源泉徴収の対象となる支出取引を登録する

Print Friendly and PDFページを印刷

報酬の支払いの中には、所得税の源泉徴収が必要なものがあります。どの報酬・料金等が源泉徴収の対象となるかは、国税庁のウェブサイトから確認できます。(こちら

源泉徴収の対象となる支払があった場合は、その一部を源泉所得税として控除して預ったことを記帳します。

源泉徴収をした場合は、支払調書を作成する必要がありますが、それも会計freeeで作成できます。支払調書の作成手順は、こちらのヘルプページをご参照ください。

 

例:

私はクライアントです。外部のデザイナーへ仕事を依頼しました。

6月30日に、本体 500,000円+消費税 40,000円分の成果物及び請求書を受領しました。

デザイナーには、7月31日に、源泉所得税 51,050円を控除した488,950円を支払いました。
※ 消費税を含めない金額に対して源泉所得税を計算しているケース

 

目次

サービスの提供が先に完了するケースでは、先に未決済の支出を登録しておき、あとで「決済」を登録する手順で処理しましょう。

 

未決済支出を既に計上していた場合

[取引]→[取引を登録]で、決済ステータスを「未決済」にした支出取引を登録することで、未決済支出が記帳されます。

例の場合は、下図のように取引を登録します。


その未決済支出を消し込む場合、以下のように登録します。
 

「自動で経理」を利用する場合

「自動で経理」では、源泉所得税の控除を自動推測する機能が搭載されています。

もしその内容が正しくなかった場合は、推測内容を削除してから以下の手順で登録します。

1. [未決済取引の消し込み]タブをクリックします。


2. [未決済の取引から選択する]をクリックします。


3. 対象となる未決済支出取引にチェックを入れます。
※ 当該取引が表示されていない場合は、上部の絞り込み欄から条件を指定して絞り込み、取引を表示させます。


4. 控除分を入力するための行(金額の左に▲が付いている行)に、控除された源泉所得税の情報を以下のように入力します。

  • 勘定科目:「預り金」
  • 品目(任意):「源泉所得税(預り分)」
  • 金額:源泉所得税の金額

※ 控除行が表示されていない場合は[控除・マイナス行を追加]をクリックして行を追加してから入力します。

 

5. 入力後、下部に赤字で過不足額が表示されていなければ[登録]をクリックします。

 

手動で取引を登録する場合

「自動で経理」を使わない場合、未決済支出の消し込みと源泉所得税の控除を分けて登録します。

1.[取引]→[取引の一覧]を開き、消し込みたい取引の行をクリックします。


2.[決済を登録]をクリックします。


3.未決済支出の全額を決済登録します。


4.取引の一覧画面の上部にある新規登録欄より、源泉所得税の預り分を収入取引として登録します。

 

事前に未決済の支出を登録していない場合 

サービスの提供完了時に支払いが行われた場合は、出金時に取引を登録することになります。

 

「自動で経理」を利用する場合

  1. [カンタン取引登録]タブを開きます。

  2. 「複数行取引」にチェックを入れます。

  3. [控除・マイナス行を追加]をクリックして、控除分を入力するための行(金額の左に▲が付いている行)を追加します。

  4. 取引本体と源泉所得税控除の取引を以下のように入力します。
    1行目:勘定科目は支払内容に応じたもの(外注費など)/金額は取引本体の金額(例の場合は540,000円)
    2行目:勘定科目「預り金」/品目「源泉所得税(預り分)」(品目で管理したい場合は入力)/金額は源泉所得税の金額(例の場合は51,050円)

  5. [登録]をクリックします。

 

手動で取引を登録する場合

1. [取引]→[取引を登録]より、[詳細登録]をクリックします。 


2. [控除・マイナス行を追加]をクリックして控除分を入力するための行を追加し、取引本体と源泉徴収税の情報を分けて入力して登録します。

※ この場合、決済は「完了」、取引日は出金日となります。

 


参考:源泉所得税を徴収した場合は支払調書を交付しましょう

専門家(弁護士や税理士など)やフリーランスの方などに報酬を支払った場合は、「報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書」を発行して交付する必要があります。交付は、支払い時でも、年度末でもかまいません。 

支払調書の詳細および作成方法については、こちらのヘルプページをご参照下さい。