モバイルSuicaをご利用の方は、利用やチャージの履歴をfreeeに取り込むことができます。
取り込んだ明細は「自動で経理」機能を使って帳簿付けを自動化できますので、経理業務を効率化できます。
※ モバイルSuica、モバイルSuica My JR-EASTは、自動で同期ができず、手動で[口座を同期]ボタンをクリックすることで同期されます。
※ 同期を行う際は、毎回同期ボタンをクリックしてから 3分以内 の画像認証が必要です。
目次
本ページの対象となる電子マネー
本ページの対象となる電子マネーは次のとおりです。
- モバイルSuica
- モバイルSuica(My JR-EAST)
モバイルSuica以外のSuicaカードの取り扱い
モバイルSuicaに移行されていないSuicaカードは 対象外 となります。
モバイルSuica(My JR-EAST)について
JR東日本が運営するMy JR-EAST サービスが2024年9月に終了すると発表されています。
対応の詳細は「My JR-EAST サービスの終了に伴う、モバイルSuica(My JR-EAST)口座の同期について」のヘルプページをご確認ください。
同期設定方法
モバイルSuica口座の登録・同期設定の手順は次のとおりです。
- [口座]メニュー → [口座の一覧・登録]をクリックします。
- 「口座の一覧」 画面が表示されます。
[決済サービス・電子マネー]タブに切り替え、[決済サービス・電子マネーを登録する]ボタンをクリックします。
- 「決済サービス・電子マネーを登録」画面が表示されます。
検索ボックスに「Suica」などと入力すると、「電子マネー」欄へ候補として次の口座が表示されますので、いずれかをクリックします。-
モバイルSuica:
My JR-EASTをご利用ではない場合はこちらをクリックします。 -
モバイルSuica(My JR-EAST):
My JR-EASTをご利用の場合はこちらをクリックします。
-
モバイルSuica:
- 口座登録に続けて連携設定(同期して明細を取得)するかによって、次のいずれかのボタンをクリックします。
-
口座を登録して連携設定に進む:
口座を登録し、続けて同期して明細の取得を行うための設定を行う場合に選択します。 -
連携せず口座登録のみを行う:
一旦、口座の登録のみを行う場合に選択します(手順6)へ。連携設定は後から行うこともできます。
-
口座を登録して連携設定に進む:
- 画面の案内に沿って連携設定を行います。
【ご注意】連携サービスごとの「ログインID」について
モバイルSuicaのログインIDはE-mailアドレス、モバイルSuica My JR-EASTのログインIDはMy JR EAST IDです。ご利用のサービスによってIDが異なりますのでご注意ください。
※ 上図のスクリーンショットは、モバイルSuicaで連携設定を行なった場合の例です。
- ホーム画面左側の「連携サービス・電子マネー」欄に、モバイルSuicaの口座が追加されます。
利用明細を取り込む
モバイルSuicaの利用明細を取り込む手順は次のとおりです。
明細の取得方法について
モバイルSuicaでは定期的な明細の自動取得はできかねます。都度、手動にて明細の取得を行ってください。
- ホーム画面のモバイルSuica口座にて[V](展開つまみ)ボタンをクリックします。
- [口座を同期]ボタンをクリックします。
- 同期が途中まで進行し[口座を同期]ボタンが「確認」という表示に切り替わりますので、 即座に クリックします。
- 手順3の [確認]ボタンが表示されてから3分以内 に、画像に描かれている文字列をフォームに入力し、[同期を再開する]ボタンをクリックします。
- 画像認証が正しく完了すると、同期が自動で再開されます。
※ 同期時、複数のSuicaが検出された場合はエラーが表示されます。その場合は、同期を行いたいSuicaを選択してください。 - エラーが表示されず、「最終同期日時」が表示されれば明細の取り込みは完了です。
同期における注意事項
正しいログイン情報を入力しているのに失敗した場合
- ホーム画面のモバイルSuica口座にて、[確認]ボタンをクリックします。
- トラブルシューティング画面が表示されます。
[モバイルSuicaログインページ]リンクをクリックし、直接ログインできることを確認します。
ブラウザの機能によりログイン情報が自動入力される場合
