ここまでの作業で税額の計算が一通り完了しました。この手順では納税金額を確認します。
申告書や納付書でも確認できますが、納付状況ボタンで一覧を見ることができます。
確認方法
- 別表一の作成画面を開き、[納付状況]ボタンをクリックします。
- 納付税額を確認します。
項目 | 内容 |
---|---|
年間税額 | 1年間の税額合計 |
既納付額 | 中間納付 |
申告納付額 | 申告時の納付金額 |
見込納付額 差引納付額 |
期限延長の届出を提出し、2回に分けて納付する際にのみ使用 |
翌期納付額 | 翌期の中間納付 |
申告納付金額の総計 | 申告時の納付合計額 |
タブごとの意味
- 納税額一覧表
税目別に納税金額を一覧にしています。 - 事業税・都道府県民税内訳表
事業税・都道府県民税を都道府県別に一覧にしています。 - 市町村民税内訳表
市町村民税を市町村別一覧にしています。
確認ポイント
納付金額が大まかに正しいかどうかパターン別に確認しましょう。
- 当期が赤字決算だった場合
→法人税や事業税は0円になっており、都道府県民税・市町村民税の均等割にのみ数値が入っている - 当期は黒字だったが、その利益を上回る過去の欠損金がある
→法人税や事業税は0円になっており、都道府県民税・市町村民税の均等割にのみ数値が入っている - 当期は黒字で前期以前に欠損金がない、もしくは欠損金が当期の利益額より小さい
→法人税、地方法人税、事業税、地方法人特別税、住民税などの各税目で税額が計算されており、全部を合算すると概ね利益額の25%程度になっている。