対象プラン(会計・法人)
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新プラン | スターター | スタンダード | アドバンス | エンタープライズ |
旧プラン | ベーシック | プロフェッショナル | エンタープライズ | ||
対象プラン(会計・個人) | スタンダード | プレミアム | |||
その他 | freee経理 | freee請求書 スタンダード | freee請求書 アドバンス |
作成済みの複数の見積書・納品書の内容を元に、合算請求書を発行できます。
※既に請求書と紐付いている見積書・納品書は、合算請求の対象となりません。
合算請求書を作成する
- 複数の見積書・納品書が同一の取引先へ発行された状態としておきます。
見積書・納品書の作成方法については「請求書・納品書・見積書・領収書を作成する 」をご覧ください。 - [見積書]または[納品書]を開き、取引先が同じ見積書・納品書にチェックを入れます。
※[フィルタ]ボタンより、絞り込みができます。 - チェックを入れた後に表示される[合算請求書を作成]ボタンをクリックします。
- 合算請求の種別を選択する画面が表示されるため、「納品書のすべての行を請求書に反映」「納品書1枚を1行で請求書に反映」のいずれかにチェックを入れ、[合算請求書を作成]ボタンをクリックします。
※「納品書のすべての行を請求書に反映」を選択すると、合算元の帳票から明細行を複製する形で、明細の編集が可能な合算請求書を作成することが出来るようになります。
[合算請求書]ボタンクリック後にエラーが起きる場合は本ページの「合算請求書を作成する際にエラーが発生した場合」をご確認ください。
- 元の見積書・納品書の詳細行をそれぞれ転記した合算請求書が作成されます。
作成後は一覧画面と詳細画面に「合算請求」と表示されます。
また、合算後の請求書は取引連携を行うことができます。
※連携時には、合算後の金額ではなく合算元の各明細が連携されます。
取引連携の方法については「freee会計へ取引を連携する」をご覧ください。
合算請求書の明細、及び取引登録する際の明細行の並び順
合算請求書の作成は、本ページの「合算請求書を作成する」の通り2つの方法があり、それぞれの方法で作成した場合の、合算請求書に表示される内容、合算請求書の明細行の並び順、合算請求書を取引登録する際の明細行の並び順は以下の通りです。
※合算請求書は、見積書だけでなく納品書からも作成することができます。
「見積書の全ての行を請求書に反映」形式
項目 | 内容・並び順 |
---|---|
合算請求書に表示される内容 | 元となる見積書に含まれる全ての明細行を表示 |
合算請求書の明細行の並び順 | 任意で変更可 |
合算請求書を取引登録する際の明細行の並び順 | 合算請求書の並び順と同じ |
例:2つの見積書を「見積書の全ての行を請求書に反映」で合算請求書にする場合
- 以下のように見積書A、Bを順に作成するとします。
【見積書A】
明細行1:摘要: 見積書Aの明細行1・100円
明細行2:摘要: 見積書Aの明細行2・200円
【見積書B】
明細行1:摘要: 見積書Bの明細行1・300円
明細行2:摘要: 見積書Bの明細行2・400円 - 合算請求書を作成すると、並び順は当初以下のようになります。
【合算請求書】
- 明細行1:摘要: 見積書Aの明細行1・100円
- 明細行2:摘要: 見積書Aの明細行2・200円
- 明細行3:摘要: 見積書Bの明細行1・300円
- 明細行4:摘要: 見積書Bの明細行2・400円
- これを合算請求書の編集画面で並び替えることができ、さらに取引登録をする際にも、同じ並び順が適用されます。以下は、見積書の金額順に並べ替えたものです。
- 明細行1:摘要: 見積書Bの明細行2・400円
- 明細行2:摘要: 見積書Bの明細行1・300円
- 明細行3:摘要: 見積書Aの明細行2・200円
- 明細行4:摘要: 見積書Aの明細行1・100円
【取引登録画面の明細行の並び順】
「見積書1枚を1行で請求書に反映」形式
項目 | 内容・並び順 |
---|---|
合算請求書に表示される内容 |
合算する各見積書を1行にまとめた明細行を表示 例:3つの見積書をまとめる場合は各見積書1行ずつの計3行 |
合算請求書の明細行の並び順 | 行ごとにまとめられた見積書単位で任意に変更可 |
合算請求書を取引登録する際の明細行の並び順 |
合算請求書の並び順と同じ ※2024/6/25のリリースより前は作成日を基準として、作成日がより古いものが上に来る仕様でした。 ※取引登録の際には元となる各見積書に含まれる明細が展開されます。より詳細な動作は下記の例をご参照ください。 ※各見積書内の明細の並び順は合算前に変更することができます。 |
例:3つの納品書を「納品書1枚を1行で請求書に反映」で合算請求書にする場合
- 以下のように納品書A、B、Cの順に作成するとします。
【納品書A】
件名:納品書A
明細行1
- 摘要: 納品書Aの明細行1・100円
- 単価: 100
- 摘要: 納品書Aの明細行2・200円
- 単価: 200
【納品書B】
件名:納品書B
明細行1
- 摘要: 納品書Bの明細行1・300円
- 単価: 300
- 摘要: 納品書Bの明細行2・400円
- 単価: 400
【納品書C】
件名: 納品書C
