対象プラン
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新プラン | ミニマム | スターター | スタンダード | アドバンス |
旧プラン | ミニマム | ベーシック | プロフェッショナル | エンタープライズ |
freee人事労務は、freee勤怠管理Plus側で管理している勤怠データを次の方法で取り込むことができます。
- API連携
- CSV形式で取り込む(インポート)
本ページでは、freee人事労務に、freee勤怠管理Plusの勤怠データを取り込む全体の流れについて説明します。
目次
「freee人事労務」と「freee勤怠管理Plus」両方をご利用の場合
「freee人事労務」と「freee勤怠管理Plus」両方をご利用の場合、給与と勤怠を分けて管理いただく流れとなります。
その場合、「freee人事労務」と「freee勤怠管理Plus」で管理するデータの分け方は、下表のとおりです。
freee人事労務 | freee勤怠管理Plus |
---|---|
給与データの管理
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勤怠データの管理
|
全体の流れ
freee人事労務に、freee勤怠管理Plusの勤怠データを取り込む流れを説明します。
大まかな全体の流れは、次のとおりです。
- 1. 【freee人事労務】勤怠管理の方法を選択する
- 2. 【freee人事労務 / freee勤怠管理Plus】連携するための事前設定
- 3. 【freee勤怠管理Plus】打刻するための必要最低限の設定
- 4. 【freee勤怠管理Plus】スケジュール管理を行うための設定
- 5. 【freee勤怠管理Plus】日々の勤怠打刻・勤怠を締める
- 6. 【freee人事労務】勤怠データをAPI連携 または CSV形式で取り込む
- 7. 【freee人事労務】給与明細を確認・確定する
- 参考:【freee勤怠管理Plus】カスタムデータ項目を設定
※ freee人事労務上で行う操作を「【freee人事労務】」、freee勤怠管理Plus上で行う操作を「【freee勤怠管理Plus】」と表記しております。
1. 【freee人事労務】勤怠管理の方法を選択する
freee人事労務で勤怠管理の方法を選択します。
freee勤怠管理Plusで勤怠打刻、勤怠入力・編集、休暇管理をしたい場合
freee人事労務の勤怠管理の方法を「freee勤怠管理Plus」に切り替えることで、freee勤怠管理Plus側で従業員の勤怠打刻や入力などを管理することができます。
詳しくは、「勤怠管理の方法を選択する」のヘルプページをご覧ください。
freee人事労務から勤怠管理の方法を「freee勤怠管理Plus」に切り替えた場合、freee人事労務側では勤怠打刻や勤怠の直接編集、有給などの休暇管理や勤怠申請ができなくなります。
- freee人事労務の[申請]メニュー及び[休暇]メニューが非表示となります。
- freee人事労務の[勤怠]メニューは、勤怠サマリーの閲覧のみ可能です。
そのため、従業員がご自身の有給休暇を確認する際は、「freee勤怠管理Plus」にログインして確認します。
freee勤怠管理Plusで勤怠打刻は行うが、freee人事労務で休暇管理や勤怠を編集したい場合
「freee人事労務」と「freee勤怠管理Plus」両方で管理する必要があります。
その場合、freee人事労務の勤怠管理の方法を「freee人事労務」のまま勤怠データを取り込むことで、freee勤怠管理Plus側で勤怠打刻は行い、freee人事労務側で従業員の休暇管理や勤怠を直接編集することができます。
詳しくは、「勤怠管理の方法を選択する」のヘルプページをご覧ください。
- 本操作は、勤怠データの取り込み方法が「API連携」のみ可能です。
- 本操作は、freee勤怠管理Plus側で勤怠打刻を行うため、freee人事労務側では打刻が不要です。
-
freee勤怠管理Plusでは、「時給の時間帯設定」に対応しておりません。
そのため、freee人事労務側で「時給の時間帯設定」をしている従業員がいる場合は、freee人事労務の勤怠管理の方法を「freee人事労務」のまま、次のいずれかの方法で該当従業員の勤怠データを取り込みます。- 勤怠を直接編集する
- freee形式のCSVファイルで取り込む(インポート)
- なお、上記いずれかの方法で勤怠データを取り込んだ後にfreee勤怠管理PlusのAPI連携を行うと、勤怠データが上書きされますのでご注意ください。
