会計freeeは接骨院向けのレセコンの「web柔」とのAPI連携に対応しています。web柔にログイン後の簡単な操作によりfreeeへの同期をすることが可能です。
目次
同期の設定方法
以下の手順で会計freeeとの連携を行います。
1.レセコンアプリの「Web柔」にログインします。
2.ログイン後、ホーム画面の「各種資料」の中に「会計ソフトfreee連携」ボタンを押します。
3.画面遷移後、「会計freeeとの連携を開始する」ボタンをクリックします。
4.会計freeeへと画面が移動しますので、「許可する」をクリックします。
5.勘定科目・口座を作成するページに遷移し、web柔のデータをfreeeで記帳するための勘定科目・口座を作成します。
このことにより以下の収入に関する勘定科目と売掛金口座が会計freee上に作成されます。
ここで作成した勘定科目は、web柔で登録してあるデータを会計freeeへ連携させる際に使用します。
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<収入に関する勘定科目>
・自費診療収入 (日々の自費売上:課税あり)
・物販収入 (日々の自費物販売上:課税あり)
・保険窓口収入 (日々の保険診療での患者一部負担金:非課税)
・保険診療収入 (1カ月の保険請求分:非課税)
・自賠責保険収入 (1カ月の自賠責保険請求分:非課税)
・労災保険収入 (1カ月の労災保険請求分:非課税)
※会計freee上の「設定」→「勘定科目の設定」メニューにて、上記の勘定科目が作成されていることは確認することができます。
<売掛金口座>
freeeでいう「口座」とは、銀行口座以外に「売掛金口座」という便利な使い方があります。
クレジットカード売上やレセプト保険請求分の入金時の消込作業を省力化するため、個別の売掛金を計上するのではなく、売掛金口座に溜める方が望ましいという実情です。 特に柔整業界では、保険者からの入金の消込作業は極めて大変なので、この売掛金口座の利用をお勧めします。
・クレジット売掛金 (クレジットカード売上での売掛金用)
・保険診療売掛金 (保険請求分の売掛金用)
・自賠責保険売掛金 (自賠責保険請求分の売掛金用)
・労災保険売掛金 (労災保険請求分の売掛金用)
※会計freeeのホーム画面左下のその他の口座一覧にて、上記の口座が作成されていることの確認をすることができます。
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6.上記の勘定科目を作成後、web柔で登録している売上の内容と会計freeeの勘定科目を結びつける設定を行います。
例えば、web柔で登録された「自費診療収入」を会計freeeではどの勘定科目で登録するのかの設定を行います。
通常は手順の5.で作成した勘定科目を指定します。
設定後の同期方法
1.初期設定完了後、取引登録画面に移りますので、freeeへ取引登録するボタンをクリックします。
2.会計freeeへの連携完了後、会計freeeの取引一覧で作成した取引を確認することができます。
3.上記手順を経て既に登録された取引はweb柔上でも登録済の取引として表示されます。
(下の画像中、グレーの網掛け部分)
なお2回目以降の連携の際にも、web柔のホーム画面上の「会計ソフトfreeeへの連携」から上記の取引一覧画面に移動し、上記と同様に都度取引登録を行います。