消費税の金額は、「品目ごとの消費税を合計した場合」と、「品目の本体価格を合計してから消費税を計算した場合」とで、その金額が異なることがあります。
その場合は、消費税を直接編集して端数を調整することができます。
事前準備:消費税の計算方法を「税抜経理」に変更する
- [その他設定]メニュー →[事業所の詳細設定]を開きます。
- 「消費税の経理処理」を「税抜経理」に変更します。
この時、「消費税の端数処理」も適切な計算方法になっているか確認します。(切り捨て・切り上げ・四捨五入から選択できます)
過去に登録した取引の消費税を調整する
例:
取引先より、以下のような請求書を受領し、合計金額を取引として登録した。
(品目) |
(金額) |
商品A |
10,000円(うち消費税 909円) |
商品B |
17,000円(うち消費税 1,545円) |
合計 |
27,000円(うち消費税 2,454円) |
- [取引入力]メニュー →[収入・支出形式(取引の一覧・登録)]を開きます。
- 消費税を調整したい取引の行をクリックして、詳細を開きます。
- 取引の金額欄の下にある、「消費税を表示」欄にチェックを入れます。
- 表示される消費税欄を直接編集し、[保存]ボタンをクリックします。
取引の登録時に消費税を調整する
- 取引の登録時に消費税の端数を調整したい場合は、[詳細登録]ボタンをクリックします。
- その中にある「消費税を表示」欄にチェックを入れます。
- 消費税の計算方法(内税or外税)と金額の入力欄が表示されますので、そちらに入力して保存します。