対象プラン
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法人プラン | ミニマム | ✓ベーシック | ✓プロフェッショナル | ✓エンタープライズ |
個人プラン | スターター | スタンダード | プレミアム |
freee for HubSpotは、HubSpotの会社が会計freeeの取引先に同期されている状況において、HubSpotの取引から会計freeeの請求書を作成することができます。
目次
請求書作成の概要
HubSpotの「会社」を会計freeeの取引先に同期した場合 、その「会社」に紐づく「取引」のボタンを操作することで会計freeeの請求書を作成することができます。HubSpotの「取引」の項目の一部を使って会計freeeの請求書が作成されます。この際、HubSpot Sales Hub Professionalで有効化される「製品」機能を「取引」上で使用するか否かによって、請求書の作成に使用される「取引」の項目が異なります。
「取引」において「製品」を使用しない場合
HubSpotから会計freeeの請求書作成に使用される項目は以下の通りです。
HubSpotの「取引」の項目 | 会計freeeの請求書の項目 | 備考 |
---|---|---|
取引名 | 請求書明細の1行目の名称 | HubSpotの「取引」のデフォルト項目 |
請求書の摘要 | ||
金額 | 請求書明細の1行目の金額 | |
割引金額 | 請求書明細の割引行の金額 | freee for HubSpotによる連携によって「取引」に自動追加される項目 |
取引の備考 | 備考 |
この場合、以下のような単一行の明細の請求書が作成されます。これはHubSpotの「取引」の名称を「会計freeeベーシックプラン」とした場合の請求書です。なお、HubSpotの「取引」の割引行が空の場合、割引行は作成されません。
「取引」において「製品」を使用する場合
HubSpotから会計freeeの請求書作成に使用される項目は以下の通りです。
HubSpotの「取引」の項目名 | 会計freeeの請求書の項目名 | 備考 |
---|---|---|
取引名 | 請求書の摘要 | HubSpotの「取引」のデフォルト項目 |
製品 | 請求書明細の各行の詳細、数量、単価、金額 | HubSpotの「製品」のデフォルト項目 「取引」に紐づいて設定されたものが使用される |
割引金額 | 請求書明細の割引行の金額 | freee for HubSpotによる連携によって「取引」に自動追加される項目 |
取引の備考 | 備考 |
この場合、以下のような複数行の明細の請求書が作成されます。これはHubSpotの「取引」に「会計freeeベーシックプラン」と「人事労務freeeベーシックプラン」の製品を1つずつ紐づけた状態で作成した場合の請求書です。明細行に各製品の名称、数量、単価、金額が表示されます。
※ なお、製品ごとの割引を入れた請求書の作成には対応しておらず、割引行は総額を対象に1行のみ追加が可能です。
請求書作成を行う
請求書の内税/外税の設定をする
作成する請求書の表記方法について、freee for HubSpotの設定画面で内税/外税の設定ができます。
1. freee for HubSpotの画面を開き、画面右にある[書類発行設定]をクリックします。
※ なお、この画面にはHubSpotの「取引」画面の「freeee for HubSpot設定画面へのリンク(編集不可)」にあるURLで開くことができます
2. クリック後に表示される「請求書発行設定」画面で内税/外税の設定ができます。
現在の設定が内税/外税のチェック(①)で表示されます。変更したい場合は、内税/外税のチェック(①)を変更し、[設定保存]ボタン(②)をクリックします。変更されると、以降で作成される請求書の内税/外税の設定が変更されます。
※ なお、freee for HubSpotの初期状態では外税の設定としています。
即時作成を行う
HubSpotの「取引」画面において、「freee側で請求書を発行する」の選択リストを[はい]に変更することで即時に会計freeeでの請求書の作成がおこなわれます。作成結果は画面中央のアクティビティに表示されます。なお、作成には最大1分ほどかかります。
過去に請求書を作成した「取引」について、請求書を再作成したい場合は、一度「freeeで請求書を発行する」の選択リストを[いいえ]に変更して1分ほどお待ちの上、再度「freeeで請求書を発行する」の選択リストを[はい]に変更することで再作成できます。
一括作成を行う
HubSpotの機能を使い、任意の取引から請求書を一括で作成させることも可能です。
1. HubSpotの「取引」の一覧画面から請求書を作成したい取引のチェックボックスにチェック(①)を入れ、[編集]ボタン(②)をクリックします。
2. クリック後に表示される画面内、「更新するプロパティー」のプルダウン(①)で[freeeで請求書を発行する]を選択し、表示される「freeeで請求書を発行する」のプルダウン(②)で[はい]を選択して[更新]ボタン(③)をクリックします。
これにより、「freeeで請求書を発行する」が「はい」に更新された取引について、すべて会計freeeで請求書が作成されます。
なお、すでに「freeeで請求書を発行する」が「はい」の取引について請求書を一括作成させたい場合、同様の手順で「freeeで請求書を発行する」を一度「いいえ」に一括変更し、1分ほど待ってから「はい」に変更することで、一括で会計freeeで請求書が作成されます。