帳票テンプレートを設定する

全体の流れ

帳票書類のフォーマットとなる帳票テンプレートは各帳票書類ごとに複数作成することができ、デフォルトとなる「既定テンプレート」、「取引先ごとのテンプレート」を選択することができます。

帳票テンプレートの作成の流れは、以下の2つのステップに分かれます。

帳票テンプレートを作成する

1. 画面メニュー［設定］→［帳票テンプレート］をクリックします。
   
2. テンプレートタブを開き、作成したい帳票書類をクリックします。
   
3. ［新規作成］ボタンをクリックします。
   
4. 「帳票種別とレイアウトの選択」画面から、テンプレートのもととなるレイアウトを選択し、［次へ］をクリックします。
   帳票テンプレートは、下記条件で検索することが可能です。

   選択可能帳票	項目	条件
   見積書/発注書/請求書/納品書	明細No	記載のあり/なし
   見積書/発注書/請求書/納品書	単価	記載のあり/なし
   見積書/発注書/請求書/納品書	合計金額	記載のあり/なし
   見積書/発注書/請求書/納品書	郵送用	対応/非対応
   見積書/発注書/請求書/納品書	デザイン	クラシック/モダン

   
   

   freee販売では、領収書が2023年10月時点では、作成できません。

5. 「テンプレートの作成」画面にて、項目を入力します。
   ［基本設定］タブにて入力可能な項目は以下になります。
   
   【見積書】
   

   項目	必須/任意	説明
   テンプレート名	必須	作成したテンプレートを区別するための名称になります。
   フォント	任意	フォントを選択することができます。
   見積書タイトル	任意	帳票の上部に記載されるタイトルになります。
   メッセージ	任意	件名上部に表示されるメッセージになります。
   見積先担当者敬称	任意	取引先の担当者の敬称になります。削除することも可能です。
   自社名	任意	自社名を記載します。
   自社情報	任意	自社の住所などを記載します。

   
   【納品書】
   

   項目	必須/任意	説明
   テンプレート名	必須	作成したテンプレートを区別するための名称になります。
   フォント	任意	フォントを選択することができます。
   納品書タイトル	任意	帳票の上部に記載されるタイトルになります。
   メッセージ	任意	件名上部に表示されるメッセージになります。
   納品先担当者敬称	任意	取引先の担当者の敬称になります。削除することも可能です。
   自社名	任意	自社名を記載します。
   自社情報	任意	自社の住所などを記載します。

   
   【請求書】
   

   項目	必須/任意	説明
   テンプレート名	必須	作成したテンプレートを区別するための名称になります。
   フォント	任意	フォントを選択することができます。
   請求書タイトル	任意	帳票の上部に記載されるタイトルになります。
   登録番号	任意	インボイス登録番号を記載する項目になります。 設定方法は「適格請求書発行事業者の登録番号を設定する」をご参照ください。
   振込先	任意	振込先情報を記載します。
   メッセージ	任意	件名上部に表示されるメッセージになります。
   請求先担当者敬称	任意	取引先の担当者の敬称になります。削除することも可能です。
   自社名	任意	自社名を記載します。
   自社情報	任意	自社の住所などを記載します。

   
   【発注書】
   

   項目	必須/任意	説明
   テンプレート名	必須	作成したテンプレートを区別するための名称になります。
   フォント	任意	フォントを選択することができます。
   発注書タイトル	任意	帳票の上部に記載されるタイトルになります。
   メッセージ	任意	件名上部に表示されるメッセージになります。
   発注先担当者敬称	任意	取引先の担当者の敬称になります。削除することも可能です。
   自社名	任意	自社名を記載します。
   自社情報	任意	自社の住所などを記載します。

   
   ※各項目に入力をすると、画面右側にプレビューが表示されます
6. ［表示項目設定］タブをクリックします。
   書類上の項目の表示/非表示設定と、項目ごとの表示名を設定します。
   ※各項目に入力をすると、画面右側にプレビューが表示されます
   ［表示項目設定］タブにて入力可能な項目は以下になります。
   
   【見積書】
   

   項目	設定可能項目	備考
   見積書番号	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能
   見積日	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能
   件名	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能
   見積金額	表示名称のカスタマイズが可能
   摘要	表示名称のカスタマイズが可能
   明細金額	表示名称のカスタマイズが可能
   消費税	表示名称のカスタマイズが可能
   備考	表示名称のカスタマイズが可能
   見積先部署	表示のオン・オフが設定可能
   見積先担当者名	表示のオン・オフが設定可能
   担当者名	表示のオン・オフが設定可能	自社の担当者になります
   納品期限	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能
   納品場所	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能

