freee会計を使い始めるにあたって、最初に必要となる設定や準備作業があります。
法人を設立して1期目の方と2期目以降の方では内容が多少異なりますが、おおよそ以下の流れで進めていきます。
初期設定の流れ
1. 口座の登録
銀行・クレジットカードなどをfreeeに登録します。
2. 事業所の設定
法人名・業種などの基本情報、会計期間、消費税の扱いなどについて設定します。
3. 開始残高の設定
期首(年度の初め)時点の資産と負債・純資産の残高を設定します。
4. 勘定科目の設定
勘定科目の追加・編集を行います。
5. 仕訳のインポート(2期目以降のみ)
他社の会計ソフトから仕訳データを取り込みます。
6. 口座同期の設定
銀行などのオンラインサービスとfreeeを連携するための設定を行います。
同期機能を利用する上での注意点もあわせて確認しましょう。
仕訳インポートが必要か判断する
「5. 仕訳のインポート」は、2期目以降で必要な場合のみ行います。
必要かどうかは、下表を参考に判断しましょう。
導入時期 |
導入時期以外の条件 |
仕訳インポート |
---|---|---|
1期目(設立初年度) |
― |
必要なし |
2期目以降 |
パターン1. 次の両方に当てはまる:
|
必要なし |
パターン2. 次のどちらかに当てはまる: A. いままで他社の会計ソフトを利用していて、期中で乗り換える(freeeでの入力は期中から始める) B. freee上で前期比較を行う |
必要あり※ |
※ 「仕訳インポート:必要あり」のうち、Aの場合は期首から乗り換え時までの仕訳を、Bの場合は前期の仕訳をインポートします。
初期設定の流れを確認できたら、次のページから各設定を進めていきましょう。