モバイルSuicaをご利用の方は、利用やチャージの履歴をfreeeに取り込むことができます。
取り込んだ明細は「自動で経理」機能を使って帳簿付けを自動化できますので、経理業務を効率化できます。
目次
- freeeに口座として登録する
- 利用明細を取り込む
- 明細の処理方法について
- 事業上の支出の場合
- プライベートの支出の場合
- 事業用の現金・カードからチャージした場合
- プライベートの現金・カードからチャージした場合
freeeに口座として登録する
1.[口座]→[口座を登録]をクリックします。
2.検索欄に「モバイル」等と入力すると、右側の「決済サービスや電子マネー」欄に「モバイルSuica」「モバイルSuica(My JR-EAST)」と表示されますので、いずれかをクリックします。
- My JR-EAST をご利用ではない場合は、「モバイルSuica」をクリックします。
- My JR-EAST をご利用の場合は、「モバイルSuica(My JR-EAST)」をクリックします。
3.[登録する]をクリックします。
4.モバイルSuicaがfreeeに「口座」として登録されますので、モバイルSuica(またはMy JR-EAST)で利用しているログイン情報を入力し、同期ボタンをクリックします。
ホーム画面の口座一覧に、モバイルSuicaの口座が追加されます。
利用明細を取り込む
1.ホーム画面の口座一覧の、モバイルSuica口座をクリックします。
2.[今すぐ同期]ボタンをクリックします。
3.少し時間が経過すると、ボタンが[画像認証してください]という表示に切り替わりますので、すぐにクリックします。
4.先ほどの[画像認証してください]ボタンが表示されてから60秒以内に、画像に描かれている文字列をフォームに入力して、[保存して同期を再開]をクリックします。
【60秒以上が経過した後に文字列を入力した場合】
①エラーが表示されますので、一度ホーム画面に戻ります。
②口座をクリックして[画像認証のタイムアウト]ボタンをクリックします。
③[同期を再開する]をクリックします。
④再度、上記3〜4の手順を繰り返して画像認証を行います。
5.画像認証が正しく完了すると、同期が自動で再開されます。
ボタンに[今すぐ同期 (日付) 同期成功]と表示されたら、明細の取り込みは完了です。
取り込んだ明細から帳簿付けをする
明細の取り込み後、モバイルSuica口座の右上のオレンジの数字をクリックすると、「自動で経理」の画面が開き、取引などを登録できます。
登録する内容は、事業/プライベートと収支の区分により異なります。
登録内容の概要は下表のとおりです。(詳細後述)
事業 |
プライベート |
|
---|---|---|
支出 |
種類:支出取引 勘定科目:内容による |
種類:支出取引 勘定科目:事業主貸 or 役員貸付金 |
収入 (入金) |
種類:口座振替 振替元:現金・カード口座 |
種類:収入取引 勘定科目:事業主借 or 役員借入金 |
事業上の支出の場合
[カンタン取引登録]タブを開き、支出内容に合わせた勘定科目を選択して、支出取引を登録します。
プライベートの支出の場合
個人事業主の場合、プライベートの支出は勘定科目を「事業主貸」として取引を登録します。
法人の場合、役員個人の支出は勘定科目を「役員貸付金」として取引を登録します。
事業用の現金・カードからチャージした場合
[口座振替・カード引落とし]タブを開き、「現金」またはチャージに使ったカードの口座からの振替として登録します。
こうすることで、「事業用の現金・クレジットカードからSuicaに資金が移動した」ことを登録できます。
※ チャージに使ったクレジットカードの明細を同期している場合、同内容の支出明細が取り込まれてきますが、当該明細を登録してしまうと取引が二重計上となるため[無視]してください。
プライベートの現金・カードからチャージした場合
個人事業主の場合、プライベートの現金・カードからチャージした場合は、勘定科目「事業主借」の収入取引として登録します。
法人の場合、役員個人の現金・カードからチャージした場合は、勘定科目「役員借入金」の収入取引として登録します。