除却とは固定資産を取壊したり、廃棄することをいいます。freeeでは、固定資産台帳に「除却」の登録をすると、自動で除却処理を行うことができます。
固定資産を除却する際は、損金経理するための証拠となるよう、処分した事実と日付がわかるものを保存しておきましょう。
目次
固定資産の除却方法
1.[決算](または[確定申告])→[固定資産台帳]を選択すると、固定資産の一覧が表示されます。
2. 固定資産の一覧から、除却したい固定資産の行をクリックします。
3. 固定資産の詳細から、[除却]ボタンをクリックします。
4. 「固定資産を除却する」画面が表示されます。各項目を選択して[除却する]ボタンをクリックします。
項目 | 内容 | |
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① | 期中の減価償却 |
除却日までの期中の減価償却をどのように取り扱うかを選択します。
|
② | 除却した日 | 除却した日付を入力します。 |
③ | 除却の仕訳の自動作成 | チェックを入れた場合、「固定資産除却損」勘定(個人事業の場合は「雑損失」勘定)による除却仕訳が自動で計上されます |
5. 除却をした日までの減価償却費と固定資産除却損(個人事業の場合は雑損失)が自動で計算されました。
※ 上記は、月次で償却費を計上する設定の場合の表示です。
資産の除却後に「固定資産台帳」画面と「固定資産台帳の詳細」画面に、「除却済」と表示されます。
参考:仕訳承認フローを有効にしている場合の注意点
仕訳承認フローを有効にしている場合、固定資産の減価償却・除却、在庫棚卸等の仕訳については作成時「未承認」状態となり、会計帳簿への反映に際して承認の操作が必要となります。
仕訳承認フローの詳細については、以下のヘルプページをご覧ください。