対象プラン
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新プラン | ミニマム | スターター | スタンダード | アドバンス |
旧プラン | ミニマム | ベーシック | プロフェッショナル | エンタープライズ |
本ページでは、freee人事労務で行う労働保険の年度更新についてご紹介します。
※ 労働保険制度については、厚生労働省「労働保険制度(制度紹介・手続き案内)」のページをご覧ください。
※ 電子申請の手順については、「労働保険の年度更新を電子申請で提出する」のヘルプページをご覧ください。
freeeで労働保険の年度更新を行うメリット
freee人事労務で労働保険の年度更新を行うと、簡単に保険料を自動計算でき、計算結果をそのまま転記することで申告書が完成します。
- freeeで確定した給与明細は自動で集計
- 保険料はfreeeが自動で計算
労働保険の年度更新に関する会計処理については、「【法人】労働保険の年度更新について(毎年7月)」のヘルプページをご覧ください。
freeeでの年度更新に合っていないケース
以下の場合は、freee上で年度更新の計算を行うことができません。
- 建設業の方など、複数の申告書を作成する場合
- メリット制等の対象となっており、保険料率の小数点以下3桁目の指定が必要な場合
- 保険料率が0の場合
- 事業を廃止した場合(対象となる労働者がいなくなった場合も含む)
詳しくは、厚生労働省「令和6年度 労働保険年度更新 申告書の書き方(継続事業用)」をご覧ください。
freee人事労務で行う労働保険の年度更新の流れ
主な操作の流れは以下となります。
詳しい操作手順は、「労働保険の金額を計算する・申告書で申告する」のヘルプページをご覧ください。
1. 労働保険料の金額を計算する
freee人事労務では、以下の項目を入力することで、申告に必要な各種金額を自動計算します。
入力する主な項目
- 対象年度中に支払いが確定した賃金(freee人事労務で給与明細を確定した分については自動で入力されます)
- 保険料率(労災保険・雇用保険)
- 申告済み概算保険料額
自動で計算される主な項目
- 当年度の確定保険料
- 翌年度の概算保険料
- 納付 または 還付の金額
年度更新のオープン時期は例年5月頃を予定していますが、決まり次第お知らせします。
2. 申告書に転記する
「1. 労働保険料の金額を計算する」で計算した画面上の数字を申告書に転記し、労働保険の年度更新の申告書(労働保険 概算・増加概算・確定保険料申告書)を作成します。
freeeの画面表示は申告書様式と対応しているので、表示通りに転記することで、申告書が完成します。
年度更新の各値の集計ロジックについて
年度更新の各値の集計ロジックについては、下記の通りです。
常時使用労働者数(労災保険対象者数)
各月の対象者数の合計を対象期間の月数で割った平均(小数点以下切り捨て)が「常時使用労働者数(労災保険対象者数)」です。
各月の対象者数は、次の①②の両方を満たす従業員/役員になります。
- ① 以下いずれかに該当する従業員/役員である
- 雇用保険加入者、かつ役員以外の従業員(常用労働者)
- 雇用保険加入者、かつ役員(役員で従業員扱いの者)
- 雇用保険未加入者、かつ役員以外の従業員(臨時労働者)
- ② 賃金支払額が1円以上、または雇用保険の支払いがある
雇用保険被保険者数
各月の対象者数の合計を対象期間の月数で割った平均(小数点以下切り捨て)が「雇用保険被保険者数」です。
各月の対象者数は、次の①②の両方を満たす従業員/役員になります。
- ① 以下いずれかに該当する従業員/役員である
- 雇用保険加入者、かつ役員以外の従業員(雇用保険の被保険者資格のある労働者)
- 雇用保険加入者、かつ役員(雇用保険の被保険者資格のある役員)
- ② 賃金支払額が1円以上、または雇用保険の支払いがある
算定基礎額 - 労災保険分
常時使用労働者(労災保険対象者)の以下の金額を合計した額の千円未満を切り捨てた金額です。
- 給与の場合:基本給+残業手当+労働保険料の計算に含まれる手当
- 賞与の場合:賞与額+労働保険料の計算に含まれる手当
算定基礎額 - 雇用保険分
雇用保険被保険者の以下の金額を合計した額の千円未満を切り捨てた金額です。
- 給与の場合:基本給+残業手当+労働保険料の計算に含まれる手当
- 賞与の場合:賞与額+労働保険料の計算に含まれる手当