※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
いつも「freee勤怠管理Plus」をご利用いただき、ありがとうございます。 この度システムアップデートを実施し、より便利にご利用いただけるようになりました。
リリース情報
※ 一部の機能は、管理者による設定が必要な場合があります。
新機能
機能改修
- スマートフォンからも複数の時間休の同時申請が可能になりました
- 勤怠確認状況を確認できるようになりました
- 「深夜所定外」を「深夜所定」として計上できるようになりました
- 有休の初回付与日を従業員ごとに日付指定できるようになりました
- 積立有休の積立累積上限日数を200日に引き上げました
- メールテンプレート設定が、機能追加なしで使用できるようになりました
セキュリティ
その他
業務ごとに時間帯別の目標人数を設定できるようになりました
業務ごとに時間帯別の目標人数を設定できるようになりました。
以下の機能が追加されました。
- 1. 業務ごとに時間帯別の目標人数を設定できるようになりました
- 2. 日別スケジュール画面 / 日別業務データ画面で、業務ごとの目標人数を参照しながらスケジュールや業務データを入力できるようになりました
本機能を利用するには、以下の設定が必要です。
- 設定 > その他 > オプション > スケジュール設定カテゴリ > シフト管理機能 が「使用する」になっていること
1. 業務ごとに時間帯別の目標人数を設定できるようになりました
- 設定 > その他 > 目標設定 > [時間帯別業務目標設定]タブ
2. 日別スケジュール画面 / 日別業務データ画面で、業務ごとの目標人数を参照しながらスケジュールや業務データを入力できるようになりました
時間帯別業務目標設定にて目標人数が設定されている場合は、日別スケジュール画面と日別業務データ画面に、業務ごとに時間帯別の「予定 / 目標値比較」が表示されるようになりました。
予定されている人数と目標人数との差異を確認しながらスケジュールや業務データを入力できます。
-
日別スケジュール画面:
- 日別データ画面で、所属を1つ選択して表示 > [日別スケジュール設定]
-
日別業務データ画面:
- 日別データ画面で、所属を1つ選択して表示 > [日別スケジュール設定] > [日別業務データ]タブ
詳細は「業務ごとに時間帯別の目標人数を設定する方法(時間帯別業務目標設定)」のヘルプページをご覧ください。
日別業務データ登録画面の入力操作を改善しました
日別業務データ登録画面で、連続する時間帯の業務データを一括で割り当てられるようになりました。
設定画面
-
日別業務データ登録画面:
- 日別データ画面で、所属を1つ選択して表示 > [日別スケジュール設定] > [日別業務データ]タブ > [編集]
※ 上記メニューは、設定 > その他 > オプション > スケジュール設定カテゴリ > シフト管理機能 が「使用する」になっている場合に表示されます。
- 日別データ画面で、所属を1つ選択して表示 > [日別スケジュール設定] > [日別業務データ]タブ > [編集]
従来は、時間帯ごとにチェックボックスをクリックする必要がありました。
本リリースによって、連続する時間帯のセルをドラッグ&ドロップすることで、業務データを一括で割り当てられるようになりました。
詳細は「従業員ごとに日別の業務予定を管理する方法(業務管理機能)」のヘルプページをご覧ください。
シフトアラート機能が実装されました
シフトを作成する際には、時間帯ごとの配置や人数、従業員の希望時間などを考慮する必要があります。
時間帯別業務目標と時間帯別業務予定人数との差異、従業員の勤務希望時間と勤務予定時間との差異をアラート表示することで、シフトを適切に作成できるようになりました。
※ シフトアラートは、設定 > その他 > オプション > スケジュール設定カテゴリ > シフト管理機能 が「使用する」になっている場合に表示されます。
シフトアラートの種類
「時間帯別業務目標アラート」と「勤務希望時間差異アラート」が実装されました。
-
時間帯別業務目標アラート:
- 各時間帯の業務ごとに必要な従業員の人数を把握するアラートです。
- 時間帯別業務目標と時間帯別業務予定人数の差異をアラートとして表示します。
-
勤務希望時間差異アラート:
- 従業員の希望に沿ったスケジュールが組まれているかを把握するアラートです。
- 勤務希望時間と勤務予定時間の差異をアラートとして表示します。
シフトアラートの表示画面
アラートがある場合、以下の画面に表示されます。
-
スケジュール管理:
- スケジュール管理画面の一覧上部にシフトアラートの行が追加されました。