お使いのブラウザによっては、前回入力したログイン情報を記憶し、それ以降のログインの際に記憶したログイン情報を自動入力する機能があります。
この場合はそのままログインせず、いったんメモ帳などのテキストエディタにログイン情報を書き出し、それらをコピー&ペーストにてご入力の上、ログインをお試しください。 - 手順2で正常にログインできたことを確認し、トラブルシューティング画面に戻ります。
あらためてトラブルシューティング画面側に表示された入力欄に、正しいログイン情報をテキストエディタからコピー&ペーストし、[同期を再開する]ボタンをクリックします。 - 手順3で入力されたログイン情報をもとに同期が開始されます。
自動的にホーム画面へ移動しますので、モバイルSuica口座の[確認]ボタンより 3分以内 に画像認証を行なってください。
3分を経過した後に画像認証を入力した場合
- エラーが表示されるため、一度ホーム画面に戻ります。
- モバイルSuica口座の[V](展開つまみ)ボタンから[確認]ボタンをクリックします。
- [認証画像を取得する]ボタンをクリックし、同期を再度実行します。
- 同期が途中まで進行しますので、再度表示された[確認]ボタンをクリックします。
- トラブルシューティング画面にて再度画像認証を行います。
画像認証が表示されない場合
ホーム画面のモバイルSuica口座にて、[口座を同期]ボタンをクリックしてから3分以内に画像認証作業を行わなかった場合、下図のスクリーンショットのように認証用画像のないトラブルシューティング画面が表示されます。
その場合は、再度[認証画像を取得する]ボタンをクリックし 3分以内 に画像認証を行なってください。
同期した明細における留意事項
明細取得可能期間について
同期を行った日付から最長26週間前までの明細が取得可能です。
モバイルSuicaで取り込んだ明細の帳簿付けの例
明細の取り込み後、モバイルSuica口座の右上のオレンジの数字をクリックすると、「自動で経理」の画面が開き、取引などを登録できます。
登録する内容は、事業/プライベートと収支の区分により異なります。
登録内容の概要は下表のとおりです(詳細は後述)。
事業 |
プライベート |
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支出 |
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収入 (入金) |
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事業目的で交通費や物品購入費用等を支出した場合
[取引登録]タブを開き、支出内容に合わせた勘定科目を選択して、支出取引を登録します。
プライベート目的で交通費や物品購入費用等を支出した場合
個人事業主の場合、プライベートの支出は勘定科目を「事業主貸」として取引を登録します。
法人の場合、役員個人の支出は勘定科目を「役員貸付金」として取引を登録します。
Suicaにチャージを行った場合は、チャージの決済方法(銀行、クレジットカード、現金)によって経理処理の方法が異なります。
チャージの決済元(銀行やクレジットカード)もfreeに登録すると、「自動で経理」処理ができます。
事業用の口座からSuicaにチャージした場合
[口座振替・カード引き落とし]タブを開き、「現金」またはチャージに使った銀行やクレジットカードの口座からの振替として登録します。
こうすることで、「事業用の現金・クレジットカードからSuicaに資金が移動した」ことを登録できます。
※ チャージに使ったクレジットカードの明細を同期している場合、同内容の支出明細が取り込まれてきますが、当該明細を登録してしまうと取引が二重計上となるため[無視]してください(詳しくは「 資金の移動を登録する(口座振替) - 参考:登録銀行口座間の資金移動で振替先の入金明細を「無視」する 」をご参考ください)。
プライベートな口座からSuicaにチャージした場合
個人事業主の場合、プライベートの現金、銀行口座 または クレジットカード等からチャージした場合は、勘定科目「事業主借」の収入取引として登録します。
法人の場合、役員個人の現金、銀行口座 または クレジットカード等からチャージした場合は、勘定科目「役員借入金」の収入取引として登録します。