※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
半休や時間休の間に労働し、実労働時間と休暇みなし勤務時間が重複した場合、以下のように計上方法を選択できます。以下に具体的な集計例も記載しています。
- 実労働時間と休暇みなし勤務時間の両方を計上する
- 休暇みなし勤務時間のみ計上する
- 2023年2月8日以降にご利用開始の場合は、内部設定の初期値が以下のように設定されています。
- 半休と実労働時間の2重計算:使用する
- 時間休と実労働時間の2重計算:使用する
- 実労働時間と休暇みなし勤務時間の両方を計上する場合、「メールサポートを利用する(freee勤怠管理Plus)」のヘルプページを参考に、サポートセンターへ「半休と実労働時間の2重計算」「時間休と実労働時間の2重計算」のいずれか、あるいは両方を「使用する」に変更するようご依頼ください。
- 休暇みなし勤務時間のみ計上する場合は「使用しない」である必要があります。サポートセンターへ変更をご依頼ください。ただし、この変更はすべての休暇区分に影響します。
集計例:時間休17時~18時の日に、17時20分まで残業した場合
- 雇用区分設定「日の時間外集計」>「残業開始時間」項目にて、「8時間0分間を超過した勤務については、残業としてカウントする」としている
- 雇用区分設定「休暇関連」の[詳細]タブ >「休暇みなし時間の所定外・残業計算への算入」項目にて、「休暇みなし時間を所定外・残業計算に含める」としている
※ 上記例示のように重複時間が「残業」として計上されるかは、雇用区分設定などの設定状況によります。
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実労働時間と休暇みなし勤務時間の両方を計上する:
時間休の間の実労働時間20分は「残業」として計上されます。
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休暇みなし勤務時間のみ計上する:
時間休の間の実労働時間20分はカットされます。
設定方法
冒頭で解説した内部設定に加え、休暇取得時にみなし勤務時間を計上する設定が必要です。
詳細については「休暇取得時にみなし労働時間を計上する方法(休暇みなし勤務時間)」のヘルプページをご参照ください。
現在の設定の確認方法
現在「実労働時間と休暇みなし勤務時間の両方を計上する」設定かどうかは、アカウントの発行時期や休暇取得方法「休暇区分使用」への移行時期により異なります。
勤務データ編集画面の[計算手順の表示]にて、現在の設定を確認可能です。
- 次のいずれかの方法で勤務データ編集画面を開きます。
- 日別データ >[表示]> 対象者の[編集]
- 月別データ >[表示]> 対象者の[タイムカード]> 対象日の[編集]
- 従業員検索 >[検索]> 対象者の[タイムカード]> 対象日の[編集]
- スケジュール管理 > 対象者の[タイムカード]> 対象日の[編集]
- 画面下部「時間計算結果」の右にある[計算手順の表示]をクリックします。
該当日がエラー勤務になっている場合は、[計算手順の表示]が表示されません。エラー勤務の解消後にご確認ください。
- 時間計算結果の計算手順が表示されます。次の計算手順を確認します。
【半休】
「企業設定:半休と実労働時間の2重計算」を確認します。
- 使用する:実労働時間と休暇みなし勤務時間の両方を計上します。
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使用しない:休暇みなし勤務時間のみ計上します。
【時間休】
「企業設定:時間休と実労働時間の2重計算」を確認します。
- 使用する:実労働時間と休暇みなし勤務時間の両方を計上します。
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使用しない:休暇みなし勤務時間のみ計上します。
時間休中の実労働時間を計上する場合の注意事項(中抜けの場合)
中抜けの時間休中の実労働時間を計上する場合は、実際に時間休を開始した時刻に「退勤打刻」、時間休を終了した時刻に「出勤打刻」が必要です。