2. 【freee人事労務 / freee勤怠管理Plus】連携するための事前設定
freee人事労務では、次のいずれかの方法で、freee勤怠管理Plusの勤怠データを取り込むことができます。ここでは連携するための事前設定を行います。
API連携
詳しくは、「API設定を行う」のヘルプページをご覧ください。
- freee勤怠管理Plusの勤怠データを取り込むと、freee人事労務の[勤怠]メニューに入力した情報ではなく、取り込んだ勤怠データの勤務時間にもとづいて給与計算が行なわれます。
- 取り込んだ freee勤怠管理Plus の勤怠データは、freee人事労務側で直接編集はできません。
- freee勤怠管理Plusの勤怠データをAPI連携する場合、「裁量労働制」には対応しておりません。
- 「freee勤怠管理Plusの勤怠データをAPI連携する - 注意点」のヘルプページもあわせてご確認ください。
CSV形式で取り込む(インポート)
詳しくは、「締め日と社員番号をサービス間で一致させる」のヘルプページをご覧ください。
- freee勤怠管理Plusの勤怠データを取り込むと、freee人事労務の[勤怠]メニューに入力した情報ではなく、取り込んだ勤怠データの勤務時間にもとづいて給与計算が行なわれます。
- 取り込んだ freee勤怠管理Plus の勤怠データは、freee人事労務側で直接編集はできません。
- 「裁量労働制」または「フレックスタイム制」の勤務・賃金設定が適用されている従業員は、「freee形式」であればCSV形式で勤怠データを取り込むことができます。
3. 【freee勤怠管理Plus】打刻するための必要最低限の設定
freee勤怠管理Plusで打刻や勤怠入力をするために、必要最低限の以下4つを設定します。
所属設定
拠点や部署など、会社の組織構造を設定します。
詳しくは、「「所属設定」の設定方法」のヘルプページをご覧ください。
雇用区分設定
「正社員」や「アルバイト」などの雇用区分を登録し、勤怠の集計に関する基本ルールを設定します。
なお、同じ雇用区分でも、締め日や勤怠データの集計ルールが異なる場合は分けて設定します。
例:「固定時間制」と「フレックスタイム制」の正社員が在籍している場合
→ 「正社員(固定時間)」と「正社員(フレックス)」を設定します。
詳しくは、「「雇用区分設定」の設定方法」のヘルプページをご覧ください。
従業員設定
従業員を登録します。ここでは、「freee人事労務」と「freee勤怠管理Plus」それぞれの従業員の登録状況によって操作が異なります。
詳しくは、次のとおりです。
-
すでに「freee人事労務」で従業員登録をしていて、これから「freee勤怠管理Plus」側でも従業員登録をする場合
- freee人事労務に登録されている従業員情報を「送信連携」機能を用いてfreee勤怠管理Plusに連携します。詳しくは、以下のヘルプページをご覧ください。
- freee人事労務からfreee勤怠管理Plusへ従業員情報を連携する(freee人事労務)
- freee人事労務に登録されている従業員情報を「送信連携」機能を用いてfreee勤怠管理Plusに連携します。詳しくは、以下のヘルプページをご覧ください。
-
「freee人事労務」と「freee勤怠管理Plus」共に従業員登録しておらず、これから従業員登録する場合
この場合、状況に合わせて、次のいずれかの方法で登録します。
- freee人事労務に従業員情報を登録し、「送信連携」機能を用いてfreee勤怠管理Plusに連携します。詳しくは、以下のヘルプページをご覧ください。
- 従業員を1人ずつ追加する(freee人事労務)
- freee人事労務からfreee勤怠管理Plusへ従業員情報を連携する (freee人事労務)
- freee人事労務 と freee勤怠管理Plus それぞれで従業員情報を登録し、同じ従業員番号を設定します。詳しくは、以下のヘルプページをご覧ください。
- 従業員を1人ずつ追加する(freee人事労務)
- 「従業員設定」の設定方法(freee勤怠管理Plus)
- freee人事労務に従業員情報を登録し、「送信連携」機能を用いてfreee勤怠管理Plusに連携します。詳しくは、以下のヘルプページをご覧ください。
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すでに「freee勤怠管理Plus」で従業員登録をしていて、これから「freee人事労務」にも登録したい場合
