対象プラン
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法人プラン | |||
個人プラン | スターター | スタンダード | プレミアム |
保有する不動産を貸し付けて収入を得ている場合、その不動産を固定資産台帳へ登録する時は、不動産収入を得るために貸しつけている割合を「不動産貸付割合」として入力します。
固定資産の詳しい登録方法については、「【個人】固定資産を登録する(固定資産台帳)」のヘルプページをご覧ください。
本記事は【個人】プラン向けのヘルプページです。
目次
固定資産台帳への入力
その他、事業所得用に使っている部分がある場合には、「事業利用割合」へ入力を行い、「不動産貸付割合」、「事業利用割合」、「プライベート割合」それぞれを合計して100%となるようにします。
【例】プログラム開発業(事業所得)と不動産賃貸業(不動産所得)がある場合
[モデルケース]
100部屋ある建物を次のように利用した。
- 居住用:1部屋
- プログラム開発業用:4部屋
- 不動産賃貸業用:95部屋
[固定資産台帳への各比率の入力例]
- 事業利用割合:4(%)
- 不動産貸付割合:95(%)
※ 「居住用:1部屋(1%)」は入力不要です。
固定資産台帳の各項目の詳細と登録方法は、「【個人】固定資産を登録する(固定資産台帳) - 固定資産台帳への登録内容」をご確認ください。
仕訳の確認
「【例】プログラム開発業(事業所得)と不動産賃貸業(不動産所得)がある場合」のモデルケースをもとに減価償却費の割合を定めると、次のような仕訳イメージとなります。
このように、事業用、不動産用、私用がそれぞれ設定した割合どおりに按分された状態の減価償却費仕訳が自動登録されます。
取引日 | 区分 | 摘要 | 借方 勘定科目 |
借方 金額 |
借方 税区分 |
貸方 勘定科目 |
貸方 金額 |
貸方 税区分 |
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2021-12-31 | 償却 | 減価償却費 | 40,000 | 対象外 | 建物 | 40,000 | 対象外 | |
2021-12-31 | 償却 | [不]減価償却費 | 950,000 | 対象外 | 建物 | 950,000 | 対象外 | |
2021-12-31 | 償却 | 事業主貸 | 10,000 | 対象外 | 建物 | 10,000 | 対象外 |
自動登録された減価償却仕訳は、「仕訳帳」画面の他、「固定資産台帳」の詳細画面から確認することができます。