取引先・品目・部門・メモタグは、CSVファイルのエクスポート(出力)・インポート(取込み)をすることができます。
CSVファイルをインポートすることで、大量の取引先・品目・部門・メモタグの一括登録や、freeeの別の事業所への取り込みが可能です。
目次
取引先・品目・部門・メモタグをエクスポートする
[設定]→[バックアップ]→[バックアップを開始する]をクリックすると、csvファイル形式で取引先 ※ ・品目・部門・メモタグを一括でエクスポートし保存することができます。
もしくは、「設定」メニューから「取引先の設定」「品目の設定」「部門の設定」「メモタグの設定」をそれぞれ選択し、開いた画面右上の「インポート・エクスポート」ボタンからそれぞれのデータをエクスポートすることも可能です。
※ 取引先の「取引先コード」項目をエクスポートするには、[設定]メニュー → [事業所の設定] → [詳細設定]タブ → [取引先コード]項目が[使用する] 設定になっている必要があります。
取り込むファイルを準備する
取り込むファイルには、1.取引先をインポートする場合と、2.品目・部門をインポートする場合のファイルがあります。
1. 取引先の詳細インポート
取引先をインポートする場合には、ページ末尾に添付されている取引先インポート用ファイル(partner_import.csv)に必要項目を入力してインポートします。
※プロフェッショナルプラン、エンタープライズプランの方はこちらをご参照ください
列名称 |
条件 |
備考 |
---|---|---|
取引先コード |
任意 |
取引先コードを「使用する」設定の場合のみ必須(詳細) |
名前(通称) |
必須 |
登録する内容(品目、部門、メモタグの場合は30字以内) |
ショートカット1 |
任意 |
(品目、部門、メモタグの場合は20字以内) |
ショートカット2 |
任意 |
(品目、部門、メモタグの場合は20字以内) |
正式名称 |
任意 |
(品目、部門、メモタグの場合は255字以内) |
カナ名称 |
任意 |
取引先の時のみ必要 |
敬称 |
任意 |
(空白でも可)「御中」、もしくは「様」を入力 |
事業所種別 |
任意 |
(空白でも可)「個人事業主」、もしくは「法人」を入力 |
地域 |
任意 |
(空白でも可)「国内」、もしくは「国外」を入力 |
郵便番号 |
任意 |
半角数字で入力(ハイフン可) |
都道府県 |
任意 |
- |
市区町村・番地 |
任意 |
- |
建物名・部屋番号など |
任意 |
建物名、部屋番号を入力 |
電話番号 |
任意 |
半角数字で入力 |
営業担当者名 |
任意 |
- |
営業担当者メールアドレス |
任意 |
半角英数で入力 |
請求書送付方法 |
任意 |
(空白でも可)「メール」、「郵送」、「メールと郵送」のいずれかを入力 |
銀行名 |
任意 |
- |
銀行名(カナ) |
任意 |
- |
銀行番号 |
任意 |
半角数字で入力 |
支店名 |
任意 |
- |
支店名(カナ) |
任意 |
- |
支店番号 |
任意 |
半角数字で入力 |
口座種別 |
任意 |
「普通」、「当座」、「貯蓄」、「納税準備預金」、「その他」のいずれかを入力 |
口座番号 |
任意 |
半角数字で入力 |
受取人名 |
任意 |
- |
受取人名(カナ) |
任意 |
- |
[取引先コードを使用する場合]
取引先コードを使用する設定にしていて、取引先の情報をインポートで一括登録したい場合の受け入れ方法です。インポートの際、2通りの選択肢が表示されます。
- 取引先コードを元にインポート(取引先コードは上書きされません)
- 取引先名を元にインポート(取引先コードを修正したい場合はこちらを選択してください)
用途 | 選択項目 |
---|---|
freeeで未登録の取引先の情報を受け入れファイルから登録したい | 取引先コードを元にインポート(取引先コードは上書きされません) |
freeeで登録済みの取引先コードはそのままで、名称などの情報を受け入れファイルから変更し登録したい | 取引先コードを元にインポート(取引先コードは上書きされません) |
freeeで登録済みの取引先名はそのままで、取引先コードを変更したい | 取引先名を元にインポート(取引先コードを修正したい場合はこちらを選択してください) |
