freee福利厚生では、借上げ社宅の契約モデルとして、「代行モデル」と「転貸モデル」の2種類があります。
ここでは、これらの内容や違いについて説明します。
概要
借上げ社宅の契約にあたり、実際の手続きは、freee biz株式会社 及び 転貸企業の株式会社リベロビジネスサポートが行います。
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代行モデル:
freee biz株式会社がお客様企業の代わりに手続きを行います。
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転貸モデル:
株式会社リベロビジネスサポートが物件を借り、お客様企業に転貸します。
代行モデルの詳細
代行モデルでは、お客様企業が管理会社と賃貸契約を結びますが、契約手続き全般はfreee biz株式会社が代行するモデルのことです。
そのため、行法としてfreee biz株式会社に委任状を提出する必要があります。
目安として、上場企業、資本金1億円以上、従業員数50名以上の企業は代行モデルでの契約をおすすめしております。
※ 業界の一般的な目安として、この条件を満たしていない場合には審査が通らない可能性があります。
【契約イメージ図】
転貸モデルの詳細
転貸モデルでは、お客様企業に代わり、freeeの業務提携パートナーである「株式会社リベロビジネスサポート」が物件を借り、お客様企業に対して転貸します。
そのため、株式会社リベロビジネスサポートと企業の間で、転貸による賃貸借契約についての包括契約を結んでいただきます。
目安として、非上場企業で、資本金1億円以上、従業員数50名以上のいずれかを満たさない企業は転貸モデルでの契約をおすすめしております。
※ 株式会社リベロビジネスサポートの与信能力を活用して、お客様企業での社宅利用を可能とする方法です。
【契約イメージ図】
「代行モデル」と「転貸モデル」の主な違い
企業規模により契約モデルを選択いただきますが、それぞれのモデルによる違いは、主に下表のような点が挙げられます。
内容 |
代行モデル |
転貸モデル |
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物件の借主 |
企業 ※ freee biz株式会社は代行なので、契約主は企業になります。 |
株式会社リベロビジネスサポート ※ 貸主から株式会社リベロビジネスサポートが借り、企業に転貸します。 |
物件条件 |
freee福利厚生で定める物件条件をもとに、各企業で定める物件条件となります。 |
代行モデルの条件に加えて、転貸可能な物件であることが必要となります。 ※ オーナー様の意向によっては、転貸が認められない可能性があります。 |
初回利用までにかかる日数 |
※1 名義変更の場合は、基本的に切替日が毎月1日付けとなるため、お申し込みいただくタイミングによって前後します。 ※2 どの物件であっても、仲介会社や管理会社によって前後します。 |
株式会社リベロビジネスサポートによる内容確認が必要なため、代行モデルの場合より、追加で1週間程度手続きにお時間が必要になります。 |
賃料の支払い |
毎月月末までに、翌月分の賃料を振り込みます。 |
毎月20日までに、株式会社リベロビジネスサポートに翌月分の賃料を振り込みます。 ※ freee福利厚生より出力する総合振込ファイルの振込先が株式会社リベロビジネスサポートになるので、振込に必要な操作自体は代行モデルと同様です。 |
物件審査の通りやすさ |
転貸モデルは受け付けないオーナー様もいらっしゃいます。 一方、代行モデルにおいては、審査上企業の信用力を問われた結果、保証会社の利用を求められ契約不成立となる可能性もあります。 ※ どちらが審査を通りやすいとは、一概に言えません。 |
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