入力が必要なケース
預貯金の利子や配当を受け取り、freee会計に以下のような仕訳を登録している場合に利用します。金額が数百円など少額な場合は作成は不要です。
仕訳例
普通預金(入金額) 1,000/受取利息 1,180
法人税・住民税及び事業税(源泉所得税額) 180
入力をする場合の手順
- 別表六(一)を選択し、受取利息や配当の金額と、控除された源泉所得税の金額をそれぞれ記入します。
- 別表五(二)を選択し源泉所得税の欄を入力します。
- 別表六(一)と別表五(二)の必要箇所に金額が入力できていればここでの入力は完了です。
入力方法
- 別表六(一)①収入金額にの受取利息金額を、②の所得税額に、源泉所得税額を入力します。③の合計金額は、別表一所得税の額に転記され、法人税から控除されます。
- 上記の源泉所得税を別表五(二)>「損金不算入のもの」欄>②当期発生額、⑤損金経理による納付に入力します。
なぜ入力するの?
法人が受け取った銀行の預金利息や出資先の法人から受け取った配当については、入金されるときに源泉所得税が控除されます。この所得税の金額は法人税の計算上、税額から控除することができ、このことを所得税額控除と呼びます。
所得税額について控除を受ける場合には、別表六(一)で入力を行い源泉所得税の分だけ法人税額を低くすることができます。