経費精算の概要
「 4.7 従業員の立て替えた経費や取引先の費用の立て替えを登録する 」で見たように、従業員が会社の経費を立て替えた場合、その経費の内容に合った勘定科目で未決済取引を登録し、従業員に対して精算したときに消込をします。
従業員から提出されたレシート類を見ながら手入力することになるため、件数や従業員数の増加に従って、経費精算の業務だけでも相当な入力作業と管理の手間が発生します。
また、経費精算の処理がスムーズに行われないと、立て替えた従業員にとっても負担となります。
freee会計の経費精算機能では、従業員が自らレシート類を撮影し、金額や支払いの内容を入力して経費申請を行います。申請はオンラインで、スマートフォンのアプリのみで完結できます。
管理者や経理担当者は申請内容を確認して、オンラインで承認します。
承認後に[取引を登録]ボタンをクリックすると申請内容を反映した未決済取引が登録されるので、経費精算に関わる業務の負担を分散できます(※1)。
また、freee人事労務を併用している場合、経費精算の内容を従業員の給与明細に反映し、給与と合わせて支払うことも可能です(※2)。
※1 経費精算機能は、freee会計のスタータープラン以上(または旧ベーシックプラン以上)で利用可能です。また経費申請を行う従業員は、freee会計にメンバーとして招待されている必要があります。
※2 経費精算の給与連携機能は、freee人事労務のスタータープラン(または旧ベーシックプラン)以上で利用可能です。
経費精算機能について、より詳しくは「 freee会計を使った経費精算の流れ 」をご覧ください。