   
   【納品書】
   

   項目	設定可能項目	備考
   納品書番号	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能
   納品日	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能
   件名	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能
   合計金額	表示名称のカスタマイズが可能
   摘要	表示名称のカスタマイズが可能
   明細金額	表示名称のカスタマイズが可能
   消費税	表示名称のカスタマイズが可能
   備考	表示名称のカスタマイズが可能
   納品先部署	表示のオン・オフが設定可能
   納品先担当者名	表示のオン・オフが設定可能
   担当者名	表示のオン・オフが設定可能	自社の担当者になります

   
   
   【請求書】
   

   項目	設定可能項目	備考
   請求書番号	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能
   請求日	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能
   件名	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能
   入金期日	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能
   請求金額	表示名称のカスタマイズが可能
   振込先	表示名称のカスタマイズが可能
   取引日	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能	売上登録時の「売上日」が反映されます。
   摘要	表示名称のカスタマイズが可能
   明細金額	表示名称のカスタマイズが可能
   消費税	表示名称のカスタマイズが可能
   備考	表示名称のカスタマイズが可能
   請求先部署	表示のオン・オフが設定可能
   請求先担当者名	表示のオン・オフが設定可能
   担当者名	表示のオン・オフが設定可能	自社の担当者になります。

   
   【発注書】
   

   項目	設定可能項目	備考
   発注書番号	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能
   発注日	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能
   件名	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能
   納品期限	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能
   納品場所	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能
   支払予定日	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能
   支払方法	表示のオン・オフが設定可能、 表示名称のカスタマイズが可能
   発注金額	表示名称のカスタマイズが可能
   摘要	表示名称のカスタマイズが可能
   明細金額	表示名称のカスタマイズが可能
   消費税	表示名称のカスタマイズが可能
   備考	表示名称のカスタマイズが可能
   発注先部署	表示のオン・オフが設定可能
   発注先担当者名	表示のオン・オフが設定可能
   担当者名	表示のオン・オフが設定可能	自社の担当者になります

   
   
   
7. ［社印・ロゴ］をクリックします。
   
8. ［社印・ロゴマスタ設定］をクリックします。
   
9. 社印・ロゴ画像をそれぞれアップロードし保存をクリックします。社印は不透明度も設定することが可能です。
   
   
10. アップロードしたロゴ・社印は位置や大きさの調整、表示の有無を選択可能です。各項目入力後、［登録］ボタンをクリックします。
    
    
    
    

    ロゴや社印は文字情報の上に配置されます。ロゴや社印を会社名や住所などに被せたい場合は、背景透過のpng形式で画像データを準備してください。

適格請求書発行事業者の登録番号を設定する

1. 画面左の[設定]を選択します。
   
   
2. [帳票テンプレート]を選択します。
   
   
3. [請求書]のメニューから[新規作成]や[編集]を選択します。
   
   
4. 基本設定タブから[事業所管理]を選択します。
   
   
5. 「freeeアカウント管理」の画面で［適格請求書発行事業者に該当する］にチェックを入れます。
   
6. 「法人番号」を入力して［保存］します。
   
7. 請求書に反映されない場合は[再読み込み]を選択してください。
   

※個人事業主の場合は、法人番号でなく、「適格請求書発行事業者の登録番号」を入力してください。

既定テンプレートを設定する

各帳票ごとに複数のテンプレートを作成できますが、その中で全体のデフォルトとなる「規定テンプレート」を登録することができます。

1. ［設定］→［帳票テンプレート］をクリックします。
2. 規定テンプレートとして設定したいテンプレートの［･･･］をクリックし、［規定テンプレートに設定］をクリックすると設定が完了します。
   

更新したテンプレートを送付済みの帳票に適用する

送付済みの帳票に適用されている帳票テンプレートを更新しても、自動反映されないため、業務データの編集画面を開き、保存し直してください。

1. 左側の[メニューバー]から[見積]を選択し、更新したテンプレートを適用させたい見積を選択します（発注書・請求書も同様です）。
   
2. 見積詳細画面で[編集]を選択します。
   
3. 更新したテンプレートが選択されていることを確認し[保存]をクリックします。
   
   

取引先ごとにテンプレートを設定する

取引先ごとに既定テンプレートを設定することもできます。

1. ［取引先］メニュー→「取引先マスタ画面」に移動します。
   
2. 取引先の一覧画面から帳票テンプレート設定したい取引先をクリックし取引先の詳細を開きます。
   
   
3. 画面下部の［編集］をクリックします。
   
   
4. 取引先の詳細画面の「帳票テンプレート」の各書類のプルダウンをクリックすると、freee販売で設定したテンプレート一覧が表示され、選択することができます。
   
   
5. ［保存］をクリックします。