輸入を記帳する

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輸入取引の登録では、細かい税区分の設定が必要になります。通関業者から受領したインボイスを手元に用意して、落ち着いて入力していきましょう。(税区分についてのヘルプページはこちら

※ 輸出についてのヘルプページはこちら

 

目次

  1. 輸入の処理の留意点
  2. 輸入用の税区分を使用できるよう設定を変更する
  3. 輸入用の勘定を追加する
  4. 「取引を登録」からの処理例
  5. 参考:関税と消費税の課税の元となる金額について

 

輸入の処理の留意点

輸入では「保税地域から外国貨物を引き取ったとき」に消費税が徴収されます。したがって、輸入手続きを行った業者が消費税を立て替えており、後から消費税分は請求される形となります。

輸入時に支払った消費税額を消費税申告書に反映させるため、freeeへ取引登録をする際には税区分を分けて処理します。

輸入にかかる費用のそれぞれの内容については、通関業者から受け取ったインボイスを元に入力する形となります。

内容 想定される勘定 税区分
仕入高、保険料、
運賃、関税
仕入高、
輸入仕入高
「課対輸本」など”輸本”の税区分
消費税 仕入高、
輸入仕入高、
(税込経理の場合)
仮払消費税
(税抜経理の場合)
国税分を「課対輸税8%」などの”輸税”、
地方消費税分を「地消貨割8%」として分けて処理
通関料 仕入高、
輸入仕入高、
「対象外」
国内でかかる
手数料や運賃
仕入高、
荷造運賃、
支払手数料
「課対仕入8%」、「共対仕入8%」等

「課対輸税」などの"輸税"の税区分で処理した消費税額は、「課税貨物に係る消費税額」として「消費税集計表」や消費税申告書の付表2へ反映されます。

 

輸入用の税区分を使用できるよう設定を変更する

初期設定では輸入で用いる税区分が使用できないため、税区分の設定を変更します。

[設定]→[税区分の設定]を開きます。

 

輸入に関連する税区分の「編集」ボタンをクリックして、使用する設定に変更し保存します。

 

非課税売上がない場合、「課対輸本」、「課対輸税」、「地消貨割」、の3つの税区分を使えるように設定したら十分です。

 

輸入用の勘定を追加する

輸入取引の数が多い場合、取引登録時の税区分選択を省略できるよう、税区分だけが異なる勘定科目を新規に作成することがオススメです。勘定の追加方法の詳細については、こちらからご確認下さい。

基本的には、既存の勘定科目「仕入高」と同じカテゴリー・表示名(決算書)にします。
(法人は「当期商品仕入」カテゴリーの「当期商品仕入高」、個人は「売上原価」カテゴリーの「仕入高」とします。)

「輸入仕入高」の追加例

 

「輸入消費税(国税)」の追加例(税込経理の場合)

 

「取引を登録」からの処理例

1. 仕入先からの請求分

[取引]→[取引を登録]にて、支払い分を「輸入仕入高」として処理します。

 

※ 「仕入高」勘定で処理する場合は、[詳細登録]を用いて税区分を「課対輸本」に変更して登録します。

 

 

2. 通関業者からの請求分

[取引]→[取引を登録]にて、「詳細登録」ボタンをクリックします。

 

複数行に分けて項目を処理します。
内国分のサービス料や運賃にかかる支払った手数料等が存在する場合、「課対仕入」等の内国仕入と同様の税区分を用いる必要があります。通関業者からの請求書の内容を確認しながら処理内容を検討します。

例:税込経理で、消費税分を仕入に含めて処理する場合

例:税抜経理の場合

 

参考:関税と消費税の課税の元となる金額について

関税

CIF価格(千円未満切捨て) × 関税率 = 関税額(百円未満切捨て)

※ CIF価格とは、Cost, Insurance and Freight(コスト、インシュランス アンド フライト)を差し、「運賃・保険料込みの価格」です。

 

消費税

(CIF価格(千円未満切捨て) + 関税(千円未満切捨て))× 消費税率 = 消費税額(百円未満切捨て)

関税を含めた額に対して消費税がかかるので、関税の税区分も「課対輸本」となります。