一度のインポート作業につき選択項目はどちらか1つしか選択できかねるため、「選択項目」に相違のある「用途」の組合せで受け入れファイルを作成しないよう、ご注意ください。
[取引先コードを使用しない場合]
既存のタグと同じ名前のデータをインポートした場合、該当タグの内容が上書きされます。
2. 品目・部門のインポート
品目・部門をインポートする場合には、この記事の末尾に添付されているテンプレートシート(tag_import.csv)をダウンロードし、該当する列に情報を登録します。お手元で管理している情報がある場合は、それぞれの列にコピーしてください。なお、既存のタグと同じ名前のデータをインポートした場合、該当タグの内容が上書きされます。
列名称 | 条件 | 備考 |
---|---|---|
種別 |
必須 | 品目、部門、メモタグのいずれか |
名前 | 必須 | 登録する内容(品目、部門、メモタグの場合は30字以内) |
ショートカット1 | 任意 | (品目、部門、メモタグの場合は20字以内) |
ショートカット2 | 任意 | (品目、部門、メモタグの場合は20字以内) |
正式名称 | 任意 | (品目、部門、メモタグの場合は255字以内) |
※(個人)プレミアムプラン/(法人)ベーシック・プロフェショナル・エンタープライズプランをご利用の場合、部門の階層(親部門)を設定することができます。ただし現状、インポートファイルにて階層の設定を行うことはできません。部門のインポート機能にて部門を登録後、[部門の設定]画面にて該当の部門を選択して直接編集を行います。
取引先をインポートする
※プロフェッショナルプラン、エンタープライズプランの方は、取引先ごとに締め日・支払日・入金日の設定が可能です。こちらをご参照ください。
1.「設定」→「取引先の設定」画面を開き、画面右上の「インポート・エクスポート」にカーソルを合わせ、「取引先csvインポート - freee形式」をクリックします。
2. インポートファイルをドラッグ&ドロップし、 ファイルをアップロードします。
※「①インポート設定」は、取引先コードを「使用する」設定の場合表示される項目です。詳細はこちら
3. 読み込まれた内容を確認します。エラー行がある場合は、エラー箇所を適宜修正の上ファイルをアップロードし直す、もしくはエラーを[無視]します。
4. [登録する]を押し、データをfreeeへインポートします。
5. インポートが完了したら、リンクをクリックすると[インポート履歴]画面が更新され、ステータスが確認できます。
品目・部門をインポートする
一括登録する情報をファイルに記入しcsv形式で保存します。
※Excelにfreeeのアドインを追加することで、CSV出力を省略して直接データを取り込むことができます。(詳しくはこちら)
以下「品目」の場合の方法です。
1.[設定]→[品目の設定]から[品目CSVインポート]を選択します。
2. 作成したファイルを選択し、[送信]を押します。
3. [ファイルアップロード中です。しばらくお待ちください。]という表示が出ますので、適宜ページ更新をかけます。
4. 更新されたステータスを確認し[インポートする]を押します。
5. インポートする項目を設定し、[選択した項目をインポートする]を押します。
6. インポートが完了次第メールでお知らせが来ます。メール内のリンクをクリックして、品目の一覧を確認します。
サンプルファイルのダウンロード
※ 「取引先コード」を「使用する」にしている場合、「取引先コード」という名称のデータ列を追加することによってインポートすることができます。インポート方式の指定についてはこちらをご参照ください。
※ プロフェッショナルプラン、エンタープライズプランの方は、取引先ごとに締め日・支払日・入金日の設定が可能です。こちらをご参照ください。
取り込みの際は、以下のファイルごご参照ください。Windowsをご利用の方は、ファイル名に「Windows」が入っているファイルをご覧ください。
- partner_import : 取引先インポート用のテンプレートファイルです。
- partner_sample : 取引先インポート時入力イメージを確認するためのサンプルファイルです。
- tag_import:品目・部門タグのインポート用のテンプレートファイルです。こちらの2行目移行に取り込み内容をご記入ください。
- tag_sample:品目・部門タグのインポート時の入力イメージを確認するための入力サンプルです。