源泉徴収税額を確認するには、国税庁が発表している源泉徴収税額表を確認しますが、そこには甲・乙・丙欄というものがあります。
ここでは、それらの意味と違いについてご紹介します。
源泉徴収税額表の甲・乙・丙欄について
毎月の所得税は、国税庁が出している給与所得の源泉徴収税額表をみて計算します。
※ 甲欄の場合は、電算機特例方式の計算にも対応しています。
以下は、源泉徴収税額表の甲・乙・丙欄についての説明です。
区分 | 内容 |
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甲 | 「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」の提出がある方に適用されます。主たる給与の支払先であればこちらが適用され、大半の従業員の場合に甲欄を適用します。 |
乙 | 「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」の提出がない場合に適用します。 2か所以上から給与を貰っていて、別の会社で「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を提出している従業員に対して乙欄を適用します。 |
丙 | 日額表だけに表示されます。日雇賃金を支給し、2ヶ月を超えて連続して雇用しない従業員を対象とします。 |
源泉徴収月額表は、国税庁の以下のページから確認できます。