対象プラン
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法人プラン | ミニマム | ベーシック | プロフェッショナル | エンタープライズ |
個人プラン | スターター | スタンダード | プレミアム |
【注意】本ページはソフトウェア開発者向けのページです
freee APIは、freeeの機能を外部のプログラムから利用するためのインターフェースです。このAPIを利用することにより、他システムとのデータ送受信が可能になります。
APIを利用したアプリケーションの作成チュートリアルはこちらを、どのようなデータが送受信できるかが確認できるAPIドキュメントはこちらで公開しています。
目次
freee APIの活用事例
freee会計は、会計分野だけでなく請求書の発行までできるなど、クラウドERP(基幹業務システム)として開発されています。そのため、仕訳だけでなく請求書類の連携など、様々な業務ソフトとの連携が考えられます。freee内部の機能として提供されている連携機能(銀行口座の同期など)もありますが、freee APIを活用することで追加的な連携を開発・活用いただけます。
参考図:freeeと業務のつながり
なお、会計機能に関連する機能開発の際は、仕訳の妥当性・実務での有用性など、経理実務経験者・公認会計士・税理士等の専門家のレビューを受けることをおすすめします。
下記に典型的な連携の例を紹介します。
例1 データの入力:POSレジ
スマートデバイスなどを利用したPOSレジシステムは、freee APIを通じてその売上データをfreeeに連携することができます。freeeに連携することで売上データの転記作業が必要なくなり、無駄な作業や転記ミスのリスクを削減することができます。
また、freeeは売上を会計データに変換するだけではなく、分析レポートを出力することができるため、売上連携した瞬間にリアルタイムで売上状況を見える化できます。
例2 データの入力:Excel、Googleスプレッドシート
freee APIに対し、VBAやGoogle Apps Scriptからリクエストを送信することも可能です。Excelマクロを用いてExcelと、Google Apps Scriptを用いてGoogleスプレッドシートとfreeeとの間でデータをやりとりできます。
例えば、Excelの現金出納帳のデータをfreeeに「明細」として送信する、Excelの日計表のデータをfreeeに「取引」として送信する、といった活用が考えられます。
例3 データの同期:CRMシステム
freee会計はクラウドERPとして開発されているため、取引先や品目や従業員情報などのデータを保持しています。
それらのデータが他のシステムににも存在する場合、freee APIを通じてfreeeのデータと同期させておくと、無駄な作業や転記ミスのリスクを削減することができます。
下記は取引先のデータ(名称、カナ、住所など)をfreeeとCRMシステムで連携した際のイメージです。
例4 データの出力:帳票作成システム
例3では、freeeのデータを出力する例を紹介します。建設業における工事台帳など、freeeでは未対応の帳票を作成する必要がある場合があります。
通常であれば、freeeを見ながらデータを転記していく必要がありますが、freee APIを使用することで自動で転記することができます。こうすることで、無駄な作業や転記ミスのリスクを削減することができます。
freee Developers Communityへご参加ください
freeeでは、freee APIを利用する開発者コミュニティを運営しています。(登録料:無料)
freee Developers Communityでは、下記の3つの活動を通じて開発者の皆様を支援いたします。
freeeからの情報配信
ベータ版APIの先行公開・APIリリースノートの配信・APIメンテンス情報など、開発や運用に必要な情報を配信します。
freeeへの開発リクエスト
freeeへAPIの開発リクエストを送ることができます。freee会計だけでなく、freeeの全てのサービスに対して送ることができます
開発のサポート
APIドキュメントの公開は「freee Developers Community」をご確認ください。
APIに関する技術的な質問については、プロダクトのお問い合わせ画面より「対象の画面カテゴリ:Public API」よりお問い合わせください。
アプリストアへの掲載について
freeeAPIを活用したアプリは、アプリストアに掲載することで、freeeユーザーへ一般公開することができます。
アプリの公開にあたってのセキュリティガイドラインや、アプリ作成のチュートリアルについては、アプリストア(開発者向けページ)をご参考ください。