案件データをインポートする

案件データをCSVやテキスト形式でインポートして、新規登録や更新が行えます。
このページでは、案件データのインポートの概要を紹介します。

案件データを用意する

インポート可能なデータ形式

CSVファイル（カンマ区切り形式）
※CSVファイルを準備してアップロード、またはインポートしたいデータをテキストで貼り付けることもできます。

サンプルファイルは、「インポート用サンプルファイル」をご確認ください。

インポート用ファイル作成時の注意事項

新規登録する場合：案件コードが空白または未登録のコードであれば新規登録されます。
上書き更新する場合：案件コードが同一の場合は登録済みの案件が上書きされます。
「カンマ(,)」は区切り文字として認識されますのでデータ内で使用しないでください。
データの一行目を項目名として自動で紐付けします。項目の順序は任意です。また、不要な項目は列ごと削除しても構いません。
freee販売で使用されている項目名と異なる列はインポートされません。
上書き時に空白の項目は上書き前のデータがそのまま保持されます。

インポート可能な項目

項目名	詳細
案件名称（必須）	必須項目です。登録済みの案件名と同一の場合はエラーとなります。（案件コードも同一である場合を除く）
案件コード	登録済みの案件コードと同一であれば案件情報が上書きされます。空白または未登録のコードであれば新規案件として登録されます。空白の場合、案件コードを「自動採番する」に設定しているとインポート時に自動で採番されます。
案件登録日	以下の日付形式のみインポートできます。 yyyy/mm/dd yyyy-mm-dd yyyymmdd
完了予定日	以下の日付形式のみインポートできます。 yyyy/mm/dd yyyy-mm-dd yyyymmdd
完了日	以下の日付形式のみインポートできます。 yyyy/mm/dd yyyy-mm-dd yyyymmdd
顧客コード	あらかじめ「取引先コード」として登録されたコードのみインポートできます。 ※事業所の詳細設定で取引先コードを［使用する］にしている場合のみ適用されます。参考：取引先コードの設定と確認方法
顧客名称	あらかじめ登録された名称のみインポートできます。
受注確度名称	あらかじめ登録された名称のみインポートできます。
フェーズ名称	あらかじめ登録された名称のみインポートできます。
社内担当者	あらかじめfreee人事労務に登録された従業員名称もしくは従業員番号でインポートできます。参考ヘルプ：freee人事労務「従業員情報の編集画面を開く」
担当部門	あらかじめ登録された名称のみインポートできます。
社内メモ	改行はできません。
受注見込	半角数字のみインポートできます。カンマや円、¥は使用できません。
発注見込	半角数字のみインポートできます。カンマや円、¥は使用できません。
その他費用見込	半角数字のみインポートできます。カンマや円、¥は使用できません。
その他費用実績	半角数字のみインポートできます。カンマや円、¥は使用できません。
プロジェクトコード(工数管理)	freee工数管理のプロジェクトコードです。あらかじめ登録されたコードのみインポートできます。 ※freee工数管理との連携をしている場合のみ適用されます。
プロジェクト名称(工数管理)	freee工数管理のプロジェクト名称です。あらかじめ登録された名称のみインポートできます。 ※freee工数管理との連携をしている場合のみ適用されます。

案件データのインポート手順

メニュー［案件］→［▼］→［インポート］をクリックします。
「ファイルをアップロード」または「テキストを貼り付ける」を選択します。
②-1「ファイルをアップロード」を選択した場合
- CSVファイルをグレーの欄へドラッグ＆ドロップするか「ファイルを選択」をクリックします。
- アップロード後、自動で「インポート確認」の画面に遷移します。
②-2「テキストを貼り付ける」を選択した場合
- テキスト形式を選択します
  - 自動判別：区切りに使用された文字によって自動判別します
  - CSV(カンマ区切り)
  - TSV(タブ区切り)
- 入力欄にテキストをそのまま入力します
- テキスト→プレビューに切り替えると項目名と内容が表形式で確認できます。
  項目名と内容が一致していない場合は、再度テキストに切り替え入力欄から直接修正が行えます。
- 項目名と内容が一致していたら「確認」をクリックします。
インポート確認
- データに問題がなければ「インポート」をクリックしてください。
- インポートデータに問題がある場合は、「！」のマークから問題の詳細が確認できます。
  修正が必要な場合は「戻る」を選択し、ファイルまたはテキストを修正して再度アップロードしてください。
- インポートが完了すると自動で「インポート履歴」の画面に遷移しますのでインポート結果を確認してください。

インポートの履歴を確認する

「インポート履歴」では、インポート結果の成否が確認できます。
また、過去にインポートした履歴もこちらから確認できます。

インポート履歴の確認方法
メニュー［案件］→［▼］→［インポート履歴］を開きます。
インポート結果の確認
過去に行われたインポートの履歴が一覧で表示されます。
- ステータスが「処理待ち」となっている場合は、時間を置いてからリロードしてください。（自動では切り替わりません）
- ステータスが「完了」または「エラーあり」となればインポートは完了です。
  ※エラー判定は案件単位で行われ、「エラーあり」となった場合でも問題のない案件は登録・更新されます。
  「エラーあり」の場合は詳細を確認して、エラーがあった案件のみやり直してください。
インポート結果の詳細の確認
行をクリックすると、案件ごとのインポート結果が確認できます。
- ステータス
  - 成功：登録または更新が完了しました
  - 失敗：エラー詳細を確認してやり直してください
- インポート方法
  - 登録：新規案件として登録されました
  - 更新：登録済みの案件が上書きされました
- データ
  - 案件名が表示され、クリックすると該当の案件詳細へリンクします

既存の案件をインポートで一括更新する

既存の案件一覧をエクスポートし、修正してインポートし直すことで一括更新も可能です。

登録済みの案件一覧をエクスポートする
- メニュー［案件］→［・・・］→［エクスポート］を開きます。
- CSVエクスポートの「ダウンロード」をクリックします。
  ※案件コードを基に上書きを行います。表示項目に「案件コード」が含まれていない場合は、出力オプションで「全ての表示項目を含める」にチェックを入れてください。
エクスポートしたCSVファイルを修正する
修正したい項目をCSV上で上書きし、再度CSV形式で保存します。
修正したファイルをインポートする
「案件データをインポートする」に従ってインポートを行います。