freee受発注は2024年10月31日をもって機能提供を終了する予定です。
詳細は「【重要なお知らせ】今後のfreee受発注について」をご確認ください。
「freee受発注」をご利用いただくと、受発注者が協働して見積書・発注書・発注請書・請求書を作成し、共有、その承認までクラウド上で一気通貫して行えます。
本ページでは、以下のケースの操作の流れについてご紹介します。
- 発注者・受注者のどちらもfreee受発注を利用している
- 発注者の方が依頼をスタートする場合
※ 取引先がfreee受発注をご利用でなくても、「セルフ利用」機能を利用することで、発注内容を管理することができます。詳しくは、「依頼を発注する - セルフ利用する」のヘルプページをご覧ください。
目次
事前準備
freee受発注で依頼を開始するためには、以下の事前準備を行います。
詳しくは、それぞれのヘルプページをご覧ください。
- freeeのアカウントを作成し、freee受発注の利用を開始する
- 初期設定を行う
- 取引先を登録する
- 画面の見方を確認する
依頼を作成する
本サービスでは、「見積 / 発注 / 請求」の3種類の業務を行うことができます。
これらの操作はすべて、各取引先毎にスタートできます。そのため、事前に取引先の登録が必要となります。
依頼を新規作成する
- メニュー[発注]を開き、[依頼作成]→[新規依頼]をクリックします。
-
「依頼作成」画面で、各項目を設定します。
項目
説明
取引先へ依頼/
自分へお試し依頼- 取引先へ依頼:取引先との実際の依頼を作成します。
-
自分へお試し依頼:自身のメールアドレスに依頼を送り、利用の流れや機能のお試し体験ができます。
詳しくは、「依頼を自分に送信して確認する - 自分へお試し依頼を送る機能」のヘルプページをご覧ください。
依頼方法 [取引先と利用]を選択します。
取引先
依頼を開始する取引先を選択します。
※「自分へお試し依頼」を選択すると、自身のメールアドレスが指定されます。
依頼種別
プルダウンから[発注する / 見積をもらう / 請求をもらう]の3種類の業務のいずれかを選択します。
- [内容の入力]をクリックします。
取引先から依頼を新規作成する
-
メニュー[取引先]を開き、依頼を開始したい取引先の[依頼作成]ボタンをクリックします。
-
「依頼の新規作成」画面で、各項目を選択します。
項目
説明
取引先・メールアドレス
選択した取引先情報が表示されます。
依頼方法
[取引先と利用]を選択します。
依頼種別
プルダウンから[発注する / 見積をもらう / 請求をもらう]の3種類の業務のいずれかを選択します。
- [内容の入力]をクリックします。
過去の依頼を複製する
メニュー[発注]から複製したい依頼をクリックし、依頼画面右上の[複製]ボタンから、過去の依頼内容を複製して依頼を新規作成することができます。
入力項目については、「依頼を新規作成する」の説明と同様となります。
freee会計から発注を複製する
freee受発注では、freee会計で作成した発注書を読み込み、内容をコピーし新たに依頼を作成することができます。詳しい操作手順は、次のとおりです。
- メニュー[発注]を開き、画面右上の[依頼作成]から[freee会計から発注を複製]ボタンをクリックします。
- 「freee会計から発注を複製」画面が開き、freee会計で作成した発注書一覧が表示されます。複製したい取引先の[複製]ボタンをクリックします。
対象となる発注は、freee会計で登録した取引先名から絞り込み検索をすることも可能です。
- 「複製」画面が開きます。
入力項目については、「依頼を新規作成する」の説明と同様となります。
freee会計で作成した発注書の取引先が、freee受発注に登録済み または 未登録の場合で、操作手順が異なります。
それぞれの詳しい操作は次のとおりです。
【freee受発注に登録している取引先の場合】
すでにfreee受発注に登録している取引先の場合は、自動で取引先とメースアドレスが表示されますので、「依頼方法」と「依頼種別」を選択し、[確定]ボタンをクリックします。
【freee受発注に登録していない取引先の場合】
