CSVファイルを開いた際に「文字化け」が発生した場合は、本ページに記載の方法で解消できます。
文字化けの原因
コンピュータは、データを 0 と 1 の2進数で処理しています。文字データも2進数で処理しており、どの文字がどの番号かという設定を「文字コード」といいます。
同じ「あ」という文字でも、文字コードが異なると番号が異なるため、対応していない文字コードで作られたファイルは、正しく処理できず、文字化けの状態になってしまいます。
freeeでCSVファイルを出力する場合の文字コード
freeeから出力されたCSVデータは、以下のいずれかの文字コードで出力されます。
対象のCSVデータ |
文字コード名 |
説明 |
---|---|---|
各種レポート など |
Shift-JIS |
Windows で一般的に使われる文字コードです。 |
仕訳帳 |
Shift-JIS またはUnicode(UTF-8) |
Shift-JIS:Windows で一般的に使われる文字コード |
経費精算、支払依頼、各種申請 |
Shift-JIS またはUnicode(UTF-8) |
Shift-JIS:Windows で一般的に使われる文字コード |
インポート用データのサンプルファイル など |
Unicode(UTF-8) |
MacOSで一般的に使われる文字コードです。 |
ファイルが文字化けした場合の対処方法
Windowsの場合
Windows版の Microsoft Excel でCSVファイルを開いた際に文字化けしている場合、以下の方法で解消できる可能性があります。
- CSVファイルを右クリックし、「プログラムから開く」→「メモ帳」を選択します。
- メモ帳で開いた際に文字化けしていない事を確認し、「ファイル」→「名前をつけて保存」を選択し、表示されたダイアログボックス上の「文字コード」を「ANSI」に変更の上、保存します。
- Excel でCSVファイルを開き、文字化けが解消されていることを確認します。
Windowsの仕様として、ファイル名が「UTF-8」のファイルをzipで圧縮して解凍するとファイル名の文字化けが発生します。
Macの場合
Mac版の Microsoft Excel でCSVファイルを開いた際に文字化けしている場合、以下の方法で解消できる可能性があります。
- CSVファイルを右クリックし、「このアプリケーションで開く」→「テキストエディット」を選択します。
- キーボードで command + shift + S をタップし、ファイルを複製します。
- キーボードで command + S をタップし、保存画面を開きます。
- 「名前」を、任意の名前に「.csv」を付けた名前にして、「標準テキストのエンコーディング」を「日本語(Shift JIS)」として、保存します。
※ この時付ける任意の名前は、元のファイルとは別の名前にします。(同名のファイルは保存できないため)
- Excel で4のCSVファイルを開き、文字化けが解消されていることを確認します。