対象プラン(法人)
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新プラン | スタンダード | アドバンス | エンタープライズ |
旧プラン | ミニマム | ベーシック | プロフェッショナル | エンタープライズ |
対象プラン(個人) | スタンダード | プレミアム | ||
その他 | freee経理 | freee支出管理 経費精算Plus | freee支出管理 Full | freee請求書 アドバンス |
freee会計の「月締め」画面では、特定の日付までの記帳を締めることができます。
締められた期間は、その期間内の日付で仕訳(取引・口座振替・決済など)を登録・編集・削除することができなくなります。
また、管理者以外の記帳を締める「仮締め」も行うことができますので、締め作業を更に効率的に進めることができます。(仮締めは一部のプランのみご利用いただけます。)
仮締めと本締めをご利用いただけるプラン
仮締めと本締めがご利用いただけるプランについてご紹介いたします。
プラン |
仮締め |
本締め |
|
---|---|---|---|
個人 |
スターター |
☓ |
☓ |
スタンダード |
☓※ |
◯ |
|
プレミアム |
◯ |
◯ |
|
法人 |
ミニマム |
☓※ |
◯ |
ベーシック |
☓※ |
◯ |
|
プロフェッショナル |
◯ |
◯ |
|
エンタープライズ |
◯ |
◯ |
|
法人
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ひとり法人 |
☓※ |
☓※ |
スターター |
☓※ |
☓※ |
|
スタンダード |
☓※ |
◯ |
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アドバンス |
◯ |
◯ |
|
エンタープライズ |
◯ |
◯ |
※印がついているプランについては、アドバイザーによる仮締めまたは本締めが可能です。仮締め(本締め)の実行 / 解除を行う場合は、アドバイザーに依頼して行ってください。
また、同プランで、アドバイザーが仮締めをした場合、権限が「管理者」であるメンバーであっても取引の修正はできません。
仮締めを行う
仮締めされた期間は、管理者とアドバイザーのみ仕訳を登録・編集・削除できます。(=管理者権限と月締め画面を開けるメンバーであれば登録・編集・削除が行えますのでご留意ください。)
- [決算申告]または[確定申告]メニューの、[月締め]を開きます。
- 仮締めを行う月を選択し、その月のカレンダーを表示します。
例えば4月〜3月の会計期間のうち5月までを締めたい場合は、5月を選択します。
- 締め日をクリックし、表示されるボタンのいずれかをクリックします。
[この日までの未登録仕訳を表示]をクリックすると、「仕訳帳」画面が開いて、クリックした日付までの未登録仕訳を確認できます。(未登録仕訳についてはこちら)
[この日まで仮締めする]をクリックすると、月締め権限を持たないメンバーは、それ以前の日付の仕訳を登録・編集・削除できなくなります。
(仮締めされた期間は、表示が青色に変わります)
本締めを行う
本締めされた期間は、すべてのメンバーが仕訳を登録できなくなります。
仮締めをご利用の場合は、先に仮締めを行ってから、本締めを行います。仮締めされた期間は青色で表示されています
- [決算申告]または[確定申告]メニューの、[月締め]を開きます。
- 本締めを行う月を選択し、その月のカレンダーを表示します。
例えば1月〜12月の会計期間のうち5月までを締めたい場合は、5月を選択します。
- 締め日をクリックし、[この日まで本締めする]ボタンをクリックします。
クリックした日付までの期間が本締めされ、すべてのメンバーはそれ以前の日付で仕訳を登録・編集・削除できなくなります。
(本締めされた期間は、表示が灰色に変わります)
締めを解除する
仮締め・本締めは、後から解除することができます。
締めを解除する場合は、解除する期間の開始日を指定します。
- [決算申告]または[確定申告]メニューの、[月締め]を開きます。
- 本締めを解除する期間の開始日のカレンダーを表示します。
例えば本締めされている1月〜5月のうち4月〜5月の本締めを解除したい場合は、4月を選択します。 - 締めを解除する期間の開始日をクリックし、[この日以降の本締めを解除する]ボタン(または[この日以降の仮締めを解除する]ボタン)をクリックします。
※ 本締めを仮締めに直接戻すことはできません。
クリックした日付以降の期間の締めが解除され、すべてのメンバーは再度仕訳を登録できるようになります。
参考:仮締め・本締め・年度締めの違い
freeeには「年度締め」機能もありますが、「月締め」画面で行う「仮締め」「本締め」とは以下のように異なりますのでご注意ください。
仮締め |
本締め |
年度締め |
説明 |
|
---|---|---|---|---|
実行する画面 |
「月締め」画面 |
「年度締め」画面 |
||
仕訳を編集できない |
「月締め」を |
全員 |
全員 |
|
会計期間の変更 |
× 変更されない |
× 変更されない |
○ 変更される |
会計期間を変えるには年度締めを行います。 月締めを12ヶ月分行っても会計期間は変更されません。 |
繰越のための |
× 作成されない |
× 作成されない |
○ 作成される |
年度締めは自動で繰越仕訳が作成され、各種残高が翌年度に繰り越されます。 |
※仕訳を編集できない期間は、以下の作業ができなくなります。
- 発生日が締め日以前の、取引と口座振替の登録・編集・削除
※ 手動での登録、自動で経理、自動登録ルール、請求書、経費精算、ファイルボックスからの取引登録と、振替伝票からの未決済取引登録を含みます。
※ 開始残高の設定画面からの未決済取引の登録は行うことができます。 - ファイル添付は締め後も引き続き行えますが、ファイル解除はできなくなります。
- 固定資産の償却額の編集、資産の除却、売却、削除
- 家事按分の登録
- 在庫棚卸(月末で登録する、あるいは登録した場合)
- 確定申告書類の作成メニュー内の「貸倒引当金繰入額」の計算
なお、個人事業主の方は開始年度を変更した場合、法人の方は会計期間の期首日を変更した場合は、月締めの設定がリセットされますのでご注意ください。
参考:仮締め・仕訳承認フローの違い
freee会計の(個人)プレミアムプラン/(法人)アドバンスプラン以上(または旧プロフェッショナルプラン以上)をご利用の方は、特定のメンバーの記帳内容を承認制にして、管理することができます。(仕訳承認フロー)
「仕訳承認フロー」と「仮締め」は、管理者以外の記帳内容を管理するための機能という点では共通ですが、下表のような違いがあります。
事業所の業務フローに合った機能を使用しましょう。(併用することも可能です)
仕訳承認フロー |
仮締め |
|
---|---|---|
ひとことで言うと |
「各仕訳を承認する」機能 |
「ある期間のすべての記帳を制限する」機能 |
被管理者 |
「仕訳承認フロー」申請経路の承認者に含まれないメンバー |
月締めの操作権限を持たないメンバー |
管理者 |
仕訳帳の操作権限を持つメンバー |
月締めの操作権限を持つメンバー |
業務フロー |
1.被管理者 2.管理者 |
1.管理者 2.被管理者 |
備考 |
「仮締め」されている期間内の「未登録」仕訳は、仮締め後でも「登録」できます。 「未登録」仕訳が残っている状態では、「本締め」を行うことができません。 |