freee受発注に登録していない取引先の場合、その取引先は新規登録されます。
自動で取引先が表示されますので、メールアドレスの入力と、「依頼方法」「依頼種別」を選択し、[確定]ボタンをクリックします。
【freee会計の発注書からfreee受発注にコピーされる項目】
freee会計の発注書からfreee受発注にコピーされる項目は、以下のとおりです。
freee会計 発注書の項目 |
freee受発注 発注の項目 |
---|---|
概要 |
依頼タイトル |
日付 |
発注日 |
品目(※) |
品目 |
備考欄 |
備考 |
取引先
|
取引先
|
自社情報
|
自社情報
|
品目の内税・外税設定 |
課税設定の税込・税別 |
※ テキスト行と源泉税行(個人事業主のみ利用可)は、freee受発注の複製時にコピーされません。
CSVインポートで依頼を一括作成する
CSVファイルに依頼内容を入力し、一括インポートすることができます。
詳しくは、「CSVインポートで依頼を一括作成する」のヘルプページをご覧ください。
1. 見積をもらう
見積依頼を送信すると、取引先に見積の入力フォームが送信されます。取引先から見積が届いたら、その内容を確認して[承認]または[差し戻し]を選びます。
① 見積依頼を作成・送信する
- 取引先(受注者)に見積を作成してほしい依頼内容について入力します。
「依頼タイトル」だけ入力して送信することも、詳細を入力して送信することも可能です。
入力項目についての説明は、freee受発注の依頼画面の見方のヘルプページをご覧ください。
- 画面下部[送信確認]ボタンをクリックします。
- 見積依頼の内容を確認し、[送信]ボタンをクリックします。
取引先へのメッセージがあれば、「メッセージ」の項目に入力できます。
② 取引先に見積を送信してもらう
送信した見積依頼を元に、取引先(受注者)に見積内容を記入して送信してもらいます。
受注者の入力方法については、「依頼を受注する - 取引先から依頼を受け取る - 1. 見積依頼が届いたら」のヘルプページをご覧ください。
③ 見積を確認する
-
取引先(受注者)が見積を送信すると、「〇〇(依頼タイトル)の見積が届きました」という件名のメールが届きます。
メールの[内容を確認]ボタンをクリックしてfreeeにログインし、見積確認画面を開きます。 -
見積の内容を確認し、問題なければ[発注を作成]をクリックします。
差し戻す場合は[差し戻し]をクリックし、取引先に修正してもらいます。差し戻しの送信画面で、詳細をメッセージに入力するとスムーズです。
※ 取引先(受注者)が入力・変更した内容はハイライト表示にて確認できます。
詳しくは、「依頼を修正する - 取引先による変更内容を確認する」のヘルプページをご覧ください。
※ 支払情報・納品情報や取引先情報について変更があり、ご自身の事業所に変更を反映させたい場合は、各項目の[設定へ反映]をクリック →[確定]をクリックします。
見積書をダウンロードする
画面右上の[書類]ボタン →[見積書]から見積書をPDFでダウンロードすることができます。
2. 発注する
発注内容を記入し、取引先(受注者)に送信します。
1. 見積をもらうの見積のデータを利用することも、発注からスタートすることも可能です。
① 発注を作成・送信する
請求方法について
発注依頼の画面では、請求方法を選択することができます。
- 一括請求:1件の発注に、1件の請求依頼を作成します。
- 分割請求:1件の発注を、複数件の請求依頼に分割します。
本ページでは、「一括請求」を選択した場合の依頼の流れを紹介しています。
「分割請求」を利用したい場合は、発注以降の流れについて「分割請求を行う」のヘルプページをご覧ください。
-
発注作成画面に、発注内容を入力します。
※ 見積からスタートしている場合、見積のデータが反映されています。変更や追加する項目があれば入力します。
内容を変更すると、取引先(発注者)側で確認時に変更箇所がハイライトされます。
詳しくは、「依頼を修正する - 取引先による変更内容を確認する」のヘルプページをご覧ください。
入力項目についての説明は、freee受発注の依頼画面の見方のヘルプページをご覧ください。