※ 所属を1つだけ選択して表示している場合に表示されます。 - なお、シフトアラートのアイコンをクリックすると、選択した列のシフトアラートが別ウインドウで開きます。
- スケジュール管理画面の一覧上部にシフトアラートの行が追加されました。
-
日別スケジュール:
- 日別スケジュール画面(日別データ画面で、所属を1つ選択して表示 > [日別スケジュール設定])の上部にシフトアラートが表示されます。
- [編集]をクリックし、日別スケジュール登録画面を表示すると、こちらにもシフトアラートが表示されます。
-
日別業務データ:
- 日別業務データ画面(日別データ画面で、所属を1つ選択して表示 > [日別スケジュール設定] > [日別業務データ]タブ)の上部にシフトアラートが表示されます。
- [編集]をクリックし、日別業務データ登録画面を表示すると、こちらにもシフトアラートが表示されます。
詳細は「「シフトアラート」の原因と対処方法」のヘルプページをご覧ください。
スマートフォンからも複数の時間休の同時申請が可能になりました
これまで、1日のうちで複数回の時間休を取得する場合に、スマートフォンから申請するときは、1度の申請で最大1つの時間休しか申請できませんでした。1つめの申請が承認されてから2つめを申請する必要がありました。これを同時に申請できるようになりました。
申請画面に、[時間単位休暇追加]ボタンが追加されました。
※ スマートフォンのみの対応となります。携帯電話(ガラケー)は対象外です。
また、スマートフォンや携帯電話から時間外勤務申請する際の画面に、当日の出退勤打刻時刻が表示されるようになりました。これによって打刻時刻を参考にしながら時間外勤務を申請できます。
※ スマートフォン、携帯電話(ガラケー)、どちらにも対応します。
詳細は「【従業員画面】時間休取得の申請方法(PC / モバイル)」のヘルプページをご覧ください。
勤怠確認状況を確認できるようになりました
勤怠確認機能をご利用の際に、従業員や管理者が勤怠確認状況を確認できるようになりました。
管理画面
全メニュー > 確認カテゴリ > 締め・勤怠確認状況(※)にて確認できます。
※ 勤怠締め機能を利用していない場合は「勤怠確認状況」と表示されます。
※ 勤怠確認機能を利用していない場合は「締め状況」と表示されます。
また、「勤怠確認」欄をクリックすると、対象所属の各従業員の詳細状況が表示されます。
従業員画面(PC)
タイムカード画面 > [勤怠確認状況]にて確認できます。
※ スマートフォンや携帯電話(ガラケー)は対象外です。
詳細は「「締め・勤怠確認状況」(「締め状況」)の確認方法」のヘルプページをご覧ください。
「深夜所定外」を「深夜所定」として計上できるようになりました
日ごとに計上される「深夜所定外」を自動的に「深夜所定」として計上できるようになりました。
2段階のフレックスタイム制では日ごとに「所定外」「深夜所定外」を計上せず、月の所定労働時間を超過した分を「所定外」「深夜所定外」に計上します。
日ごとの「所定外」は自動的に「所定」に計上する機能がありましたが、日ごとの「深夜所定外」も自動的に「深夜所定」に計上する機能を追加しました。
設定方法
設定 > 従業員 > 雇用区分設定 > 該当雇用区分の [編集] > 深夜労働カテゴリの[詳細] > 「深夜所定外労働時間割当種別」にて、「深夜所定時間にする」を選択して登録します。
詳細は「【フレックスタイム】出退勤予定(コアタイム)超過時間を「所定外時間」や「深夜所定外時間」に計上しない方法」のヘルプページをご覧ください。
有休の初回付与日を従業員ごとに日付指定できるようになりました
有休初回付与日や分割付与日を、従業員ごとに日付指定できるようになりました。CSVインポートでの設定にも対応します。
これによって、有休の初回付与日を「入社日から半年後の1日付」とするなど、より柔軟な設定ができます。
※ 従業員別有休付与設定機能を利用していることが前提です。
※ 本機能を利用するには、「メールサポートを利用する(freee勤怠管理Plus)」のヘルプページを参考に、サポートセンターへ「従業員別の年次有休付与:初回付与日の日付指定」機能の追加をご依頼ください。
設定方法(手入力)
設定 > 従業員 > 従業員設定 > 該当従業員の[編集] > 雇用情報カテゴリの[詳細]を展開 > 有休付与 > [有休付与関連設定]を開きます。
「2. 第1基準日を設定してください(必須)」カテゴリ内に追加される以下の新項目にて、付与日付を指定します。
- 日付指定 [yyyy/mm/dd]に初回付与し、毎年の付与日とする
- 分割付与 > 日付指定 [yyyy/mm/dd]
設定方法(インポート)
