freeeプロジェクト管理で管理しているプロジェクトを、freee会計のセグメントに連携することが可能です。任意のタイミングでの一括連携ができるほか、プロジェクトの登録・変更・削除にあわせて自動で連携することもできます。この機能を利用することでプロジェクトのマスタを一つにすることができ、面倒な二重管理の手間がなくなります。
プロジェクト連携を行うためには、下記の設定が必要です。
- freee会計とのアプリ連携を行う
- プロジェクト連携を有効にする
注意点
セグメント連携をおこなう際、以下については、freee会計側のセグメント機能のルールに依存した動作となります。
- freee会計側で手動で追加したセグメントは今回の連携の変更対象外です。(freeeプロジェクト管理から連携を実施しても残り続けます)
- 同じ名称のセグメントを重複して作ることはできません。
- freee会計側のデータ(取引、各種書類等)に紐付けられているセグメントは削除することができかねます。
- プロジェクト名が30文字を超える場合は連携されません。(セグメントの名称は30文字が上限のため)
セグメント連携のための設定
プロジェクト情報をfreee会計側のセグメントに連携するには、「①freee会計とのアプリ連携設定」、「②プロジェクト連携を有効にする」の2段階の設定が必要となります。
freee会計とのアプリ連携設定
※アプリ連携を完了させるためには、freee会計のセグメント1~3の権限を持つユーザーで連携を行う必要があります。
freee会計の権限設定については「メンバーが利用できる機能を指定する(権限管理)」をご確認ください。(セグメントの閲覧・登録・編集・削除の権限が必要です)
- freeeプロジェクト管理メニューの「設定」→「アプリ連携」タブからfreee会計(プロジェクト連携)の[設定]ボタンをクリックします。
- 浮かび上がってきた画面の[freee会計(プロジェクト連携)に接続]をクリックします。
- 「アプリ連携の開始」画面で[許可する]をクリックし完了となります。
プロジェクト連携を有効にする
次にfreeeプロジェクト管理上でプロジェクト連携を有効にし、プロジェクト連携の連携タイミングや対象プロジェクトを設定することができます。
- freeeプロジェクト管理メニューの「データ管理」→「freee会計連携」から「プロジェクトマスタ連携」を選択します。
- 「freee会計へのプロジェクトマスタ連携」画面で、「連携」セクションの「有効にする」にチェックを入れ、以下各項目を設定し、[保存]ボタンをクリックします。
【設定項目の説明】
- 連携
プロジェクト連携を有効にするかを選択します。チェックが入っていないと、手動実行・自動実行ともに動作しなくなります。 - 自動同期
チェックが入っている場合は、プロジェクトの登録・変更・削除・運用ステータス変更を行ったタイミングで、自動的に連携されます。 - 連携先セグメント
プロジェクトを連携するfreee会計のセグメントを選択します。連携先のセグメントをセグメント1〜3から選択します。
※会計プランや権限によって、選択可能なセグメントは異なります。 - 対象プロジェクト
プロジェクトを連携する条件を設定します。チェックが入っていないと、対象に記載のプロジェクトは連携対象外となります。 - ※設定保存時に連携処理は実施されません。設定内容に基づいてプロジェクト連携を行う場合は、手動実行を行う必要があります。
プロジェクト連携を手動実行する
freeeプロジェクト管理メニューの「データ管理」→「freee会計連携」を選択すると、プロジェクト連携を手動で実行することができます。
任意のタイミングで連携を行いたい場合や、連携設定を変更した場合に新しい設定で連携を行う場合に実施します。
- 「freee会計連携」から「プロジェクトマスタ連携」上の[手動実行]ボタンをクリックします。
- 「プロジェクトマスタ連携を実行する」画面で、[実行]ボタンをクリックします。
プロジェクト連携を自動実行する
freeeプロジェクト管理「データ管理」→「freee会計へのプロジェクトマスタ連携」画面で「自動同期 - 有効にする」にチェックを入れた場合は、プロジェクトは自動で連携されます。
※プロジェクトの登録・変更・削除および、運用ステータスの変更時に連携処理が実施されます。
連携履歴を確認する
freeeプロジェクト管理メニューの「データ管理」→「freee会計連携」を選択すると、連携履歴を確認することができます。