-
入力が完了したら、画面下部[送信確認]ボタンをクリックします。
※[下書き保存]ボタンより、入力内容を一旦保存しておくこともできます。 -
発注の内容を確認し、[送信]ボタンをクリックします。
取引先へのメッセージがあれば、「メッセージ」の項目に入力できます。
② 取引先に発注を承認してもらう
送信した発注内容を、取引先(受注者)に確認・承認してもらいます。
受注者の操作方法については、「依頼を受注する - 取引先から依頼を受け取る - 2. 発注が届いたら」のヘルプページをご覧ください。
-
取引先が発注を承認した場合:「〇〇(依頼タイトル)の発注が承認されました」という件名のメールが届きます。
[請求を依頼]、または[支払通知を送信]をクリックします。 -
取引先が差し戻しをした場合:「〇〇(依頼タイトル)の発注が差し戻されました」という件名のメールが届きます。
取引先に差し戻し内容を確認し、発注内容を修正して再送信します。
「発注(確認済み)」ステータスになると画面右側の「納品ファイル」の項目から、納品ファイルのアップロードと納品・検収ステータスの管理ができるようになります。
詳しくは、「納品ファイルと納品・検収ステータスを管理する」のヘルプページをご覧ください。
発注書をダウンロードする
発注を送信または下書き保存すると、画面右上の[書類]ボタン →[発注書]から発注書をPDFでダウンロードすることができます。
発注証書をダウンロードする
取引先(受注者)が発注を承認すると、画面右上の[書類]ボタン →[発注証書]から発注証書をPDFでダウンロードすることができます。
3. 請求をもらう
請求依頼を送信すると、取引先(受注者)に請求の入力フォームが送信されます。取引先から請求が届いたら、その内容を確認して[承認]または[差し戻し]を選びます。
2. 発注するの発注のデータを利用することも、請求からスタートすることも可能です。
支払通知機能について
見積 / 発注からスタートしている場合、発注画面で支払通知を設定することで、発注者は受注者の請求書作成を待つことなく、発注データから支払通知を作成・送信することも可能です。
こちらの機能を利用する場合は本ページ「3. 請求をもらう」の操作は行わず、支払通知の送信・自動化を行うのヘルプページの操作を行います。
① 請求依頼を作成・送信する
-
請求依頼作成画面に、内容を入力します。詳細を入力して送信することも可能です。
※ 見積 / 発注からスタートしている場合、発注のデータが反映されています。
入力項目についての説明は、freee受発注の依頼画面の見方のヘルプページをご覧ください。
-
画面下部[送信確認]ボタンをクリックします。請求依頼の送信画面が表示されます。
※ 見積 / 発注からスタートしている場合、[請求を依頼]ボタンをクリックします。 - 請求依頼の内容を確認し、[送信する]ボタンをクリックします。
取引先へのメッセージがあれば、「メッセージ」の項目に入力できます。
② 取引先に請求を送信してもらう
送信した請求依頼を元に、取引先(受注者)に請求内容を記入して送信してもらいます。
受注者の入力方法については、「依頼を受注する - 取引先から依頼を受け取る - 3. 請求依頼が届いたら」のヘルプページをご覧ください。
③ 請求を承認する/差し戻しする
-
取引先(受注者)が請求を送信すると、「〇〇(依頼タイトル)の請求が届きました」という件名のメールが届きます。
メールの[内容を確認]ボタンをクリックしてfreeeにログインし、請求確認画面を開きます。 - 請求の内容を確認し、問題なければ画面下部[承認確認]ボタンをクリックします。
請求を承認すると依頼が完了し、依頼内容をfreee会計へ連携することができます。
差し戻す場合は[差し戻し]をクリックし、取引先に修正してもらいます。差し戻しの送信画面で、詳細をメッセージに入力するとスムーズです。
※ 取引先(受注者)が入力・変更した内容はハイライト表示にて確認できます。
詳しくは、「依頼を修正する - 取引先による変更内容を確認する」のヘルプページをご覧ください。
完了した依頼をfreee会計に取引登録する場合は…