消費税の金額は、「品目ごとの消費税を合計した場合」と、「品目の本体価格を合計してから消費税を計算した場合」とで、その金額が異なることがあります。
その場合は、消費税を直接編集して端数を調整することができます。
事前準備:消費税の計算方法を「税抜経理」に変更する
- [設定]→[事業所の設定]を開きます。
- [詳細設定]タブをクリックします。
- 「消費税経理処理方法」を「税抜経理」に変更します。
この時、「消費税端数処理方法」も適切な計算方法になっているか確認します。(切り捨て・切り上げ・四捨五入から選択できます)
過去に登録した取引の消費税を調整する
例:
取引先より、以下のような請求書を受領し、合計金額を取引として登録した。
(品目) |
(金額) |
商品A |
10,000円(うち消費税 741円) |
商品B |
21,000円(うち消費税 1,556円) |
合計 |
31,000円(うち消費税 2,297円) |
しかし、31,000円の消費税を内税・四捨五入で計算すると2,296円となり、支払った金額と1円ずれるため、それを修正したい。
- [取引]→[取引の一覧]を開きます。
- 消費税を調整したい取引の行をクリックして、詳細を開きます。
- 取引の金額欄の下にある、「消費税を表示」欄にチェックを入れます。
- 表示される消費税欄を直接編集し、[保存]ボタンをクリックします。
取引の登録時に消費税を調整する
- 取引の登録時に消費税の端数を調整したい場合は、「詳細登録」メニューを開きます。
- その中にある「消費税を表示」欄にチェックを入れると、消費税の計算方法(内税or外税)と金額の入力欄が表示されますので、そちらに入力して保存します。