- freee勤怠管理Plusに登録している従業員番号と同じ番号で、freee人事労務に従業員情報を登録します。詳しくは、以下のヘルプページをご覧ください。
- 従業員を1人ずつ追加する(freee人事労務)
- freee勤怠管理Plusに登録している従業員番号と同じ番号で、freee人事労務に従業員情報を登録します。詳しくは、以下のヘルプページをご覧ください。
タイムレコーダー設定
出勤、退勤、休憩を打刻するタイムレコーダーを設定します。
認証する機器(クラウドレコーダーやICカード打刻など)に応じて所定の設定を行うことで、打刻ができるようになります。
詳しくは、「打刻機マニュアル」をご覧ください。
4. 【freee勤怠管理Plus】スケジュール管理を行うための設定
freee勤怠管理Plusでは、「パターン」と「休暇区分」を予め作成し、それらを従業員のスケジュールに割り当てていくことで、スケジュール管理を行います。
スケジュール管理を行うために、以下3つを設定します。
パターン設定
パターンとは、出勤・退勤・休憩などの予定をパターン化したものです。
例えば、「9:00〜18:00勤務、12:00〜13:00休憩」といった勤務予定をパターンとして作成します。
詳しくは、「「パターン設定」の設定方法」のヘルプページをご覧ください。
休暇区分設定
休暇区分とは、休暇を管理するための種別(有休、振替休日、夏季休暇など)です。デフォルトでは「有休」「代休」「欠勤」などが登録されています。
会社独自の休暇がある場合は作成します。
詳しくは、「「休暇区分設定」の設定方法」のヘルプページをご覧ください。
スケジュール管理
作成した「パターン」や「休暇区分」を従業員毎に割り当てていくことで、スケジュールの管理を行います。
従業員に割り当てる方法はいくつかあります。詳しくは次のとおりです。
-
「自動スケジュール設定」でルールを設定し、自動で割り当てる場合
-
「日別スケジュール」や「月間スケジュール」を手動で割り当てる場合
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CSVファイルを用意し、データをインポートして手動で割り当てる場合
5. 【freee勤怠管理Plus】日々の勤怠打刻・勤怠を締める
従業員と管理者それぞれが行う操作があります。
従業員が行う操作
出勤・退勤・休憩の打刻や、有休の使用など、毎日の勤務データを記録していきます。
詳しくは、「従業員マニュアル」をご覧ください。
管理者が行う操作
従業員が打刻した勤務データを管理者が確定させることを「締め」といいます。
この「締め」の操作をすることによって勤務データがロックされ、打刻内容が変更できないようになります。
詳しくは、「勤怠を締める方法 / 締めを解除する方法」のヘルプページをご覧ください。
6. 【freee人事労務】勤怠データをAPI連携 または CSV形式で取り込む
勤怠データをAPI連携 または CSV形式で取り込みます。
API連携
freee人事労務に勤怠データをAPI連携します。
詳しくは、「毎月行う作業:APIインポート作業」のヘルプページをご覧ください。
※ 本操作は毎月行う必要があります。
CSV形式で取り込む(インポート)
freee勤怠管理Plusから勤怠データを出力し、freee人事労務に取り込みます。
それぞれの詳しい操作手順は、以下のヘルプページをご覧ください。
7. 【freee人事労務】給与明細を確認・確定する
本ページ「6. 【freee人事労務】勤怠データをAPI連携 または CSV形式で取り込む」にて取り込んだ勤怠データをもとに給与明細を確認・確定します。
詳しくは、「給与明細を発行する」のヘルプページをご覧ください。
参考:【freee勤怠管理Plus】カスタムデータ項目の設定
freee勤怠管理Plusからデフォルトの設定のまま勤怠データを取り込むと、想定していない勤怠集計結果になる場合があります。
そのため、必要に応じてreee勤怠管理Plus側でカスタムデータ項目を作成します。
例えば、次のようなケースはカスタムデータ項目の作成が必要です。
- フレックスタイム制の従業員の場合
- デフォルト設定では「有休取得日数」が「総出勤日数」や「所定労働出勤日数」に含まれないため、これを含めて集計したい場合
- デフォルト設定では「所定時間」に「深夜所定時間」が含まれないため、これを含めて集計したい場合
カスタムデータ項目の設定方法は、「集計項目のカスタマイズ方法(カスタムデータ項目設定)」のヘルプページをご覧ください。