freee会計へのfreeeカード Unlimitedの利用明細同期について説明します。
設定方法
freeeカード Unlimitedの導入画面で1枚目のカード番号下4桁・アクティベーションコードを入力したタイミングで、freee会計側にfreeeカード Unlimited口座の作成と自動同期の設定が行われます。
- アクティベーション画面
- freee会計画面
口座が自動で作られない場合
freee会計上で「freeeカード Unlimited」という勘定科目が既に作られている場合、口座の作成ができない状態になります。
そのため、下記手順にて勘定科目を削除ください。
- freee会計にログインします。
- [設定]メニュー→[勘定科目の設定]をクリックします。
- 「勘定科目の一覧」画面の検索バーに「freeeカード Unlimited」と入力します。
- 検索して出てきた「freeeカード Unlimited」の勘定科目をクリックして[勘定科目を削除]をクリックします。
上記手順を終えたら「サポートデスク」までご連絡をお願いします。
弊社側で口座作成を行います。
同期の仕様について
freeeカード Unlimitedの同期では、複数枚利用していてもfreee会計上では常に1つの口座に集約して同期・連携する仕様となっています。
※他のカードでは、カードごとに口座の登録、1口座に全て集約を選択できる仕様もあります。
freeeカード Unlimitedとfreee会計の同期イメージ
- 複数枚のfreeeカード Unlimitedをfreee会計上の一つの口座に繋ぐこと→可能
- 複数枚のfreeeカード Unlimitedをfreee会計上の複数の口座に繋ぐこと→不可能
※freee会計上でカード名ごとの絞り込みは可能
取得される明細
freeeカード Unlimitedの明細は決済仮確定段階から明細を取得します。
決済〜連携までの仕組み
決済〜freee会計への同期の大まかな流れになります。
- 有効性確認(加盟店によってはない場合もあり)
- 決済仮確定(=未確定)(加盟店によってはない場合もあり)
- 決済確定
※加盟店からの明細の連携方法により、一部異なる場合があります。
取引内容でどのカードの利用かを判別する方法
設定したカード名が、feee会計に取得される明細の取引内容の末尾に反映されます。どのカードで決済したかについて、freee会計上で判別や絞り込みを行いたい場合はカード名をご活用ください。
freeeカード Unlimitedでカード名を設定する
- freeeカード Unlimitedの[カード管理]メニュー→設定したい該当カードの行をクリックします。
- [編集]をクリックします。
- カード名を入力して[保存]をクリックします。
freee会計の明細でカード名を確認する
freeeカード Unlimitedで設定したカード名が、freee会計の取引の取引内容に反映します。
取引内容にカード名を入れることで絞り込みもできるため、会社の経理に合わせたカード名の設定を推奨します。
「自動で経理」画面でのカード絞り込み方法・取引内容への反映については次のとおりです。
番号 | 項目 | 説明 |
---|---|---|
① | 口座の絞り込み | 「freeeカード Unlimited」口座で絞り込みます。 |
② | 取引内容の絞り込み | カードによって経理をする方が異なる場合は、取引内容にカード名を入力してカード毎に絞り込むのがおすすめです。 |
③ | 明細の口座名・取引内容 | カード名・加盟店(適用)・カード名が反映されます。 |
不要な明細がある場合
事業所でお持ちのfreeeカード Unlimitedのカードで使用した明細の中に、freee会計への登録をご希望されないカードまたは明細がある場合は「無視」の操作を行います。
複数枚カードをお持ちで、特定のカードの明細を全てfreee会計に登録されたくない場合も、自動で経理に取り込まれる仕様となります。
特定のカードのみの登録をしないということができないため、その場合は特定のカードの全ての明細の無視操作を行う必要があります。
例:カードA、カードB、カードCをお持ちでカードCの明細がfreee会計に登録不要な場合
-
カードA、カードBの明細
- [自動で経理]メニューを開き、取引内容にカードA(該当のカード名)を入力して検索します。
- カードAの明細が表示されるので、適切な勘定科目などで登録します。
- 同様にカードBも登録します。
-
カードCの抽出の仕方
- [自動で経理]メニューを開き、取引内容にカードA(該当のカード名)を入力し検索します。
- freee会計に登録したくない明細は、[登録]ボタン右側の[▼]ボタンをクリック→[明細を無視]をクリックします。
-
口座振替の明細登録(差額の調整)
- 無視の登録をした分、口座振替金額に差額が生じるため、差額の調整の登録が必要となります。登録の仕方については「未決済取引の消し込み金額に過不足があった時の記帳方法」のヘルプページをご確認ください。
- 無視の登録をした分、口座振替金額に差額が生じるため、差額の調整の登録が必要となります。登録の仕方については「未決済取引の消し込み金額に過不足があった時の記帳方法」のヘルプページをご確認ください。
なお、無視の操作を行うと、引き落とし口座の明細の金額とずれが生じるかと存じます。その場合の登録方法については、「不要な明細を無視する」のヘルプページをご確認ください。
特定のカードの明細全てをfreee会計に登録されたくない場合は、自動登録ルールを設定を推奨いたします。自動登録ルールを登録することで、該当のカードの明細は、取り込まれた際に自動で[無視]の操作が行われます。
お客様のご状況に合わせて設定ください。
無視の設定(自動登録ルール)
- [設定]メニュー→[自動登録ルールの設定]をクリックします。
- [新規作成]ボタンをクリック→無視したいものの状況に合わせて必要項目を入力し、自動登録ルールを作成します。
例:
freeeカード Unlimitedのメインカードの明細全てを無視したい場合
- 取引口座:freeeカード Unlimited
- 取引内容:記述欄に該当のカード名(例:営業部)
- 上記の条件に一致したとき行う処理