明細行1- 摘要: 納品書Cの明細行1・500円
- 単価: 500
- 摘要: 納品書Cの明細行2・600円
- 単価: 600
- 納品書A、B、 C から合算請求書を作成します。
- 「請求書の新規作成」画面で並び順をB→A→Cに変更します。
- 合算請求書を取引登録する際には取引明細の並びが、合算請求書の明細行の並び順(B→A→C)になります。
【合算請求書を取引登録する際の明細行の並び順】
- 納品書Bの明細行1
- 納品書Bの明細行2
- 納品書Aの明細行1
- 納品書Aの明細行2
- 納品書Cの明細行1
- 納品書Cの明細行2
※2024/6/25のリリースより前に「1枚を1行で請求書に反映」で作成していた場合の並び順は、合算請求書の並べ替えの結果とは無関係に、元となる帳票の作成時点順でした。
【以前の並び順】
- 納品書Aの明細行1
- 納品書Aの明細行2
- 納品書Bの明細行1
- 納品書Bの明細行2
- 納品書Cの明細行1
- 納品書Cの明細行2
合算請求書を作成する際にエラーが発生した場合
※合算請求書の合算元帳票の作成上限は100件です。
合算請求書を作成する際に、帳票の状態や設定によってはエラーが発生することがあります。
エラーが発生した場合は下表を参考に合算請求書の作成を再度お試しください。
エラーになる条件 | エラーの表示位置 | 解決方法 | |
---|---|---|---|
No.1 |
他の合算請求書に追加済み帳票をチェックしている場合 |
行ごとに表示 | 合算請求書に追加済みの帳票のチェックを外してください。 |
No.2 |
請求書に変換済みの見積書・納品書をチェックしている場合 |
行ごとに表示 | 請求書に変換済みの帳票のチェックを外してください。 |
No.3 |
請求書から変換された納品書をチェックしている場合 |
行ごとに表示 |
請求書から納品書に変換済みの帳票のチェックを外してください。 また、変換済みの納品書をもとに合算請求書を作成したい場合は、この納品書をコピーのうえ作成してください。 |
No.4 |
取り消し済みの帳票をチェックしている場合 |
行ごとに表示 |
取り消し済みの帳票のチェックを外してください。 誤って帳票を取り消した場合は復元した後に再度お試しください。 |
No.5 |
合算する取引先のマスタ(freee会計)での「請求設定」>「請求先」が「指定しない」になっている場合 |
行ごとに表示 |
「この取引先に請求」に変更してください。 詳しくは「取引先を登録する - 取引先の情報詳細を登録する」の【入力項目の解説】の「請求設定」をご確認ください。 |
No.6 |
freee販売で作成した帳票である場合 |
行ごとに表示 |
freee販売で作成した帳票のチェックを外してください。 この帳票をもとに合算請求書を作成する場合はfreee販売側で作成してください。詳しくは「請求を登録する - 合算請求書を作成する」をご確認ください。 |
No.7 |
選択した請求先がそれぞれ異なる場合 |
帳票一覧の上に表示 |
同じ請求先(取引先)の帳票をチェックしてください。 請求先が誤っている場合は帳票の編集画面から修正のうえ再度お試しください。 |
No.8 |
消費税の内税・外税区分が異なる場合 |
帳票一覧の上に表示 |
消費税の記載方法を「内税」または「外税」に統一してください。 修正する場合は、該当の帳票の編集画面から[課税・表示設定]→ 消費税欄で[税抜表示(外税)]または[税込表示(内税)]を選択してください。 |
No.9 |
消費税端数の計算方法が異なる場合 |
帳票一覧の上に表示 |
消費税の計算時に小数点が発生した際の端数の計算方法を「切り上げ」「切り捨て」「四捨五入」のいずれかに統一してください。 修正する場合は、該当の帳票の編集画面から[課税・表示設定]→ 消費税端数の計算欄で[切り上げ][切り捨て][四捨五入]のいずれかを選択してください。 |
No.10 |
源泉徴収の計算方法が異なる場合 |
帳票一覧の上に表示 |
源泉徴収の計算方法を「税抜金額で計算」または「税込金額で計算」に統一してください。 修正する場合は、該当の帳票の編集画面から[課税・表示設定]→ 源泉徴収の計算欄で[税抜金額で計算]または[税込金額で計算]を選択してください。 |
No.11 |
帳票の金額端数処理が異なっている場合 |
帳票一覧の上に表示 |
小数点が発生した際の端数の計算方法を「切り上げ」「切り捨て」「四捨五入」のいずれかに統一してください。 修正する場合は、該当の帳票の編集画面から[課税・表示設定]→ 金額は数の計算欄で[切り上げ][切り捨て][四捨五入]のいずれかを選択してください。 |
No.12 |
合算請求書の合算元帳票が100件以上の場合 |
帳票一覧の上に表示 |
合算請求書の合算元帳票の上限は100件になるため、100件以下で作成してください。 |
合算請求書を取り消しする
合算請求書を取り消すことで、再度別の合算として利用できるようになります。
※合算に使用した帳票は、合算請求書を取り消すまで編集・変換・取り消しが行えないためご注意ください。
- 「請求書」→[…]ボタンをクリックします。
- 表示された項目の[取り消し]をクリックします。
- [取り消す]をクリックします。
※取り消しを行った場合は、請求書のURLは無効となり、受領者は請求書を確認できなくなります。