠 花子 さん:「残業時間 31時間47分」
→ 残業時間 32時間00分
注意点
「特60」の丸めを設定している集計項目をカスタムデータ項目の計算に使用すると、丸め適用後の値で計算が行なわれてしまいます。作成したカスタムデータ項目にて「特60」を設定ください。