従業員データのCSVインポートによって、従業員ごとの有休初回付与日や分割付与日の日付指定を一括登録できるようになりました。
従業員データインポートのレイアウト項目に、以下の項目が新たに追加されました。
- 年次有休:初回付与日(YYYY/MM/DD)
- 年次有休:分割付与日(YYYY/MM/DD)
- 年次有休:分割付与日数
これらの項目を含めてレイアウトを作成してください。インポート操作の詳細は「【インポート】従業員データの一括登録方法(従業員データ[CSV])」のヘルプページをご覧ください。
※ 「年次有休付与:分割付与日」と「年次有休付与:分割付与日数」はセットで利用する必要があります。
設定例:
例えば、入社半年後の1日付で初回付与を行い、かつ入社翌月の1日付で5日を分割付与したい場合、有休付与関連設定画面の「2. 第1基準日を設定してください(必須)」にて、次のように設定します。
【2023年7月15日入社の場合】
-
「日付指定」を選択します
- [2024/01/01]に初回付与し、毎年の付与日とする
-
「分割付与」項目にチェックを入れます
- 入社日から[0]ヶ月後
- 日付指定[2023/08/01]
- 分割付与日数[5]日付与
- 「分割付与日を基準とする」項目にチェックを入れます
※ 労働基準法では、「分割付与(前倒し付与)をした場合、次年度の付与日も繰り上げた期間と同じか、それ以上の期間、法定の基準日より繰り上げなければならない」とされているため、翌年以降の付与は、分割付与日に実施されます。
詳細は「【有給休暇付与機能】初回付与日や分割付与日を日付指定する方法」のヘルプページをご覧ください。
積立有休の積立累積上限日数を200日に引き上げました
本システムでは、失効する「有休」を積み立てて別の休暇として自動付与することができます。
この際の積立累積上限日数は60日でしたが、お客様からの要望により200日に引き上げました。
※ 積立累積上限日数を変更しても、過去に付与された積立有休データには影響しません。
詳細は「失効する「有休」を積立休暇として利用する方法」のヘルプページをご覧ください。
メールテンプレート設定が、機能追加なしで使用できるようになりました
これまで、メールテンプレート設定をご希望の場合は、サポートセンターによる機能追加が必要でした。
管理画面上に設定項目を配置し、機能追加のご依頼なしで使用有無を設定できるようになりました。
設定方法
設定 > その他 > オプション > 申請承認設定カテゴリ > メールテンプレート設定 で「使用する」を選択して登録します。
詳細は「各種通知メールのテンプレート変更方法(メールテンプレート設定)」のヘルプページをご覧ください。
従業員アカウントでも二要素認証が可能になりました
二要素認証は、これまで管理者アカウントのみ可能でしたが、従業員アカウントでも可能になりました。
本機能を利用するかどうかはお客様側で設定できます。
利用する場合、従業員ログイン時にログインID、パスワードを入力後、二要素認証アプリで生成された認証コードを入力することでログインできます。
詳細は「【従業員画面】二要素認証の登録方法(PC)」のヘルプページをご覧ください。
ログイン許可時に、サポートスタッフが貴社のファイルを出力できなくなりました
個人情報保護の観点から、サポートスタッフが貴社環境へのログイン許可をいただいた際に、各種ファイルを出力できなくなりました。
次のファイルが対象です。
- 各画面の「EXCEL」データ
- タイムカード画面での「タイムカード」データ(PDF、Excel)
- エクスポート / インポート > データ出力(エクスポート)の各種データ
- エクスポート / インポート > 申請添付ファイル > 休暇申請の添付ファイル
※ 個人情報が含まれる一部のインポート用テンプレートファイルも対象です。
ファイル内容についてサポートセンターにお問い合わせの際は、お問い合わせフォームより出力ファイルを添付してください。
WebAPI連携で「半休取得時の出勤日数の計上方法」の設定値が連携可能になりました
内部設定「半休取得時の出勤日数の計上方法」の設定値により、WebAPI連携で「出勤日数」を連携する際の対象項目が異なります。
WebAPI連携で内部設定「半休取得時の出勤日数の計上方法」の設定値を連携することで、どちらを対象項目とすればいいか確認できるようになりました。
- 「半休取得時の出勤日数の計上方法:1日」の場合:「勤務回数」が対象項目です。
- 「半休取得時の出勤日数の計上方法:0.5日」の場合:「勤務日数」が対象項目です。
詳細は「【半休】半日出勤の出勤日数を「0.5日」とカウントする方法」のヘルプページをご覧ください。