入金管理・支払管理レポートとは
未決済取引が増えてくると、入金日や支払日の管理は煩雑になり、未収・未払分の残高も把握しにくくなります。
「入金管理レポート」と「支払管理レポート」では、それぞれ収入と支出の未決済取引を一覧でき、ソートや検索も可能です。
事業を営む上で重要な入金と支払いの管理を簡単に漏れなく行うためにも、レポートの見方をおぼえてしっかり活用していきましょう。
本ページでは、レポートに関して以下をご説明します。
入金管理レポートで売掛金や未収入金を管理する
[レポート]メニュー →[入金管理レポート]を開くと、まだ入金されていない未決済取引の一覧が表示されます。
一覧では、各未決済取引の発生日や決済期日、取引先名や決済残額などの情報を確認できます。
特定の期間や取引先だけを見たい場合などは、上部で条件の絞り込みも可能です。
【債権一覧タブ】
取引の詳細を確認したり、手動で決済を登録したりしたい場合は、
各行右端の「取引」列にあるアイコン(マーク)をクリックすると、その未決済取引を[取引の一覧・登録]画面で確認できます。
未決済取引一覧の右上にあるボタンからは、表示の切り替えやデータ出力の操作が可能です。
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集計方法
「決済期日」ごとに集計するか、「取引先」ごとに集計するかを切り替えられます。 -
表示件数
全体の件数がこの表示件数を超えている場合、画面左下の[さらに読み込む]ボタンをクリックするまで読み込まれていない取引がある状態です。
表示件数を調整して、見落としがないよう注意しましょう。 -
エクスポート
表示されているデータをCSV形式で出力できます。エクセルなどで管理したり共有したりする必要があるときにご利用ください。
【年齢表タブ(スタータープラン以上 または 旧ベーシックプラン以上)】
売掛金や未収入金が発生してから何か月経過しているかを「年齢表」で確認できます。
年齢表では、取引先別 ✕ 発生日別だけでなく、取引先別 ✕ 期日別にも対応しています。
入金管理レポートについて、より詳しくは「 入金管理レポートの見方と活用アイディア(売掛レポート) 」のヘルプページをご覧ください。
支払管理レポートで買掛金や未払金を管理する
[レポート]メニュー →[支払管理レポート]を開くと、まだ支払っていない未決済取引の一覧が表示されます。
一覧では、各未決済取引の発生日や決済期日、取引先名や決済残額などの情報が確認できます。
基本的な構成は「入金管理レポート」と同じです。
【債務一覧タブ】
【年齢表タブ(スタータープラン以上 または 旧ベーシックプラン以上)】
支払管理レポートについて、より詳しくは「 支払管理レポートの見方と活用アイディア(買掛レポート) 」のヘルプページをご覧ください。
支払管理レポートで一括振込ファイルを作成する
一括振込ファイルを使って振込業務を効率化
支払管理レポートでは、銀行口座から振込を行うための「一括振込ファイル」を作成可能です。(法人であればスタータープラン以上 または 旧ベーシックプラン以上で対応)
作成したファイルをインターネットバンキングに取り込むと、1件1件振込操作を行う必要なく、簡単に振込業務を完了できます。
ご利用にあたっては、あらかじめ下記3点をご確認ください。
- 一括振込(総合振込)が可能なインターネットバンキングのプランに加入している
- インターネットバンキングのシステムが、外部で作成したファイルのアップロードに対応している
- 銀行から通知された「委託者コード」がわかる
一括振込用ファイルの作成手順
- 事前準備として、振込先となる取引先の口座情報を設定しておく必要があります。
[設定]メニュー →[取引先の設定]から対象の取引先を開き、編集画面で「取引先の口座情報」を設定しておきましょう。 - 支払管理レポートの一覧から一括振込を行いたい取引を選択し、[一括操作]ボタンから[一括振込ファイルを作成する]を選択します。
- 取引先と金額の一覧が表示されますので、確認して[次へ]をクリックします。
- 振込元となる自社の口座情報を入力します。
「ファイル形式」はご利用のインターネットバンキングにより異なりますので、ご不明な場合には銀行に確認して適切なものを選びましょう。
※ 「委託者コード」とは、総合振込サービスの申込み時に銀行から通知された番号です。
※ 「委託者名」には自社名もしくは口座名義を入力します。 - 振込内容を確認し、「引き落とし日」を入力します。
[作成]ボタンをクリックすれば、一括振込ファイルの作成は完了です。 - 支払管理レポートの画面右上にある[一括振込ファイルのダウンロード]から、作成したファイルをダウンロードします。
一括振込ファイルを作成すると、支払管理レポート上での「振込状況」が「振込済」に変わります。
ダウンロードした一括振込ファイルを使ってインターネットバンキングから一括振込を実行し、freeeにその出金明細が取り込まれたら、未決済取引の消込を行いましょう。
一括振込ファイルの作成について、より詳しくは「 インターネットバンキングに振込データを連携する 」のヘルプページをご覧ください。